ピジン英語って知ってるかい
ピジン英語って知ってるかい 昨日に続き、英語の話しをする。ピジン英語(Pidgin English)というのがある(写真はピジンとは関係なく、おいらのバイブル「齊藤英和」(1933年初版)。名著である)。 元は、19世紀初頭に中国人が欧米人と貿易をするために使い始めた英語を言い、その後、英語を話す商人が外国と交易をする際、現地語の特徴が 色濃く入った英語のことを広く意味するようになった。早い話しが、英語圏以外の人が使う「英語もどき」だが、東南アジアやハワイなどの英語をさすことが多い。 典型的なピジン英語は、Long time no see.である。これは、正しくは、I have not seen you for a long time.であるが、充分に意味が通じるし、雰囲気が出ている。文法など当然無視。したがって、ピジンでは、I go hospital yesterday.She like me.No can eat.など、何でもありである。 ハワイのピジン英語で良く使うフレーズは、DA KINEらしい。これは、The kind ofがなまったもので、「あれ、あれ」または「あいつ、あいつ」という意味である。これが使えるようになると、一人前である。Wassamalayou !? これは、What’s the matter with you !?のことである。まだある。Howzit ? = Hpw is it ? (元気?の意味。ハウゼと聞こえる)No mo = No more なかなか面白い。なお、シンガポールでは、英語は全て単語の後にLA(ラ)を付け加えるだけで良い。“Coffee, la”=「コーヒー下さい」となる。便利である。世界各国の英語はかように多彩だが、日本だけは未だに文法に執着した受験英語が主流である。だから、日本人は英語が喋れない。************************************************************さすらいのカンチョーマン Presents************************************************************