仮定法あれこれ2:ドイツ語から見てみると・・・
英語の歴史の本をめくっていると、最初に載っているのが「国際語:英語誕生秘話」(笑)。北ドイツの部族の方言が、めぐりめぐって「国際語」になったらしいです。地図で見ると、デンマークとドイツの境目にあるちいさな街Angelnというところが、発祥の地というか、ここに住む人たちの言葉だったらしい。(何でそこまでわかるんだろう~。すげ~な~!)英語とドイツ語は近いってよく聞きますが、もともと親戚っっていうか、のれんわけというか・・・なんですね。せっかくだから、ドイツ語から見た「仮定法」ってどんなものかを見てみたいと思いました。ところが・・・私は第2外国語にアジア系の言葉を選択したので、ドイツ語は全然わかりません。そこで、ネット上をうろうろしてみたら、こんな素敵なサイトに行き当たりました。少々長いですが、引用してみます。(引用ここから)英語に仮定法というのがありました。仮定法現在と仮定法過去、英語ではsubjunctive-mode です。覚えてますか。これがドイツ語の接続法のなれの果てなんです。仮定や願望をあらわす時に英語では妙に過去形や現在完了形を使いますね。If I had enough money, I could buy me a Mercedes.仮定法過去。現在の願望です。お金があったらメルセデスを買うのになー。(中略)Could you please give me a ticket. could は過去ですが英語でも丁寧に言う時の表現です。That would be fine. のように過去形would を使います。ドイツ語も同じだと思います。Das wäre alles. となるようです。Das ist alles. よりも柔らかい。(引用ここまで)ドイツ語では、接続法というらしいですね。きっと、応用範囲も広そうです。大変そう・・・(^^ゞ「丁寧な表現はこう言う。」「仮定法はこの意図で、こう使う」と覚えこんでしまうのが一番。その上で、またはそのために、より広い範囲の周辺知識を知ると、頭に定着するし微妙なニュアンスの違いがあることを思い出しやすくなると思います。歴史の教科書の暗記は辛かったけれど、歴史小説を読んだら結構細かいところも覚えたな~、という方その方法、英語でも有効ですぜ!