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テーマ:鉄道(23004)
カテゴリ:乗り物話題いろいろ
8月17日に開催されたあきた鉄道ふれあいフェスタin土崎(秋田総合車両センターの一般公開)のその2です。
前回ご紹介した「EF60」と「DD51」は、すでに廃車(除籍)されていた「物体」でしたが、今度はまだまだ車籍を有する「車両」です。 我々がよく見慣れたDE10形が庫に収まっていました。 でもしかし、何かが違いますね…。 DE10ではない。 なんと、遠路はるばる衣浦臨海鉄道から検査を受けに来ていた「KE65」。 衣浦臨海鉄道とは、愛知県のJR武豊線の駅から2本の路線をもつ貨物専業の第三セクター鉄道会社です。 現場のポスターによると、秋田総合車両センターの技術の高評価を受け、衣浦臨海鉄道から機関車の検査を受託したということです。KE65形は国鉄DE10タイプで全4両あり、自社発注車と中古購入車とがあるようですが、この「KE65 5」は国鉄「DE10 573」の譲渡車だということです。また、DE10の500番台が土崎で検査を受けるのは、これが初めてだそうです。 この車両の展示は目玉企画のひとつとして、事前に公表されていました。 一方、クハ481国鉄色やキヤE193系にE231系など、毎回あっと驚く車両が使用される「車両の空中散歩」(吊り上げ実演)ですが、今年はオーソドックスに五能線用のキハ40でした。 別の庫の中を覗いてみると、中央・総武緩行線から他線区用へ転用改造中のE231系が、ビフォーアフター状態で留め置かれていました。手前の黄色帯は中央総武線のままですが、奥の先頭車は八高線の帯に巻き替えられていますね。 長らく都心を横断する路線で活躍してきたE231系ですが、土崎ではここ数年毎年見られ、さらに構外から見える留置線には廃車も留め置かれているし、もはや土崎のヌシみたいになってます(笑) まあ、それも全車の改造か解体が終わるまでですね。 ここは、台車か主電動機の検修職場ですが、「M257-3XXX」(チョークがかすれていて読めない)ということは、来春には営業開始すると噂の新型「踊り子」用(東海道特急用)E257系用台車でしょうか。 新型といっても、「あずさ」「かいじ」からの転用です。 どうせならE257系を吊り上げて見せてくれたらよかったのに~ 安全対策か、車両を横に動かす「トラバーサー」は封鎖されていました。以前の公開では自由に通れたのですが。 別の庫の中では、「ミニこまち」「ミニリゾートしらかみ橅編成」のサービス。 庫の中の直線を往復するだけですが、エンドレス状の線路を一周する「ミニSL」(秋田総合車両センターには昔からミニSL用の線路が常設されているのです)は毎回、整理券が瞬く間になくなる超人気アトラクションなので、待てば乗れるこちらのミニ列車も人気です。 公開エリアの一番奥の方には講習所のようなところがあり、各種研修機材に触ってみることができます(安全上触れないものもある)。これはパンタグラフ昇降体験ですね。ほかに、701系用ドア操作体験や、HB-E300系用洋式便器(いずれも研修用)の展示も。 最後に、車輪削正実演を見物して、〆と致します 10/24タイトルを修正しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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