カテゴリ:大物に育て!ハーフっ子
せっかくのソンクラーン休暇も日本暮らしにゃ縁のないハナシでありまして、わたしはどうやら長期休暇のない国をわざわざ選んで滞在しているような・・・。今んとこGWを利用したタイ出張の指令は「まだ」出ていませんが、油断はなりません。
自分が休めるかどうかはともかく、お客様が連休をしっかり満喫していただけるよう、わたしらはGW前とか正月前(クリスマス含む)はいつも大忙し。はあ・・・溜息が出ますが、クタクタに疲れて帰宅しても「ぱおちゃん」が元気に手を振って「おかえり!」をしてくれるので、こりゃどんな精力剤より効き目がありますわ♪ それにしても、タイから本帰国されたママさんたちがよく言われますが、ホント、タイは「赤ちゃんの地位が高い国」でしたなあ・・・。 そう、日本は赤ちゃんの地位がタイに比べて明らかに低い。タイのように若い女性に囲まれたり、奪い合うように抱っこさせてとせがまれることもない。バンコクだったら外に出ればみなが勝手に世話してくれてママは楽できたのに・・・とパートナーさんがぼやくことしばしばです。 ま、ちやほやしてくれとは言いませんが、日本(東京・・・なのかな?)はベビー連れには厳しい環境と感じてしまいますね。ベビーカーを押しながら鉄道駅に入ったときはいつ固いカバンをぱおちゃんにぶつけられるかヒヤヒヤしますし、みなすごいスピードで歩いていてベビーカーの存在なんてかなり近距離まで来ないと気付かれないので、ハッキリ恐ろしいですね。近所の郊外駅でこれですから、新宿・渋谷なんて行きたくても行けないです。 しょうがない、バスに乗って近場で済ますか、とバス停で待ってると、バス待ちのオッサンが煙草を吸ってます。おいおい、ベビーが咳してるのが見えないのか?それより灰が風で散ってるだろーが。ベビー連れで喧嘩はしたくないですが、エエ加減にせえよ、という感じで睨んでもオッサンは「なんだこいつ」という顔で見返すだけで、効果ありません。気がつかないのか?そうだったら同情すべき馬鹿だ。気がついてワザとやってるのか?だとしたら憎むべき馬鹿だ。どっちに転んでも馬鹿だ。 バスって意外と混んでるんですね。座れることはなかなかありません。お年寄り率が高いので席を譲ってもらうことはハナから期待もしませんが、若い方が座っているケースでも今のところ「どうぞ」と言われたことはありません。あ、一度ありました。優先席のおばあさんが「どうぞ座って!」と言ってくれたことがあったので、「いやいやトンでもない。わたしら若いですから」と辞退。「あんたらが若いのは知ってるわヨ!わたしゃ赤ちゃんに言ってるんだヨ!」と退かないおばあさん。それはありがたいんですが、脇の席で座ってる若いおねーちゃんが「うっせーなー、どーでもいいからどっちか早く座れよ!」と言いたげな不機嫌そうな顔で睨んでいます。まあ、こういうケースでおねーちゃんの方から自発的に「どうぞ」と言い出すのはなかなか難しいとは思いますが、普通ならいたたまれなくて、気付かないフリか寝たフリでもするのが可愛いってもんですがね? この週末は近場ばかりだとかわいそうと思って電車に乗ったんですが、ぱおちゃんがベビーカーを嫌がってママの抱っこじゃなきゃ嫌だと泣きます。仕方ないので満員電車の中、ママはでっかいぱおちゃんを抱っこです。満員といっても、座席を占拠しているのはジャージ姿の女子学生の集団。みなラケットを持ってますからテニスの対外試合かなんかの帰りなんでしょう。試合でお疲れなのかは知りませんが、ベビー連れやお年寄りを立たせてお嬢ちゃん同士楽しくふざけあっています。気付かないんでしょうか?そうだったら同情すべきお馬鹿ちゃんたちです。気がついてて無視してる憎むべきお馬鹿ちゃんでしょうか?いや、まったく気がついていないようでした。 コドモができて日本の悲しい現状に改めて気がつく今日この頃なのでした。 「古き佳き日本人の心」はそのうち「タイ人」から学ばなくてはならなくなるかも知れません。 タイブログランキングに1票! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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