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旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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2015年12月18日
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年末の忙しさで更新が滞り、仙台市地下鉄東西線が開業してからもうすぐ2週間経とうとしていますが、開業初日に様子をお届けしています雫

「仙台市営地下鉄東西線開業初日」レポ1回目は、こちら
初めての方も、もう忘れちゃったよ…という方も、1回目へは↑戻れますのでご覧くださいませ。

「国際センター駅」で撮り鉄した後は、一気に、東の終点まで乗りました。
一気に…といっても20分かかるかかからないか程。


荒井駅駅舎
荒井駅駅舎 posted by (C)Traveler Kazu 

荒井(大成ハウジング本社前)駅T13
荒井駅(あらい)は、起点の八木山動物公園(ベニーランド前)駅から13.9kmの地点にある終点です。
この辺の北側は「六丁の目」、北西側は「卸町」といって(それぞれ、駅ができました)、業務街と住宅街が混在している地味な地域で、余程のことがなければ観光客は訪れないエリア。そして、荒井駅ができたあたりは「田んぼ」だったところで、なんでまたこんな場所に・・・と思った人が多いだろう、地味に地味を重ねた地域です。

ちなみに地代が安いので、この辺のホテルは駐車場が無料。
荒井駅の北側1km程、仙台東ICの近くにある「ホテル シーラックパル仙台」に、以前泊まったことがあります。


宿泊レポ書いてます→こちら

このときは、夜の飲食のためにバスで仙台駅まで出たのですが、非常に遠く感じました。特に、帰路のバスが激混みだったのでなおさら。地下鉄の開業で、地下鉄の駅からはちょっと遠いのですが、心理的距離は近まったかもしれません。
なお、シーラックパル仙台から最寄り駅は「荒井駅」で、徒歩15分とのこと(地図読みでは六丁の目駅でもさほど変わらない気がします)。バスの場合は、荒井駅より4分100円、「六丁の目南町」下車(近くの大きな交差点付近に停車)。


荒井駅駅舎と周辺
荒井駅駅舎と周辺 posted by (C)Traveler Kazu 

駅の周辺はというと、今のところ、ご覧のとおり。
新築中の住宅がぽつぽつと建ち始めたところでした。

なんでこんなところに駅??な謎ですが、駅から海側すぐのところに車両基地が造られたからなんです。また、1駅手前の六丁の目駅周辺の地上は建物が建ってしまっているのですが、荒井駅周辺は御覧の通りなので、バスターミナルなどの整備が比較的容易だったためではと思われますね。

南北線の終点の富沢駅も、何でこんなところに?と思われながら、今や周囲は住宅地ですから、そのうち家が立ち並ぶでしょう。


地下鉄開業で新しく開設されたバス路線
地下鉄開業で新しく開設されたバス路線 posted by (C)Traveler Kazu 

地下鉄開業に合わせて、バス路線が大幅に改編されました。
色々と賛否はあるようですが…。
ちょうどバス乗り場に入ってきたこのバス、地下鉄開業に合わせて期間限定で運行される路線バスだそうで、荒井駅を出て、話題沸騰の「仙台うみの杜水族館」、東北人憧れのショッピングスポット「三井アウトレットパーク仙台港」を経てJR仙石線の「中野栄駅」を結ぶ急行バスです。
この路線の詳細は宮城交通のサイトをご覧ください→こちら


駅舎の中をみてみましょう。

荒井駅 改札
荒井駅 改札 posted by (C)Traveler Kazu 

撮影順は前後しますが、改札の中から外に向かって眺めてみました。
ホーム以外の施設は地上にあり、駅施設は1階です。
改札を出ると正面に出口があり、出るとすぐバス停です。ちょうど、バスが入ってきました。


荒井駅駅舎内
荒井駅駅舎内 posted by (C)Traveler Kazu 

ホームから1階に上がる際天井を見たらおしゃれだったので、帰りに1枚撮りました。
バブル設計の妙にぼってりと豪華な「南北線」の各駅と異なり、「東西線」の各駅は2010年代の「デザイナーズ○○」を想起させるシンプルながらもスタイリッシュな内装になっているのが印象的。


荒井駅 ホーム
荒井駅 ホーム posted by (C)Traveler Kazu 

ホームは島式ホーム1面を降車用と乗車用に使い分けています。
つまり、八木山動物公園駅から走ってきた電車は、降客が済むと一旦引き上げ、乗車ホームに再度据え付けられます(あるいは、車両基地から別の編成が来る)。
1番線が降車用、2番線が乗車用です。
一時Wikipediaに記載されていた「全駅3・4番に統一されている」は間違いです(現在は修正されました)。

駅舎は1階の駅施設のほかは国際センター駅のように市民向け施設になる予定だそうです。
2階はまだオープンしていませんでしたが、1階の施設がオープンしていました。
改札口を出て右へコンコースを進むとそれはあります。

荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」
荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」 posted by (C)Traveler Kazu 

せんだい3・11メモリアル交流館
荒井駅は海岸から直線でおよそ5kmのところにあります。駅の場所が浸水したかどうかは、手元の資料やWeb情報ではちょっと分からないのですが、荒井駅からおよそ400mのところを通る高速道路「仙台東部道路(仙台東IC付近)」まで津波が流入し道路の築堤が防波堤となって、東部道路より内側への浸水が軽減され、高速道路に上がれた人々は助かったということをご存知の方も多いと思います。
※橋りょうやボックスカルパートになっている部分をすり抜け内側へ流入した海水はあった


荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」
荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」 posted by (C)Traveler Kazu 



荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」
荒井駅駅舎内「せんだい3・11メモリアル交流館」 posted by (C)Traveler Kazu 

仙台湾沿岸部の、かつての賑わいと、その後新しくできた賑わいをプロットした絵地図が作成され、展示されています。仙台市地下鉄東西線は、被災地のかつての賑わいを取り戻す重要なライフラインとしての期待も背負って、12月6日、走り出しました。



この後は仙台市中心部へ戻り、これまた今年の初日だった「光のページェント」を見物しました。
「仙台市営地下鉄東西線 開業初日乗車記」に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は、仙台で泊まったホテルをご紹介して、そのあとは、お休みしていた「三連休乗車券旅行記」を再開したいと思います。










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最終更新日  2015年12月18日 17時10分07秒
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