カテゴリ:チェンマイを食べる!
今ワタシが潜伏している「アジト」の辺って、閑静なよいところ(=言いかえると辺鄙な僻地)なんですが、一番近くてマトモな食事ができる店が「ターナーム」です。
日本人観光客にも知名度の高いこの店が徒歩圏にあるのは、ヒジョーにうれしい。 本ブログでも2006年に取り上げて絶賛していますが、久々にランチに出かけてみました。 距離的にも価格帯的にも「普段使い」にしたいところなんですが、しかし外観がこう「えれがんと~」なカンジですと、ヒッピーでワイルドなワタシ(=言いかえるとムサ苦しいオッサン)がひとりで入るのは躊躇してしまう。 ちょうどヨメっこ「ジェーンさん」がワタシが独りで無双してないか「抜き打ち査察」にやって来たので、「ターナーム」でランチご一緒しましょうと「接待」に連れ出しました。 しかし以前来たときもそうでしたが、この店、日が高いうちはお客がほとんどいないんですよね。 今回も正午過ぎにも関わらず客は「ゼロ」だし、従業員の姿すら見えない。 厨房の方まで行って「営業してまっか~!?」と呼ばわると、ようやく2名ほどがおもむろに出てきて、扇風機を点けたりBGMをかけ始めたり準備を開始しました。呑気やね~ いやあ、やはり川沿いレストランは最高やねえ!! でも店の雰囲気とかインテリアが以前と違ってる気がする。前はもっと古民家風だったような・・・ 注文したのは前にブログに書いたときと同じ北タイ名物「ゲーン・ハンレー」。 う~ん、こりゃ日本のカレーのコクをさらに深くした味わいやね!!とホクホクしてたんですが、ジェーンさんがしばらく考えながら、「コレ、前より味が落ちたんとちゃうか?シェフが変わったやろ」と異議を唱えはじめます。 むぅ・・・そう言われてみると、昔食べたときのインパクトを思い出してみると、タマリンドの酸味とかショウガの風味などがやや減退していて「鮮烈さ」に欠けるキライはありますね(知ったかぶり)。 よく言えば日本人向けには食べやすくなっていて、これで文句言ったら罰が当たるで~ってレベルのおいしさではあるんですけどね。 ジェーンさんはダイエット中ってことで、「ソムタム・ポンラマイ」(果物のソムタム)を注文。 これはデザートか?料理か?と考えてしまいますが、間違いなく「料理」として食べるものでしょうね。いわゆる「サラダ」と比較しても満足度は高いと思います。さすがにゴハンのお友達には厳しいですが・・・ しっかし、これも辛いっすねー!! フルーツと甘くみて油断していると、大変つらい思いをすることになります。 「激辛フルーツ」って想像しづらいと思いますが、興味ある方は是非お試しを!! アジトに帰ってから調べてみて、今回感じた「違和感」のナゾが解けました。 「ターナーム」は2011年に以前あったメンライ橋付近から、現在の場所に移転したようですね。 昔はこんなカンジやった。 以前も比較的不便な場所にあったのに、さらに郊外に南下したワケですから、ある意味「賭け」であったと推察します。 今の場所からピン川の対岸に望める「ワット・チェディーリアム」という仏塔のライトアップ設備は、ターナームのオーナーが寄進したものだそうです。 それだけ、並々ならぬ意欲があっての移転だったんでしょうね。 高級感に満ちたインテリアでリッチな気分に浸れますが、値段はそこそこ。 何よりピン川の眺めが、上流のレストラン密集エリアよりもぐっと雰囲気がよろしいっす。 ヒッピーなTui☆さんには敷居の高そうな店ではありますが(汗)、応援の意味もこめて今後は「普段使い」のお店にしたいと思います!! にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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