カテゴリ:チェンマイ事情アップデート
渡航前から噂には聞いていましたが、増えましたね~「中国人観光客」。
チェンマイでは以前から、街の規模から考えるとちょっと異様と思われるほど「欧米人」が多かったのですが、今は中国人の勢力が急拡張、といったところですか。 中国は何と言っても13億の民を抱え、中間層も台頭していることから、海外旅行者数は年間1億人を超えようかという勢いらしい。 各国で中国人観光客を誘致するための施策を競うようにして打っているようですが、タイも例外ではありません。 チェンマイの有名スポット「ナイトバザール」でも、中国人歓迎ムードが炸裂してます。 だからってナイトバザールを「中国化」せんでもエーやん。なんか「おもてなしの精神」をはき違えているとしか・・・。 現地のひとに聞くと、インラック前首相が中国政府と結託して中国人ビザを免除したからこんなに中国人が増えた・・・みたいなことを苦々しげに言ってたのですが、調べてみるとこれは「未遂」だったようで、タイ中のビザ相互免除(今年の9月という合意はあったらしい)が実現する前に同首相は失脚しました。 今でも中国人観光客はビザを取得しなくてはなりませんが、事前に国外のタイ公館で取得する必要はなく、タイ到着時に空港やイミグレで「オン・アライバル・ビザ(15日以内の滞在許可)」を申請して即発給されるもよう。 申請時に「写真」「申請料一千バーツ」「帰りのチケット」「現ナマ一万バーツ/1人(または二万バーツ/1家族)相当の所持」が必要とのこと。 これは日本にはない素晴らしいサービスだ!とほざいている中国人ブログも見つけましたが、ふんっ!テメーらがもうちっと行儀よくしてりゃ、これぐらい日本も考えてやってもエーけどな! ビザに関しては「タイ外務省が中国人へのビザ早期免除を検討中」とのニュースも流れていたようですが、現在は「8月~10月の間は、中国人と台湾人にはビザ申請料一千バーツをまけといてやるぜ!」という措置に落ち着いたもよう。 事情はよくわかりませんが、やはり中国人観光客のお行儀はあまりよろしくないようで、タイ人には拒否反応が強いというハナシも聞きます。 いきなりビザ免除にしてタイ国内が行儀の悪い中国人に席巻されて大混乱になるのはマズイので、とりあえず「ビザ代タダ」で様子を見ようという魂胆ではないでしょうか?単なる憶測ですが。 実際には、中国人がタイ国内で狼藉している現場をまだ目撃してないので無用な批判は避けますが、あえてニュートラルに見てもとにかく中国人は目立ちます。 理由は、 「いつも大人数で束になって行動している」 「とにかく声が大きい」 「立ち居振る舞いに品性が感じられない」(先入観もあるかも知れんが・・・) に尽きます。 あと、観光客が多いスポットを見ていると、 「中国人は地図を広げながらウロチョロしてるが、欧米人のように飲食店でのたくったりはしない(つまりゼニを落とさない)」 ということも感じました。これは日本人も似たようなもんですけどね。 んで、そもそも、なんで中国人がタイ(チェンマイ)にどっと押し寄せてるの? ・・・と調べてみると、一番有力と思われるのが、2012年に中国で大ヒットしたコメディ映画「Lost in Thailand」の影響のようです。 この映画の舞台であるタイを是非訪ねてみたい!ってことで、ロケ地のひとつである「チェンマイ大学」および裏手にある池畔にはマナーの悪い中国人が殺到したようで、おかげで同大学のキャンパスは自由な出入りが制限されるようになったそうです。困ったものですね。 日本人も負けてはいけませんね。日本人はパスポートさえ持ってりゃタイでの30日間の滞在許可が下りるワケですから(昨今厳しくなった「ビザラン」は別ね)、この夏休みにでもガンガン来タイしてほしいものです。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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