心に響いた少女のメッセージ
昨日Mixiの日記に載せたので、Mixi見てくれてる方は同じです。いつもは違う内容を書いているんですが、今回は皆に伝えたかったので、同じ物を載せますMetoro Min知ってますか? 地下鉄で何種類か小冊子が置かれてて 結構すぐなくなるのですが 、その中のトピックを読んで、心に響いたので紹介します。 (少し長いですが読んでください) ++++++++++++++++++++++++++ セヴァン・カリス・スズキちゃんという少女ですが 、9歳の時にECOという環境問題プロジェクトをスタートさせ、1992年に地球環境サミットでECOを代表してスピーチした内容です。 こんにちわ。セヴァン・スズキです。エコを代表してお話します。 エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。 カナダの12歳から13歳の子供たちの集まりで、今の世界を変えるために頑張っています。 あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方を変えていただくよう お願いするために自分たちで費用をためてカナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。 今日の私の話には、裏も表もありません。 何故って、私が環境運動をしているのは私自身の未来のため 。自分の未来を失う事は、選挙で負けたり、株で損したりするのとは 訳が違うんですから。 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子供たちの 為です。世界中の餓えに苦しむ子供たちのためです。 そして、もう行く所も無く、死に絶えようとしている 無数の動物たちのためです。 太陽の元に出るのが、私は怖い。オゾン層に穴があいたから。 呼吸をすることさえ怖い。空気にどんな毒が入っているかも 知れないから。 父とは良くバンクーバーで、釣りをしたものです。 数年前に体中ガンでおかされた魚に出会うまで。 そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅して行くのを私たちは耳にします。それらは、もう永遠に戻ってこないのです。 私の世代には夢があります。いつか野生の動物たちの群れやたくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子供たちの世代は、もうそんな夢を持つことも出来なくなるのではないか? あなたがたは、私くらいの子供の時に、そんな事を心配した事がありますか? こんな大変な事が、ものすごい勢いで起こっているのに 私たち人間と来たらまるでまだまだ余裕があるような、のんきな顔をしています。 まだ子供の私には、この危機を救うのに何をしたらいいのか 、はっきり解りません。 でもあなたがた大人にも知ってほしいんです。あなた方も良い解決法をもっていないって言う事を。 オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。 死んだ川にどうやって鮭を呼び戻すのか、あなたは知らないでしょう 絶滅した動物をどうやって生き返らせるのか、あなたは知らないでしょう。そして今砂漠となってしまった場所にどうやって森を蘇らせるのか、あなたは知らないでしょう。 どうやって直すのか解らないものを 壊し続けるのはやめてください。 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう 。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。 でも本当は、あなた方も誰かの母親であり、父親であり 、姉妹であり、兄弟でありおばであり、おじなんです。そしてあなた方の誰もが誰かの子供なんです。 私はまだ子供ですが、ここにいる私たち皆が、同じ大きな家族の一員である事を知っています。そうです。50億以上の人間からなる大家族。いいえ、実は3千万種の生物 からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分け隔てようとしてもこの事は変えようがありません。 私は子供ですが、みんながこの大家族の一員であり一つの目標に向けて心を一つにして行動しなければならない事を知っています。私は怒っています。 でも、自分を見失ってはいません。 私は怖い。でも自分の気持ちを世界中に伝える事を恐れません。 私の国での無駄遣いは大変なものです。買っては捨て、又買っては捨てています。 それでも物を浪費し続ける北の国々は、南の国々と富を分かち合おうとはしません。 物が有り余っているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手放すのが怖いのです。カナダの私たちは、十分な食物と水と住まいを持つ 恵まれた生活をしています。 時計・自転車・コンピューター・テレビ 私達の持っているものを数え上げたら何日もかかる事でしょう。 2日前に、ブラジルで、家の無いストリートチルドレンと出会い私たちはショックを受けました。 一人の子供が私たちにこういいました。「ボクがお金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家の無い子全てに、食べ物と、着る物と薬と、住む場所と、優しさと、愛情をあげるのに」 家も何も無いひとりの子供が、分かち合う事を考えているというのに、全てを持っている 私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。 これらの恵まれない子供たちが、私と同じくらいの年だと言う事が私の頭を離れません。どこに生まれついたかによって 、こんなにも人生が違ってしまう。 私がリオの貧民窟に住む子供の一人だったかもしれないんです。ソマリアの餓えた子供だったかも。中東の戦争で犠牲になるか インドで乞食をしてたかも知れないんです。 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ 貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球は 素晴らしい星になるでしょう。 私はまだ子供だけどこのことを知っています。 学校で、いや幼稚園でさえ、あなた方大人は私たちに 世の中でどう振舞うか教えてくれます。たとえば・・・ 争いをしない事 話し合いで解決する事 他人を尊重する事 散らかしたら自分で片付ける事 他の生き物をむやみに傷つけない事 分かち合う事 そして欲張らない事 ならば何故あなた方は、私たちにするなと言う事をしているんですか? 何故あなた方がこうした会議に出席しているのかをどうか忘れないで下さい。 そしていったい誰のためにやっているのか? それはあなた方の子供、つまり私達のためです。 あなた方はこうした会議で、私達がどんな世界で生きていくのかを 決めているんです。 親たちはよく、「大丈夫すべて上手くいくよ」と、子供たちを慰めるものです。あるいは「出来るだけの事はしてるから」とか「この世の終わりじゃあるまいし」とか。 しかしもう大人たちはもう、こんな慰めの言葉さえ使う事が出来なくなっているようです。 お聞きしますが、私たち子供の未来を真剣に考えた事がありますか? 父はいつも私に不言実行。つまり、何を言うかではなく 、何をするかでその人の値打ちが決まるといいます。 しかしあなた方大人がやっていることのせいで 、私たちは泣いています。 あなた方はいつも私たちを愛しているといいます。 しかし、私は言わせて貰いたい。 もしその事が本当なら、どうか本当だと言う事を行動で示してください。 最後まで私の話を聞いてくださってありがとうございます。 ++++++++++++++++++++++++++++ 長いのに読んでいただけましたか~? 何かたくさん考え・教えられました。私たちがその大人なんだと・・・