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テーマ:鉄道(22997)
カテゴリ:乗り物話題いろいろ
2023年3月に旅した房総半島2泊3日旅行記、筆不精が祟りまして、いよいよ年を越してしまいました
あ、今年も当ブログをご愛読の程、よろしくお願いいたします。 2023年春… 鉄道開業150年ファイナルJR東日本パスで2泊3日の鉄道旅【その66】 (3日目) 撮影日:2023年3月9日 「その1(旅程1日目)」は→こちら 今年は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン早割パス」(以下、キュンパス)が発売されますが、利用するかどうかは未定です。 ちなみに、「キュンパス」は1日限り指定2回可で10000円。対して、昨年の「JR東日本パス」は3日間連続・指定4回可で22500円でした。 ただし、今回のこの旅の行程では、2日目は990円分(IC運賃)しかJRに乗っていないので、きっぷ代だけ比較すれば、今年の「キュンパス」の方がより安価に済ませられましたなあ 一方、宿代・食費には「全国旅行支援」を存分に使用し、かつ、千葉県では「クーポン」の割り増しが行われていたので、総合収支では去年のこの旅行の方がはるかにおトクでした。 さて、千葉駅からは、あと1回残っている指定券交付枠を行使して、この列車に乗車して東京へ戻りました。 (終着駅下車後に撮影) 成田エクスプレス38号 東京都心・横浜方面と成田国際空港とを結ぶ空港連絡特急として有名な「成田エクスプレス」。基本は東京~空港第2ビル間ノンストップで運行されていますが、一部の列車は千葉駅などにも停車し、千葉エリア~都心エリアの着席移動サービスにも充てられています。 ちなみに、次のダイヤ改正(2024年3月)では、途中駅停車列車が若干増やされるほか、空港第2ビル駅・成田空港駅を含まない指定席特急料金は「しおさい」等と同じ料金になると発表されています。しかも、チケットレス特急券(これは指定席)だと、同じ区間を走っている快速列車のグリーン料金(これは自由席)より安くなります。特急は本数・停車駅が限られますが、千葉から東京まで座りた~いと言って快速グリーンに飛びついちゃ、ダメよ。 ※いずれも、2024年3月16日の初電より適用 成田エクスプレス38号に乗って、帰りの新幹線まで時間があるので新宿まで行っちゃいます 列車は12両編成で、東京までは12両全て行きますが、東京駅で1号車~6号車は横浜方面大船ゆき、7号車~12号車が新宿行きと分割されます。 車内にイン。 この時はまだ5類移行前で、インバウンド需要はそこそこ戻ってきつつありましたが、日本人の姿があまりなく、千葉発車場面で乗車率はだいたい70%くらいでした。 では、簡単に車内観察。 座席。 他の特急よりもゆったりしています。 それもそのはず、シートピッチを1,020mmとってあるとのことなので、他の特急普通車と比べて50~100mm前後広くなっています。体格の大きい外国の方々に合わせてあるようですね。 ※E657系(ひたち・ときわ):960mm、E651系(いなほ・しらゆき):910mm そして注目はヘッドレストカバー。 この時は「N'EX」のロゴ入りでしたが、現在は「SERIES E259」ロゴ入りのものに変更されているようです。 通路の真上にLCDが設置されています。 表示は多言語表示。 東京に到着。1時間もしないうちに東京駅に戻ってきますが、ひとまず通り過ぎます。 4分停車して編成分割、1~6号車の大船編成を先行させた後、17:49発車。 ここまで高速走行してきたN'EXですが、東京を発車すると、一転してスロー走行となります。 【お断り】これより先の画像は、最後の2枚を除き、動画で撮影し、キャプチャしたものです 錦糸町駅の東京方(総武線各駅停車の両国駅付近)から続いてきた地下線路(総武トンネル~東京トンネル)から、地上に戻りました。高輪ゲートウェイ駅の品川方あたり。 品川駅を通過。 東京駅から分割して先に発車した横浜・大船編成は品川に停車しますが、新宿編成は品川には停まりません。座席未指定券で千葉方面から品川まで乗車する場合は、気を付けないといけません。 品川を出ると山手線に入ります。山手線と言っても、まあるい緑のアレに混じって走行するのではなく、併設されている貨物列車用の線路を新宿まで進んで行きます。また、この先もうすぐの分岐点(旧・目黒川信号場)までは、横須賀線と同じ線路を通ります。 わざわざ新宿までN’EXに乗ったのは、貨物線のこの区間に乗りたかったから。 山手貨物線の品川~大崎間は、定期列車ではN'EXしか通過していないのです。 ま、お外は真っ暗でしたけどね。 沢の鶴さんの電照看板が目立ちますね。お帰りに居酒屋で一杯やって帰ってよアピール? ゲートシティ大崎が見えると、大崎を通過。 もともと山手線の運転要衝駅ではありましたが、旅客的には地味な駅の時代が長く続きました。 りんかい線の開業、湘南新宿ラインや、その後の相鉄JR直通線の開業で、一躍「主要駅」に躍り出た感がある駅ですが、成田エクスプレスが走行している貨物線にはホームがないので、通過です。 続いて、恵比寿は貨物線にホームはありますが、特急は通過です。 18:11、渋谷に停車。 東京を発車してから、ノンストップでしたが22分かかっています。 それもそのはず、品川通過後はスローどころかノロノロ運転で、停まる寸前まで減速しては各駅停車(皆さんが想起する「山手線」のこと)に追い越されることも。 東京~渋谷間の各駅停車との所要時間差は、わずか4分ほどです。 でもまあ、2024年3月改正からは、この区間の特急料金が660円になるので、20分少々660円でテーブルつきのリクライニングシートに座れると思えば、普通列車グリーン車に乗るのと同じ感覚で使う人も出てきそうですね。 原宿通過。 原宿と言えば・・・アレを見逃せませんね 原宿宮廷ホーム 正式名称は「原宿駅側部乗降場」。 病弱であった大正天皇が、御用邸に療養にお出かけされるために作られた、原宿駅の皇室専用ホームです。 そして、大正天皇がこのホームからひっそりとお召列車にのって御用邸に療養にお出かけされたものの、療養の甲斐なく、霊柩列車でこのホームに戻ってきたと伝えられています。 その後も使用はされましたが、ここ20年以上はお召列車・御乗用列車の発着はなく、線路は草ぼうぼうのようです。それでも照明は点灯され、車窓の楽しみになっています。 東京から28分、各停とさほど違わない所要時間で新宿に到着しました。 中央快速線だと15分くらいですね。 運賃料金をとるか、加算しても快適空間をとるか・・・。15分ならガマンするなあ(笑) まあ、成田空港と行き来するための特急ですからね。 ちなみに、乗り通さずに東京駅で頑張って中央快速線に乗り換えると、新宿には10分位早く到着しますが、千葉~新宿間の場合、東京で乗り換えても、新宿まで通して乗ってきても運賃・特急料金は同じです。 特急湘南がおった。 お見送りしましたが、乗ってなかったな。 時間的に少し早い時間だったからかもしれないし、朝ラッシュ程集中しないから、各停や快速で十分よという方が多いのでしょう。
さて、新宿には用はないので(笑)、とっとと東京駅に戻りましょう。 戻りは中央快速線でワープします。所要時間はN'EXのおよそ半分(笑) 次回で最終回かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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