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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
特急わかしお11号は、京葉線内を33分で走破し蘇我駅に停車。
蘇我からは外房線へ入ります。。。 「JR東日本パスで2泊3日の鉄道旅」第1回は→こちら ここで、255系電車の車内を見ておきましょう。 (道中で適宜撮影しました。蘇我駅付近で撮ったものではありません) 1993年に登場した特急型直流電車「255系」。 「BOSO VIEW EXPRESS」という愛称がついています。 まだ東京湾アクアラインが未開通で、高速バスの猛攻を受ける前に登場した車両です。 JR発足からまだ5年程度で、特急列車は意欲作に、普通列車は低コストにと傾向が分かれていた時代。房総半島への観光客を当て込んだ設計になっているのが特徴です。 まさか、そのわずか数年後には房総特急(特に内房特急)が瀕死に陥るとは…。 普通車の車内は2列×2列のリクライニングシート。このシート、結構ふかふかして座り心地が良き。 背面テーブルがなく、ひじ掛けにミニテーブルが収納されているのが特徴です。 房総方面はさほど長距離にはならないからかな? リゾート需要ならこれで間に合うと思いますが、ビジネス需要にこれは合わないですね。 もっとも、1993年当時に車内でパソコン仕事なんて、遠い未来のワーク像でしたから仕方ないか。 2004年から運転されているより新しい方の房総特急車両(E257系500番台)のシートには、背面テーブルがついています。 なお、255系、E257系500番台(房総用)どちらも、電源コンセントはついていません。 普通車にも読書灯が装備。 グリーン車以外に装備されているのは珍しいですね。当時も一部の特急車両にしかなかったと思う。同行者(非鉄)は用途が分からない様子でした。 普通車のデッキ部分。ドアの内側は青色に塗装されています。もちろん、イメージは房総の海ですね。 グレーの引き戸はトイレです。 左の空間は荷物置場です。 1990年代の車両デッキに荷物置場があるのはとても珍しいです。これは、サーフボードを置けるようにと考えてあるそうです。 右の空間はくずもの入れの上が荷物置場。ぱっと見、公衆電話を撤去した跡かな?と思ったのですが、どうやら元から荷物置場だったようです。 洗面所と、奥の扉は男子小用トイレです。 小用トイレの扉のでざいん、何となく、キハ40系の初代「リゾートしらかみ」(青池)に雰囲気が似ています。 グリーン車の車内も拝見したかったところですが、グリーン券を所持していないのでやめておきます。 わかしお11号は蘇我を出ると、車窓の雰囲気は「ベイエリア」から「ベッドタウン」に一変します。この辺はまだまだ東京への通勤範囲とのことで、総武快速線直通や京葉線直通の普通・快速電車が多数走っている区間です。 ※以下、車窓風景は動画キャプチャ 時々雑木林が混じりつつ、宅地が途切れず続きます。 この辺は水田より畑が多いようです。ほとんど畑かな? 地形的に水を得にくかったなどの事情があるのでしょう。 この蘇我駅→大網駅間(各停でいうと土気駅→大網駅間)でちょっとした峠越えをするのですが、電車は峠を微塵も感じさせない快走で半島の背骨を越え、東京湾側から太平洋側に区分される地域に入りました。 大原駅発車時の車窓。 これは竹でしょうか笹でしょうか?いずれ、この背丈で密集しているのは、東北では見られない光景です。 マップをみると、太平洋は「すぐそこ」のように見えるのですが、相変わらず海は見えません。 列車は御宿(おんじゅく)までやってきました。 御宿と言えばサーファーの皆さんが集まることで昔から有名。 都市部から離れてるのに、いくつかのマンションが建っています。 いわゆるリゾートマンションでしょうか。バブルの頃もてはやされましたが、いまはどうかな? 木々にも変化が。とても背の高いソテツの並木が見えます。リゾート地御宿らしい植栽かと思ったら、この先行く先々でソテツ並木を目撃しました。
御宿を発車すると、やっと海がチラチラと見え始めますが、わかしお11号は次の駅が終点です。 勝浦駅に到着しました 本日の移動はここまで。 陽が長い夏場なら鴨川まで行くことも考えますが、日没時間を考慮して勝浦に投宿します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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