7日の日経平均 16,473.36
国内主要指標指標/指数 現在値 前日比日経平均 16,473.36 +102.08 (+0.62%) TOPIX 1,622.77 +7.60 (+0.47%)JASDAQ平均 2,103.79 +3.47 (+0.17%)JASDAQ指数 86.57 +0.20 (+0.23%)マザーズ指数 1,159.80 -6.71 (-0.58%)ヘラクレス指数 1,856.83 -7.20 (-0.39%)7日の東京市場は続伸。日経平均は一時16500円台を回復する場面も見られたが、引けにかけてやや伸び悩んだ。業種別では、ゴム、保険、電気機器、その他金融、食料品などが値上り率上位。その一方で、水産・農林、電気・ガス、非鉄金属、建設、サービスなどが軟調に推移した。売買代金上位はみずほ、キヤノン、トヨタ、新日鉄、ソフトバンク、ソニーなど。 寄付き前の外資系証券の注文動向は大幅な買い越し観測。これを手掛かりに終日堅調な推移となった。日経平均は11月7日以来、1ヵ月ぶりに16500円台を回復する場面も見られたが、引けにかけ伸び悩んだ。明日の注目イベント(メジャーSQの算出、GDP改定値、機械受注)を控えて、様子見ムードが漂ったと思われる。明日は寄付き前に7-9月GDP改定値、14時に10月機械受注が発表される。GDP改定値は、週初発表の法人企業統計で設備投資が市場予想を下回る伸びに留まったことで下方修正が濃厚。速報値の+2.0%に対して、+1.1%程度(市場予想)に引き下げられる見通し。また、10月機械受注の市場予想は前月比+6.2%程度となっている。機械受注の直近の動向を振り返ると、11月発表の9月統計は-7.4%(市場予想は+2%程度)、10月発表の8月統計は+6.7%(市場予想+11%程度)、9月発表の7月統計は-16.7%(市場予想は-5.5%程度)と、3ヵ月連続で市場予想を大幅に下回る着地となり、失望売りを浴びた経緯がある。足元では、鉱工業生産、景気動向指数とポジティブなマクロ指標が散見され過度な景気減速に対する警戒感は薄れつつあるが、GDP改定値、機械受注ともに期待を裏切る結果となれば、復調気配の株式相場に水を差す公算は大きい。その反面、大幅に上回ることになれば、年内利上げの観測が強まる可能性もあるため、予断は許さないだろう。≪NY株式相場は利益確定の売りが優勢となり3日ぶりに小幅反落≫□ダウ平均 :12309.25(▼22.35.)□ナスダック : 2445.86(▼ 6.52)□日経225先物:16405 (△ 5:大証比)□為 替 : 115.20-30□金価格 : 635.90(▼12.00)□WTI原油先物: 62.19(▼ 0.24)□売り :2570万株□買い :5220万株□買越し:2650万株市場では、「スプレッド・マーケットでは(先物12月物と来年3月物とが)順ザヤで上を買い、ロールオーバー(乗り換え)しやすい。ただ、現物マーケットでは全体的に強いとは言い難く、局所的に指数を押し上げている感じ」(オンライン証券<値上がり>No. 銘柄名 コード 現在値 前日比1 高田機 5923 481 392 高砂熱 1969 1119 813 Sケミファ 4109 4240 2804 林兼産 2286 167 115 レナウン 3606 1262 826 スズケン 9987 4330 2807 山口FG 8418 1292 778 タカキュー 8166 488 289 日東電 6988 6350 34010 ITFOR 4743 698 35<値下がり>No. 銘柄名 コード 現在値 前日比1 T&Gニーズ 4331 114000 -80002 日本セラテク 5345 325000 -150003 大東建 1878 5780 -2304 松田産業 7456 2480 -905 広済堂 7868 617 -226 カカクコム 2371 365000 -130007 カプコン 9697 1999 -668 東都水 8038 378 -129 日東網 3524 229 -710 アルペン 3028 3680 -110 ○日本光電(前場終値2,490円+80円)急反発し、16年4ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。11月20日の中間決算発表で通期見通しを上方修正したことなどを背景に買い進まれていた。○T&Gニーズ(前場終値114,000円-8,000円)野尻社長に対する週刊誌の記事を嫌気。会社側では事実無根と声明を発表している。○高砂熱学(前場終値1,110円+72円)大幅続伸。CSが「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1,010円から1,180円に引き上げたことを手掛かりとしている模様。業績の回復に加えて、株主還元が株価を下支えすると。○スズケン(前場終値4,270円+220円)続伸。日興シティが「3H」から「2H」に引き上げたことが材料視されている。目標株価も4,000円から4,400円に引き上げられている。○JT(前場終値536,000円+31,000円)上伸。英たばこ大手のギャラハーに対して、買収に発展するアプローチをした可能性があると報じられたためで、国際展開への期待感かわ買われている。○エルピーダ(前場終値5,700円+60円)反発。一部報道で、台湾に新工場を建設すると伝えられる。現地メーカーの力晶半導体との合弁事業とする方向で最終調整に入ったと。○メディシノバ(前場終値1,200円+140円)続伸。6日に米・ナスダック市場から上場承認を受けたと発表。海外投資家に対しての利便性を高めるのが狙い。大証ヘラクレス市場の上場は従来どおり維持する。○OHT(前場終値1,160,000円+30,000円)しっかり。今4月期見通しを上方修正。連結経常利益は従来予想3億300万円から3億3,100万円(前期比24%増)に増額。ガラス基板検査装置の出荷数量が計画を上回った。○焼肉屋さかい(前場終値500円-2円)今3月期見通しを下方修正。単独経常損益を従来予想8,000万円の黒字から2億7,000万円の赤字に減額。キャンペーン効果などで来客数は伸びたものの、売り上げに結びつかなかったことなどから見直しを行ったもの。○TTG(前場終値20円+1円)過去5期分の財務諸表を訂正を発表したことを受け、ジャスダックではこの日付けで整理ポストに割り当て、1月7日付けで上場廃止にすると発表。ただしすでに監理ポストに割り当てられていたことなどから、狼狽売りは出ていない。○東日ハウス(前場終値196円-12円)4日続落。金融庁が同社に対し、有価証券報告書に虚偽記載があったとして、200万円の課徴金を納めるよう命令。○本日のIPO燦キャピタル 670,000円買い気配(公開価格450,000円)、ジャパンインベスト初値148,000円(公開価格150,000円、前場終値円)、ニフティ初値206,000円(公開価格210,000円、前場終値円) 昨日の日経平均株価は、16371.28円+105.52と3日ぶりに反発。一旦16401円まで上値を伸ばし、11月安値15615円(27日)からの上昇トレンドがあらためて確認された。上値の最初の目途は16410円水準。ここには、10月高値16901円(24日)~11月安値までの下落幅の61.8%戻し16410円や、9月の高値16414円(4日)がある。これを上回ると、11月高値16512円(7日)が節目となるが、同時に10月高値も意識されてこよう。なお、16300円台後半は10月末からは強いレジスタンス・ラインで、本日も終値では突破できなかった。そのため、今月に入ってからは、ほぼ16200円~16400円のレンジでの保ち合いといえる状況である。しかし、これを上回ると、逆にこのレンジが今後のサポートになる可能性が高い。一方、下値は12月4日の安値16185円を下回ると、同6日の高値16401円が目先では天井となる。その場合、11月29日高値16126円~同30日安値16152円のマドが最初のサポート。しかし、これを埋めると、15615円~16401円までの上昇分の50%押しなどがある16000円水準が、下値の目途になりそうだ。・イラク米軍戦闘部隊、08年3月メド撤収の報告書 超党派が提言・11月末の東京都心のオフィス空室率2.3% 3%割れ9カ月連続・ジャスダック取引所、TTGを1月7日に上場廃止 ・エルピーダ、台湾に半導体新工場 合弁で最終調整、8千億円負担・川崎汽船 韓国大手海運と株の持ち合い ・移転価格税制、納付猶予で二重払い防止 自民税調、運用見直し方針・道路整備で与党「中長期の計画」明記要求 財源問題、あすにも決着・地銀、9月中間最終益2.3%減――融資伸び悩み・住宅優遇税制、軒並み延長 自民税調方針 個人の税負担増を回避・上場する地銀89行の9月中間、最終益2.3%減 融資伸び悩み ・電機・自動車、賃上げ要求へ 電機は昨年並み「2千円以上」 ・米投資ファンドのスティール、日清食株買い増し――8.75%保有に上昇・丸井、定休日を拡大 年2日を10日程度に 人材確保へ削減転換・川崎汽船、韓国の韓進海運と株式持ち合い コンテナ船提携拡大・ブリヂストン、米再生タイヤ最大手を1200億円で買収・三井物産、ブラジルで地下鉄事業 現地企業に10%超出資・帝人、高機能樹脂を中国で増産 110億円投じ年産能力6割増 ・森精機、タイで工作機械生産――30億円投じ普及機種・薄型TVの国内市場、プラズマ苦戦 液晶が大画面で攻勢 民間調査・松下、フルHDのプラズマTVを北米で来春発売 デジタル化にらむ・11月の新車販売ランキング、ダイハツ「ムーヴ」2年ぶり首位・オンワードなど、欧州の衣料ブランドを日本で生産し欧米に輸出・コベルコ建機と伊藤忠、インドに建機販社 現地生産も視野に・SBI、中国でベンチャー投資へ――清華大とファンド組成・伊藤忠など、インドに建機販社を設立――現地生産も視野に・丸紅、タイのタイヤ販売大手ビークイック買収 アジアで販売網構築・住友林、介護施設運営に参入・ワタミ、香港に和食の定食店――5年で30店目指す・ファストリ社長、「来年、パリに大型店」――M&A加速・NTTドコモ、11月の携帯契約増減数が初の純減――auへ若者層流出・Jパワー、外資が「買い」――株主比率40%と急増・三井金、亜鉛建値上げ――LME相場上昇を反映・東ガス、株主配分を強化――配当と自社株買い「総分配」6割以上に・JAL、下期の資産売却益100億円に ホテルや社宅など・良品計画、欧州に新統括会社設立――4カ国の資金を一元管理・倉庫大手4社、今期軒並み営業増益 不動産事業が好調・楽天地、2―10月期純利益10%減――固定資産除去損の計上で・新規公開 ニフティ 公開価格21万円 ジャパンインベストG・PLC 公開価格15万円 燦キャピタルマネージメント 公開価格45万円