テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:障碍児の普通学級生活
毎日、毎日。
よくも、こう手をかえ品をかえで問題が起きてくるなぁ…と感心さえしてきた。 娘は保育園も定期的に行けていたわけでもなく。 行ったときにもやりたい放題で、全体の活動に加われていたのは、 卒園近くになった数か月のみ。 まぁ、なんでも良いと思ったことやってみて、周囲の反応で次に同じことをするかどうか、 考えるきっかけになればいっかな~と寛大な気持ちさえ生まれていたのだが。 今日という今日は、ブチ切れもブチ切れ。 我ながら、久しぶりに暴力つきの切れ方をしてしまった。 朝から授業に身が入っていなかっただけでなく、 給食のパンで食べきれなかったもので机やらをこすってボロボロなパンくずにしたあげく、 それをバラまき。 自分で片付けをせず。 掃除の時間、教室で横になってふてくされていたあげくに、本当に寝てしまった、と。 しかも、それを、担任からではなく、 放課後事業のアシスタントをしている民生委員の方に担任からの伝言として聞いたのだ。 民生委員とはいえ、ただの近所の方々。 放課後事業で娘の様子を見れば、そりゃ、そんなにおとなしくしていなかろう、ことは 想像できるかもしれないが、出来れば、あまり知ってほしくないな、という気持ちがあった。 それなのに、丸分かりではないか。 隠したいわけではない。 むしろ知ってもらいたいと思っている。 が、そんな実態も知らないあやふやな知識で娘の噂話をたてられるのは困るのだ。 そんなこんなの怒りが全て娘にいってしまった。 車の中で、傘、ランドセルなどの荷物を全部、娘に投げつけ、 「おばあちゃんがパンを焼くのを手伝っていたアンタが、 何度もコネたりベンチタイムをもうけたり、どれだけの手間をかけてパンが作られているか、 知らないとは言わせないよ。 食べ物を粗末にするなんて。 そんなに食べたくなかったら、もう食べなくていい。」 と、おやつを食べさせなかった。 今までもさんざんヒドいキレ方をした怒りをしたことはあったが、 食べ物を与えない、なんてことはしたことがなかった。 経管栄養だった娘なので、とにかく必死に食べさせることはあれこそすれ。 また、おばあちゃんとパンを焼くことが好きな娘には、給食でしてしまったことは、 相当、反省したようにも見えた。 しょんぼりと時間を過ごし、ぼんやりと天井を見上げ。 うつらうつらを眠そうな姿でずーっとソファで過ごしていた。 これは…あのミルクを飲まないで入院になったときの、ぼんやりした感じと似てるかな…と、 うっすら思ったりもしたのだが、弟の面倒もあるし、怒りもあるし…でそのままに。 何度かお茶を飲ませたが夕食を食べる気力もないまま横になってしまって、 心配はしていたのだが、明け方。 また、お茶を飲んだとき、ダァーっと嘔吐した。 水分だけの嘔吐だが、その嗅いだことのない臭気にピンときた。 …自家中毒。 とにかく抱き起こしてみると眠いせいもあって脱力した状態。 いざというときのためにストックしてある栄養補給ゼリーを一口、口に押し込み。 数分して、また一口。 本人が食べる気が出てきてからは数口づつ。 2時間をかけて、少しづつ、栄養補給ゼリー2つ分を食べさせた。 その頃にはだいぶ元気になってきて、そのまま目を覚まし、 夫が前日に土産として買ってきていたドーナツを2個食べて、飛びはねていた。 その後も順調に過ごしたが、肝を冷やした。 たった、1回。 しかも、おやつを抜かしただけで、夕食も食べられないほど脱力してしまうとは。 さすが…というか…。 自分が必死に娘の食事を管理してきたのは、間違いではなかったのかもしれないな、 と、思い知ってしまった。 当然、これからも管理していかなくてはいけない、と、身も引き締まったのではあるが。 …まぁ、今回は食事だけではなくて、精神的に参っていたせいもあるのだろうが。 環境がかわったことでもなるらしいので、入学からの今までのこともあるのかもしれない。 本当は、キレて怒ってしまった自分や、食べ物を粗末にしてはいけない、という、しつけを 怠ってきた自分を、まず1番に反省しなければいけないのだろうが。 …そんな気になれない。 もちろん、2番3番4番は自分を責めているんだけど、 それよりも…本当、なんという毎日を送っているのだろう、と、呆れる感情がまず第一で。 とりあえず…おおごとにならなくて良かった…とは素直に思ってはいるのだが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.07 16:23:07
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