マカオ・カジノ急伸
マカオ・カジノ急伸 中国政府公認のマカオのカジノが本家である米国ラス・ベガスのカジノの売り上げを抜く勢いだという。 これには、二つ訳があるようだ。一つは、2002年に中国政府が対外開放を認めたことである。外国資本が参入し、ラス・ベガスのカジノ王、スティーブ・ウイン氏が840億円もかけたリゾート・カジノがオープンし、さらにマカオのカジノの経営権を取得した外資は既に5社に上るという。 二つ目は、中国本土からマカオへの個人旅行が解禁になったことだ。中国本土の膨大なチャイナ・マネーがマカオに流れているのである。ただし、個人客の多くは高級公務員で、汚職や横領で得た金が多くを占めているとの指摘もある。マネー・ロンダリングの温床になっているらしい。 数年前に香港経由でマカオに行ったときは、売り上げ急伸という片鱗は微塵もなく、うらぶれたカジノが多いという記憶しかなかったが、変われば変わるものである。 それに付けても、博打の魅力は尽きない。文明を飛躍的に発達させたのは、戦争(軍事力)とセックスというのが定説だが、ギャンブルもそれらに負けず劣らじであろう。しかも、マーケットはあの中国本土である。金襴緞子を飾ったど派手な鉄火場も現れたりして、世界一のカジノの街になる日も近いんだろうなぁ。***************************************************さすらいのカンチョーマン Presents***************************************************