カテゴリ:チェンマイを食べる!
チェンマイの人気レストランって調べてみるとよく見つかるのが「旧市街」のお堀の内側にある「フアンペン」という北タイ料理店。
ハイシーズンには予約しないと入れないぐらいの人気店らしいですが、今まで知りませんでした(汗) ちょうど旧市街に用事があったので、期待マンマンで「フアンペン」に出掛けてみました! 入ってみると、まず店内の雰囲気に圧倒されます。 まるで骨董屋に迷い込んだかのように、装飾品が処狭しと並んでいますね。 北タイの昔からのお金持ちの邸宅に招かれたようにも思えます。 店内はかなり混み合ってましたが、ワタシらが食べ終わって外に出たときには、入店待ちのすごい行列ができていて驚きました! 料理は、まず最近の比較調査対象である北タイ名物「ゲーン・ハンレー」を注文してみました。 うーん・・・他店と比較するのは反則かも知れんけど、先日行った「ターナーム」にあった気品や華やかさあふれる味わいと比べると、やや平凡なカンジかなあ・・・。 豚肉もあまりいいところ使ってないし・・・。 ターナーム云々を抜きにするとコレはコレで「まずまず」なんですけどね。 一緒に頼んだ「豚皮揚げのナムプリック」はなかなかイケます。基本野菜ディップでいただきますが、ゴハンのお友達にしてもサイコーです。 ナスの炒め物は、ナスがしっかり柔らかく調理されていて、よいお味に仕上がってます。 これってタイではコリコリに堅い状態で出てくることが多いんですが、個人的にはこういうカンジでしっかり火が通っているものが好みです。 ゲーン・ハンレーがやや期待外れだったので、代わりのスープ系「トムセープ」を注文してみました。 うーん、これは絶品! トムセープはトムヤムクンと使用食材が似てますが、よりハーブ系の香味がフィーチュアされていて、食欲がないときでも抵抗なくいただけるカンジですね。 トムヤムクンとかグリーンカレーと比較すると、あまり名前の挙がってこないメニューですが、日本に比べるものがないタイ料理のよさをグッと凝縮したような味わいで、もっと注目されてもいいんではないかな? さて、評判の「行列ができる料理店」と期待して入ったお店でしたが、全てのメニューが平均点以上のおいしさながら、「劇的」においしいワケではありませんでした。 同行したヨメっこ・ジェーンさんも、「これならウチで作って食べても同じやん」との辛口評価でしたが、逆にそこがこの店のメリットかも知れません。 「北タイの家庭料理の味わい」を「まるで地元の名士の家に招かれたように」いただける、っていうのは、特に外国人観光客にはタイ人の家庭を訪ねるチャンスなんて基本ないワケだし、非常に魅力的なんだと思います。 値段も一品50~85バーツとお安く、色んなメニューをまとめてトライしたい方にはうれしいお店でしょう。 ちゃらちゃらした装飾やらには騙されんぞ!とにかくうまいモン食わせろ!というタイリピーターや長期滞在者には評価が厳しいかも知れませんが、タイ(チェンマイ)に初めて来たという方には、店内の雰囲気も含めて「北タイらしさ」を満喫できることウケアイでしょう。 場所は荘厳な仏塔のある「ワット・チェディルアン」の裏手ですので、旧市街観光の際には「フアンペン」に立ち寄ってみるとよいでしょう。昼メシどきも営業してまっせ。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[チェンマイを食べる!] カテゴリの最新記事
|
|