カテゴリ:大物に育て!ハーフっ子
タイのお役所というと、約2年前に婚姻届を提出したときのエピソードが残っているように、絶対にスンナリ行かないであろうという予想がありました。しかも今回は乳のみ児を抱えた母を同行するわけにはいかないので、トホホなタイ語能力の日本人ひとりで「無気力な敵ども」と対峙しなくてはなりません。 前回のように「オラにはわからんから明日マトモな役人が出勤してきたときに尋ねておくれ」という大馬鹿を一喝するために、15バーツの「リッポー(リポビタンD)」をフンパツして元気をつけます。 戦闘体勢を整えて、登録事務所の受付に勢いよく「出生登録証はどこで受け取れるんだ!ああん!?」と病院で受け取った紙を叩きつけると、受付のにいちゃん約1秒(!)でラックからひょいっとガルーダ印入りの紙を取り出しました。 見るとわが娘の「出生登録証原本」ではありませんか。 な、なんだこの手際のよさは!?ここは本当にタイか? ほぼ同時に別の窓口の整理券を渡され、座って待っててくださいとのこと。 「はあ、どーもすんません・・・」と先程の勢いからいきなり出鼻をくじかれたわたしは、おとなしく座って書類のチェックをします。 タイの公文書は全て「タイ語(タイ文字)」で書かれているので、慣れないながらも間違ってないか隈なくチェックする必要があります。案の定、苗字に相方がいつも書いてるのと違う文字が使われていて「やれやれ・・・」と一瞬顔が曇ってしまったのですが、電話して確認してみると「登録証」の記載が正しいという。 タイ人はみなこの辺すごくいい加減です。自分の名前の母国語表記ですらこの体たらくですから、英語表記になると正に「迷宮」の世界。 うちの相方の名前表記は「IDカード」と「パスポート」でスペルが違いますし、そもそも実際の発音と表記が一致していません。どこかの国のパスポートコントロールで「名前言ってみろ」と言われてパスポートネームと違う名前だから「入国拒否!」なんてことならないのでしょうか? どうしてタイはこう不合理なんでしょう?現在の国際空港の名前にしたって「Suvarnabhumi(スヴァーナブミ)」と綴って「スワンナプーム」と読んでくだせえ・・・だと!?どういう思考回路が働くとそうなるんだ?(このカラクリは過去記事を参照) そんなことを考えているうちにアッという間に番号が呼ばれ、記載内容の確認と、住居登録申請のための提出書類の交付を受けます。はい!これで終わり。 あれっ!?入場から退場まで10分もかかってないよ!! 手続きがスムーズでなによりじゃねーかと思われるでしょうが、こんな手際のいい仕事はタイらしくありません!!納得いきません!! タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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