野田政権浮上の特効薬
野田政権浮上の特効薬 野田政権の評判が芳しいとは云えない。 マスコミが報道する支持率は低下続きである。このままであれば、ジリ貧の様相は免れない。 そこで、野田政権浮上の特効薬を授けよう(ホンマかいな)。 それは、一昨日のおいらのブログ「諸悪の根源はデフレ」で述べた三点セットを実施することである。 具体的には「財政出動、減税、金融緩和」である。 間違いなく景気は高揚するのだが、果たして野田政権にそれだけの勇気があるだろうか(ないだろうなぁ)。 おいらは、この鍵は米国だと見ている。来年11月に行われる大統領選がいよいよ1年を切り、オバマ大統領が日本の円安ドル高政策を許すかどうかである(許すとは思えない)。 何が云いたいかというと、要は、歴代の内閣が全て米国の云いなりにさせられてきたということである。日本の政治経済史は対米追従の歴史である。 故田中角栄は、米国と別ルートで石油ルートを確保しようとしただけで、ロッキード事件を起こされ失脚させられている。安倍晋三元総理が政権を放り投げたのも米国に見捨てられたのが主たる理由のようだ(詳細は、京都大学中西教授の諸論文を参照されたい)。 最近では、鳩山民主党の失態も米国から離れようとしたツケを払わされたに過ぎない。だから、日本政府と日銀のデフレ継続政策も米国の影がちらついて仕方がない。 しかし、本当に野田さんが男になりたいのであれば、前記の政策を行えば簡単に日本は復活するのである。 ところが、彼が実際にやっていることは「緊縮財政、増税、金融無政策」への舵取りである。 これって、日本は沈没、反面、米国は復活の道を着実に歩んでいると思う。この背後には、そうやって日本の国力を低下させたままにしておきたいというインテリジェンスがどうもいるようにしか思えないのだが…。**************************************************謎の不良中年 柚木惇 Presents**************************************************