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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
まず、「トレッスル橋」って、な~んだ
Wikipediaによると「末広がりに組まれた橋脚垂直要素(縦材)を多数短スパンで使用して橋桁を支持する形式の橋梁」。分かりづらいかな。 早い話が、鉄材や木材などでやぐらを組み、それを並べてその上に橋桁を架ける方式で建設された橋のことです。 JR山陰本線「餘部鉄橋」の旧橋が、あまりにも有名。 東京近郊なら、JR青梅線の「奥沢橋りょう」が有名。 鉄道を通すトレッスル橋は全国にたったの10例とか。道路その他の例はもっと少ないらしいです。 現在ではわざわざトレッスル構造にする必要もないようで、新規建設はなさそう。 そんな貴重な橋りょうが、我が秋田県にもひとつあります。 たまたま通りかかったので見物してきました。 「湯瀬渓谷」が紅葉の名所ということだったので車を停めたところ、紅葉はまだでしたが… 駐車場のすぐ隣が線路&鉄橋。 でも、何やら、変わってる感じだあ~ 木々に遮られてよく見えませんが、これは この時点で、見物のターゲットは渓谷から鉄橋に移行(笑) 遊歩道を橋の真下まで降りました。 やあやあ、これはかっこいい 桁は朱色に、橋脚はグレーのツートンカラー 階段を下りきると…やっぱり木々が邪魔 広場がありました。 広場の先は断崖になっているので、高所恐怖症に耐えつつ、もう少しだけ接近してみました。 塗装されてからそんなに年数は経っていないらしく(表示は見えず)、大変きれいなお姿 なお、橋長自体はさほど長くありません。なぜにトレッスル構造なのか。 仙山線や青梅線、南阿蘇鉄道の例のように、河床からの高さが(建設当時の技術レベルとしては)高すぎるからでしょうかね。結構深い谷なんです、ここ。 なお、奥に見える橋は、東北自動車道。 並行して架かる遊歩道の橋から眺めるの図。 〇マを縮こませるに十分な高さです 本邦でも貴重なトレッスル形式の鉄道橋 第十三米代川橋りょう JR花輪線の湯瀬温泉~八幡平駅間にあります。 列車・バスでのアクセス JR花輪線「八幡平駅」より、google map計測で1.3km、徒歩15分程度。 八幡平駅より南に向かい、米代川を渡って国道282号を進んでください。 左手に駐車場があるところです。 マイカーでのアクセス E4 東北自動車道「鹿角八幡平IC」出口交差点(このIC、取付道が長いので…)よりおよそ5km。国道282号を湯瀬温泉・岩手県方面へ進む。 (途中、八幡平・田沢湖方面とを分ける丁字路がありますので、そこは左へ) 1度東北道をくぐり、もう1度くぐる直前の左手に駐車場があります。 本文中でご紹介した、橋の下の「広場」には、柵がありません。転落しないよう、崖には近づかないで下さい(落ちたら命はない)。小さなお子さんはお連れにならない方がよいでしょう。 湯瀬温泉は、ここから3km少々、東(岩手県方向)です。 最寄り駅は「湯瀬温泉駅」。両旅館とも、駅からすぐです。
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最終更新日
2019年11月25日 03時54分55秒
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