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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
2019年12月7日、私は由利高原鉄道の車中の人となりました。
生ビール片手に 16時45分、呑み助一行を載せた特別列車「忘年会列車」は、一路、矢島に向け発車さっそく、列車アテンダントさんの音頭で、乾杯~ 今年は、本荘市内の仕出し屋さんの折詰が提供されました。 中でも、中央上部に入っている「赤魚の唐揚げ」が人気なんだとか 生ビールを2~3杯飲んだ後は、日本酒 これは、矢島の造り酒屋で、県内でも有名な「天寿酒造」の「鳥海山」です。 少し甘めの飲み口が、濃い味の秋田の料理や「がっこ」(漬物一般を指す)によく合い、贈答品としても広く使われているお酒です。 乗降口脇に特設されたバーカウンター(?)。 ちなみに今回用意されたお酒は、生ビールのほか… 純米大吟醸「鳥海山」(矢島・天寿酒造)のほか… 純米吟醸「雪の茅舎」(本荘・齋彌酒造店) ウイスキーは「角瓶」(サントリー)でした。 雪の茅舎の齋彌酒造さんは、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介されたことがあります。 ほかに…天寿酒造「燗上がり」という、40℃~50℃がおすすめ(天寿HPより)という「お燗専用酒」が用意されていました。これは、燗した状態で保温ジャーで搭載されていたようです。 (復路で撮影) 酔っぱらっていたのでよく覚えていませんが どっちかが「雪の茅舎」で、どっちかが「燗上がり」。 「燗上がり」は秋田県内の楽天ショップには出ていませんねえ。 店頭でもほとんど見かけません。はて? いつの間にか終点の矢島に到着。 この間、車窓は暗く、酒が入っているのでさっぱり分かりませんでした。 前郷駅の交換だけ、何とか分かったかな。 羽後本荘駅では雪はなかったのですが、矢島は内陸だけあってかなり雪が積もってました 「マツコの知らない世界」でも紹介された、名物女将「まつ子さん」が経営する売店「まつ子の部屋」も時間的に店じまい済み。 何とも言えないマネキンねえちゃんはご健在でした。 およそ30分で折り返し。 同じ編成で、本荘に戻ります。 今度は宴会車両が先頭。運転士さん御気の毒です 騒々しく酒臭い車内で平然と運転するのはさすがプロ (由利鉄の車両はワンマン対応のため、運転室が密閉されていません) 帰路も飲んでしゃべって、折詰は完食したので持ち込みの小袋入りイブリガッコ(秋田駅のNewDaysで事前購入)をつまみながら天寿をチビリチビリ 抽選会で何と当てまして、クリスマスプレゼントをもらって、各駅の停車もわからぬまま羽後本荘駅へ戻ってきました さて、今回の乗車車両「YR-3003」の相方「YR-3001」の車内外の画像を、矢島停車中に撮りましたので、次回ご紹介いたします。車内外ともYR-3003の色違い。 新潟トランシス製の車が多い第三セクターディーゼル車両において、珍しく日本車輌製であります 由利高原鉄道 鳥海山ろく線 羽後本荘駅(JR羽越本線共同使用駅)~矢島駅間 全線「由利本荘市」を走っております。全列車が羽後本荘駅~矢島駅間の運行です(途中駅止まりはありません)。 列車・バスでのアクセス 秋田新幹線「こまち号」終点の秋田駅より、羽越本線に乗り換え、特急「いなほ号」で30分程度、普通列車で40~45分程度。 上越新幹線「とき号」終点の新潟駅より、秋田行き特急「いなほ号」で3時間程度。 いずれも「羽後本荘駅」下車。 きっぷは駅舎内で発売していますが、改札を出なくても乗り換えができます。その場合、運賃は下車時精算(ワンマン方式)です。ただし、JRの運賃を精算していない場合は、一度こ線橋を渡り駅舎へ行く必要があります。 忘年会列車は予約制です。 例年、11月~12月初めに公式サイトと駅掲示で募集告知があり、12月の第1か第2の土曜日に走ります。 マイカーでのアクセス 羽後本荘駅には長時間駐車用の駐車場がありません。 次の薬師堂駅に駐車場があります(10台程度)。 E7 日本海東北自動車道「本荘IC」より7~8分程度。本荘市街方面へ進み、「二番堰交差点」(角にcoco's)を左折。やがて線路と並走します。なお、薬師堂駅は線路の反対側です。 駐車場は終点の矢島駅などにも広めの駐車場があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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