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トライス：需要と供給の関係を考えると、そうなるのかな・・・？

レム：アダム・スミスの「神の見えざる手」の話か？

トライス：あったな～！突然、レムはズバッと切り込んでくるよね。・・・でも、違うけどね。

数希：アダム・スミスは、イギリスの哲学者であり、経済学者でもあるよね。・・・そういうことで、レムは覚えていたのかもね。

アトラ：レム様・・・。

レム：ちなみに、何の話だ？

トライス：終電繰り上げ要請の話だよ。

千里：そうですね。1月7日のお話となります。菅義偉首相が7日に緊急事態宣言を再発令したことから、赤羽一嘉国土交通は7日、JR東日本など1都3県の鉄道各社に対して終電時刻の繰り上げ実施時期の前倒しを要請する方針を固めました。各社では3月にも保線・点検作業の時間を確保するために、終電繰り上げのダイヤ改正を予定していますが、前倒しを求める形となります。

翔：なお、JR東日本の終電時刻の繰り上げのお話につきましては、

『JR東日本、2021年春から首都圏の終電時刻を繰り上げへ、のお話。』

https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202009030000/

に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。

トライス：鉄道会社にとっても緊急事態宣言発令下なら乗客も減るし、もともと3月に実施予定のダイヤ改正であるだけに、一見前倒しで実施しても、保守・点検作業の時間が増えるだろうから悪い話ではないって思うかもしれないけど、場当たり的な要請ではダメでしょ。毎日がお遊びをしているのかお休みをやっているのかわからない国会議員とは違って、運転士の人員確保で、前々からシフトを組んでいるのだろうから。ダイヤだって、各鉄道間での乗り入れをしていると、1社だけの判断で済む問題ではなくなるわけだし。それを、頭ごなしに『要請』の名の下の『強制』をしてはいかんでしょ。しかも、口(要請)は出すのに金(補償)は出さないのなら、なおさら。国会議員なら国会議員らしく、事前に『根回し』すればいいのに。それは、言っては悪いけど、みんなは従わないよね。

数希：手厳しいけど、それはあるよね。まずは、国会議員に限らず、政治家はろくに人の話を聞かないからね。それこそ、人の話は聞かず、自分の話を最大限押し通すのが信念であるかのように。もう少し、一般国民のまともな意見を聞いていたら、たとえこの冬でも、一日当たり7000人を超えるほどの新規感染者数を記録することはなかっただろうに。疑惑のある議員について、徹底的に答えさせる・・・のは、新型コロナウイルスの状況下はまあ、そこそこで終わらしても仕方ないけど、「Go　To　トラベル」や「Go　To　イート」は即刻止めるべきだったよね。1都3県への緊急事態宣言の再発令の結果、しばらくは「Go　To　トラベル」も「Go　To　イート」も利用ができない状態が続くみたいだけどね。・・・そもそも、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しきっていなかった7月の段階で「Go　To　イートトラベル」を開始したわけだけど、その後も何とかなるだろうって甘く見ていた結果、停止の時期が遅くって感染拡大の急拡大を招いて、判断を見誤った感じだよね。

翔：なお、Go　To　トラベルキャンペーンのお話につきましては、

『2日連続で東京での新規感染者数が二百人超えだけど、GoToトラベルって実施するの？のお話。』

https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202007100000/

に載っております。

また、Go　To　イートキャンペーンのお話につきましては、

『「トリキの錬金術」に対して農林水産省が待ったをかけたお話。』

https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202010110000/

に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。

トライス：まあ、会食のルールでさえ、決める・決めないでもめているわけだし。しかも、結局はルール化を断念したわけだから、お笑い草だよね。

数希：日本医師会の会長から、全面自粛の提案が出るまで、本気で会食をする前提で人数や時間を考えていたとすれば、もう、救われないよね。世の中には自粛なりの要請を出しておきながら、自分たちはそこそこの制限すら我慢できない？・・・もしや、「国会議員様」なんて思っているんじゃないだろうね？

【首相をはじめ、最近の国会議員の行動が傲慢で、「場当たり的」「その場しのぎ」だと言われている理由を、もう少し考えてもらいたいものですね。】