成功のパラドックス
ブログランキング。クリックすると現在の順位見れます。不動産ランキング※ブログは不定期18時に更新してます。今回は統計ついて一石を投じたいと思っています。統計というと、なんだか難しそうと思うかもしれませんが身近なものでは、占いも統計に基づいていたり、アンケートにも使われていたりします。ただ厄介なのが、分析の仕方によって正反対の結果が得られるという。そんな妙な話をしたいと思っています。比較的有名な「シンプソンのパラドックス」統計学的なパラドックスでパラドックスと言うのは、予想した答えとは異なる感じだと思ってもらって結構です。例としてA君とB君が1回目と2回目で合わせて110問を解くというテストを受けた。1回目のテストでは、A君は100問を解き60問正解で、B君は10問中9問が正解であった。2回目のテストでは、A君は10問中1問、B君は100問中30問が正解だった。A君とB君のどちらが優れているだろうか?まとめると1回目 A君(60%) B君(90%)2回目 A君(10%) B君(30%)1回目も2回目もB君の方が正解率が高い一見B君の方が優秀に思えるけれど…合計 A君(55%) B君(35%)合計を見ると、A君の方が優秀という結果となる。1回目のテストでは、B君の方が正解率が高かった。2回目のテストでも、B君の方が正解率が高かった。ところが2つのテストを合わせた合計(総得点)でみるとA君の方が正解率が高いという結果になった。1回目でA君<B君であり、2回目でもA君<B君であれば1回目と2回目を合わせてもA君<B君に違いない、と思いこみがちである。しかし、実際にはA君>B君となってしまう。という感じのお話し。実際には分母となる問題数の重みも重要なのでよく見るとわかるのですが、、よくあるのがアンケートを集計した結果に基づきお客さんへのニーズを満たしても結果良くならない、むしろ悪くなる例もある。以前、マクドナルドにサラダマックという商品があった。セットを頼むと、ポテトの代わりにサラダを選ぶことが出来る。これもアンケートによって、サラダを食べれば健康になるので要望があり実施したけれど、結果は大赤字。ニーズがあるはずなのに、反響が無いのである。理由は、マクドナルドに来る客は、サラダを食べれば健康になるだろうなと思っていてもやはり、お腹いっぱい食べたいので、セットのポテトを選んでしまう。結局、その後クオーターパウンダーという肉たっぷりの商品で挽回したという。人は思っている事と、やっている事がチグハグな生き物ではないだろうかと思うくらいテキトウな生き物かもしれない。健康診断の結果を見て痩せなきゃ!と思ってもつい夕食が好きなメニューだと、ダイエットは明日からでいいやと言いだす。今日だけと言って思いっきり食べてしまうという真逆の行動をした方もいると思います。アンケートは書かれた内容が嘘ではないけど100%正しいわけではないと思っていた方が良いかも知れません。そもそもアンケートに答えなかった大多数が、アンケートに答えた少数の方と意見が違えば、アンケート結果はあてになりません。一見、みんなが正しい!と思う事でも、結果が違う事はよくあります。お役所関係がビジネスコンテストをし、最優秀賞を受賞してもそのビジネスが、どんなに素晴らしく思えても現実にはうまく行かず、行き詰る事が多いのはそのせいかもしれません。かといって破天荒なものが受賞するのも考え物ですが最優秀賞だからと言って本当に優れているとは限らないと思っていた方が良いかも知れません。特に優秀な方ほど、成功のパラドックスに陥りやすい。そんな風に思います。こういった、統計学者にとって常識ではあるけれどその他の学者達の頭を悩ませているそうですw個人で事業している方も最初は理想を胸に商売を始めたけれど、どうも理想と現実は違うと感じ、試行錯誤し事業形態を変化されている方も多いかも知れません。どこを切っても正論の塊のような完璧なものは実際思ったほどよくない事を経験上わかっていると思います。そんな見せかけの理想よりも、自分で大けがしない程度の失敗を繰り返しその中から真実に限りなく近いものを選ぶしかないのでは。と思っています。成功は再現性なくても失敗は再現性がある数多くの失敗を繰り返した方が、ある意味成功に近づく。そう思っています。ブログランキング。クリックすると現在の順位見れます。人気ブログランキングtwitterhttps://twitter.com/tsuna_iyoutubehttps://www.youtube.com/channel/UC4mKo5A4fS_7wNwoZ89qTFQパルスオキシメーター【日本製3年保証】パルキシープラスEC100D カラーディスプレイ!価格:25740円(税込、送料別) (2021/1/26時点)楽天で購入