カテゴリ:本・映画・観劇・コンサート
綾戸智絵のコンサートに行ってきた。
場所は文京シビックホール。 老若男女、女性グループから熟年夫婦まで 驚くほど幅広い客層!!! コンサートの開始と同時に、会場は真っ暗になり、 舞台にあるピアノとその前に座る彼女だけが照らされる。 そして、彼女のピアノの音色が会場を包んだ。 登場シーンはなんともかっこいい☆ ブラウン管で見られるおもしろおばちゃんの影はなく、 しびれるようなハスキーボイスと軽やかなピアノの音色で、 私は一気に夢心地♪ しかし、彼女の魅力はご存知の通り、歌だけではない。 そう、芸人顔負けの「べしゃり」。 コンサート経験が少ない私は普通を知らないが、 彼女のMCは異様に多くて長い!(方だと思う) 1曲歌い終わるたびにMC。 また1曲歌い始める前にMC。 とにかくMCそしてまたMC。 歌っている時間と同じくらいかそれ以上。 この関西弁の軽快なMCがまた最高。 たとえば、 2曲目が終わった後、会場に入ってきた男性客が前の方に歩いてくるのを見て一言。 「そんなに遅れてきて、まさか一番前の席に座るんちゃうやろな~」 彼は申し訳なさそうに(?)堂々と(?)一番前の席に座った。 そして、彼女は彼のためにすでに歌い終えていたジャズの名曲 「テネシー・ワルツ」をもう一度歌ってあげたのだ。 (その前にさんざんからんでいたが。。。) 彼女のトークは客と対話しながら進めていく。 だから、一緒に楽しんでいるという気にさせる。 彼女は音楽を作るのは「視聴者」だという。 名曲を作るのも「視聴者」。 だから、このコンサートの雰囲気を作るのも「視聴者」。 そして、生きているからこそコンサートで同じ時間を過ごせるのだし、 音楽も楽しめるのだと言う。 小柄で華奢な彼女から何かすごい力を感じた。 彼女は生きていて、私たちも生きているのだと。 まだ行った事がない方には是非一度いってもらいたい。 素晴らしい音楽だけじゃやなく、楽しいひとときと、 強力なパワーが得られること間違いなし。 コンサート後には、ジャンルをとわず、 名曲といわれる音楽をもっともっと聞きたいと思った私でした。 お勧めがあれば是非お教えくださいな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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