広島帰省考11年7月編(母入院編その1)
広島帰省考11年7月編(母入院編その1) 今回の広島への帰省は、約1ヵ月半ぶりである。 5月末に母が脳梗塞を再発し、意識障害となった。 前回のブログでも書き込んだが、救急車で広島市民病院に担ぎ込まれた。急性期の病院につき、同病院での入院は約1カ月であり、今月上旬、実家の傍にあるH病院に転院した。 母は当初、目を開けることが少なかったのだが、末弟が付ききりで声を掛けてくれたおかげで、起きているときは目を開けてくれるまでになった。だから、目を開けているときに傍から見ると、まるで病気のかけらもないように見える。 しかし、残念ながら母の意識障害はそのままである。ただし、おいらが声を掛けると母はちゃんと反応してくれる。目力のある目でこちらを見てくれるのだが、本当に分かっていてくれているのかどうかは不明である。 これは辛い。 だが、意識障害にも2種類があり、母のように声を掛けると反応するタイプと、声を掛けても全く反応しないタイプがあるのだと思う。 母のように反応してくれるのであれば、ある日突然、「あんたぁ」と喋り出すのではないかと思う。 だから、おいらは母に話し掛けるのである。母の手を握るのである。母の髪を梳くのである。 幸い、母の体温、血圧などは正常値を維持している。奇跡を信じて、今のような状態であっても母には長生きをして欲しいと切に願うのである。命さえあれば道が開ける可能性はある(この項続く)。***************************************************謎の不良中年 柚木惇 Presents***************************************************