ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

実は４月からずっとバンコクへの出張を計画しとったのです。ところが、国際空港が制圧されようが各国首脳が集まる国際会議に暴徒が乱入しようがずっと不動だった「外務省危険情報ランク」が、今回に限って２段階も上がってしまったものだから、会社規定により渡航禁止となっちまった。（憮然）

それが、ここに来て待ちに待った危険情報ランク「引き下げ」～～♪♪

・・・

と思ったら、わが家において「渡航禁止令：どのような目的であれ、いかなる国・地域への渡航を禁止します」が発令されました。恐らくこの週末から「夜間外出禁止令」も発令されるもよう・・・



そうなんです。いよいようちの「第２子誕生」予定日まで２週間をきってしまいましてねえ・・・。

そのときになったら、日本語がまだまだ拙い「ジェーンさん」には当然つきっきりですし、悪いことに今「反抗期」真っ最中のこの方・・・



のお世話をするのはパパ＝Tui☆さんしかおりません（涙）

ったく、普段からムダに遊びに来たり毎日のように電話してくる名古屋地区のタイ人どもは、誰かひとりぐらいは少しは助っ人に来てくれるんだろうね？とジェーンさんに聞いてみると、そんなん手伝ってくれるわけないよ、ちょっと病院に来ておもしろがってすぐ帰るダケよ、と吐き捨てるようにおっしゃる。ほーんと、タイ人って優しいようで、こういうイザってときに全然助けてくれないのよね。まあ仕方ないけど。

まあ、うちのコトなので、ここがパパの踏ん張りところだわね。



さて、今度のわが第２子も勿論「日タイ・ハーフっこ」なんですが、幸先よいことに今回の内閣改造で待望の「ハーフっこ大臣」が誕生しましたね。

そう、元クラリオンガールの台湾＋日本ハーフっこの「蓮舫」さん（行政刷新担当相）ですね。いやあ、かつてはうちのダメ息子が随分お世話になりましてえ！！なんてバカなことを言ってる場合ではありません。（大汗）

「２位じゃだめなんですか」発言が随分叩かれてますが、あのお陰で「今の時代は１位じゃないと生き残れない」という不条理な現状を逆に世に知らしめた功績は大きいっすよ。（苦笑）

その蓮舫さんですが、国籍に関して間違った認識がされているのでここで主張しておきたい！

そもそも蓮舫さん本人が「日本に帰化した」と自称しているのが原因なのですが、蓮舫さんは台湾父＋日本母のハーフっこなので、今の国籍法下ならわれわれのコたちと同じ「二重国籍」を認められます。ところが１９８４年までは「父系血統主義」により日本生まれ日本育ちの蓮舫さんでも台湾国籍オンリーしか取得できませんでした。それが１９８５年の国籍法改正で「父母両統主義」になったため、蓮舫さんは晴れて日本国籍も保有しました。現法制下でも二重国籍者は２２歳に達するまでにいずれかの国籍を選択しなければならないので、蓮舫さんは１８歳時に「日本国籍」を選択します。ひたすら生活基盤が日本なので自然な選択と思います。つまり、わたしの解釈では蓮舫さんは生まれてからずっと「日本人」だし、ある時点で台湾国籍を放棄したという事実があるだけです。ところが蓮舫さん本人がこれを「日本に帰化した」と言っているのです。

このためかどうかはともかく、ネット上では蓮舫さんに対する民族差別的発言が散見され、たちあがれ日本（略称立ち枯れ党）代表の平沼議員などは「もともと日本人じゃない」というトンデモない発言までしています。同じハーフっこの親として、われわれは永久に立ち枯れ党および立ち枯れ党と連携する政党には投票することはないでしょう（嘲笑♪）

それはともかく、民主党政権自体はまったくケシカランと思うのですが、「ハーフっこ」であり、実質は生まれてからずっと「日本人」である蓮舫さん「だけ」はきっちり成果を残して、うちのコたちの未来のためにもがんばってほしいね！



「がんばてなー」