カテゴリ:大物に育て!ハーフっ子
さて、残り少ない名古屋ライフでありますが、ここらでわが一家の近況でも伝えておきましょうか。
まず、ヨメっこの「ジェーンさん」。 名古屋には在住タイ人がやたら多いらしく、しょっちゅう電話やらSkypeで会話している。 わたしはあまり持ち物を増やしたがらないのだが(なんせ引越しが頻繁なんで・・・)、名古屋のタイ人は金持ちが多いようで、たびたび「もらい物」がある。いつの間にか地デジチューナ付テレビ、ガスヒータ、食器棚、クローゼット、ベビーカー数台など大物がどんどん狭い部屋に侵食してきて閉口する。 相変わらず料理は大好きで「チューボーですよ!」や「男子ごはん」を録画しては新らしいメニューの開発に熱心である。タイ奥さんなのにわたしの食事はほぼ99%「和食」だが、自分のお昼とかはタイ料理が多いみたい。ときどきタイのお菓子を作っては近所の日本人に配っているようで、外を歩いているとよく『先日はおいしくて変ったお菓子をありがとうございました!』と礼を言われるが、わたしの口には1個も入っていないぞ(怒)! 下の子の「IKKIくん」は6月で1歳になった。 7大アレルゲンほぼ全滅な上、大豆もだめなので、食うものといえば米のゴハンと魚または豚肉ぐらい。お菓子は米のせんべいしかだめなので、いつも家族でケーキやアイスを賞味してると、絶叫しながら怒っている。 既に7~8ケ月頃から歩いているが、今はいつもすごいスピードで走り回っている。かつてオリちゃんが激しく転倒して血まみれで仮死状態になったことがあったが(実際は疲れて寝ただけ・・・)、そうならないように祈るばかりだ。 上の子の「オリーブちゃん」は4歳の幼稚園児。 タイ語能力はもはや父のレベルをはるかに超えており、わたしにはついていけない。それなのに、わたしと遊ぶときや幼稚園ではちゃんと日本語を話しており、未就学児のくせにすごいコミュニケーションスキルだと舌を巻くしかない。 なかなかクレバーで『おやつは3時だけ!』と日頃から教育しているのだが、先日は目覚まし時計を「3時」にぐるぐると修正して『パパー、ほらお菓子の時間ですよー!』と持ってきたときはビックリした。さすがに午前11時に持ってきても騙されないが、幼児にしては侮れない知恵が働くものだね・・・ さらに、3月から我が家に謎の少女「ドリーちゃん」(10歳)が家族に加わった。 子育ての助っ人にとタイから招聘したのに、これがまた全く戦力にならない。オリちゃんの方が大人っぽくみえるほどで、精神年齢は3歳程度か・・・。 実際、オリちゃんとケンカになると泣かされるのはいつもドリーちゃんの方。最初は小さい子だから手を抜いているのかと思ったら、観察してると本気でやってて、それでも4歳児に組み伏せられてしたたかに殴打されている(涙)。 見てるとわかるが、オリちゃんはそれなりに手加減していて、一発ひっぱたくごとに相手の反応を冷静に見て、ドリーちゃんの泣き方が激しいと「よしよし」と撫でる方に転じたりしている(汗)。 最初はジェーンさんも『タイの子供はみんなこんなもんだから・・・』と甘かったのだが、わたしが『大和なでしことして凛とした子に育てよ!』と厳命したあとは、毎日怒号の嵐である(恐)。 というわけで、つい7年前まではカノジョいない歴40年超の本格派独身者だったのに、あれよあれよで「5人家族」になっちまった。人間の運命なんてどこでどう変るかわかったものではないよね。 おかげでこのたびの東京の住居さがしもなかなかわたしの支払い能力に見合った物件がなく、かなり難航した。こちらは狭くてもよいと主張しても供給側が「ウチは3人家族まで!」というケースがいくつかあった。想定していた上限額ギリギリでどうにか見つかったが、これからまた赤貧生活が続きそう・・・。 とにかく悩んだり凹んだりするヒマがないぐらい毎日騒々しくて、なんだかんだ言って家族とはいいもんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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