カテゴリ:チェンマイを食べる!
所用があってヨメっこ「ジェーンさん」とチェンマイ市内からクルマで約3時間ほどの山間部に出掛けてきました。
そういうときにジェーンさんは、沿道の田舎ならではの「珍しい食材」を売ってる露店を目敏く見つけては急停車し、「ちょっと買ってくるから100バーツよこせや!」と駆けて行っては、後部座席にそういうものをどんどこ積み込んでいきます。 その中の包みのひとつが、何やらワサワサと音を立てているのに気がつきました。なんやろう? 手にとってみると・・・ おおっ!これは「コオロギ」ちゃんやないですか! まだみんな元気に動き回っています。 目が合うとなかなか愛らしい・・・ もちろん、コレは食用です。 こうやって水につけてアク抜きしてから、素揚げにしたりハーブなどと一緒に唐揚げにすれば、ほんとスナック感覚で食べられてビールのおつまみにピッタリなのです! 気持ち悪~いなんて偏見はイケマセンよ。 タイ北部や東北部は、海から遥か離れた内陸にあります。 魚は川や池の淡水魚が一般的だし、それすら乏しい地方は、山間部に豊富なタンパク源・・・すなわち「虫」を食べることは、ごくごく当然のことです。 外見がどうのこうのなんて言ったら、先入観を一切捨てて考えれば「エビ」や「カニ」の方がよっぽど気味が悪いと思いませんか?「カニみそ」なんて、コオロギの素揚げなんか比較にならないほど野趣に満ちた食べモノですよ。 と、ブツブツ言いながら食べるのを楽しみにしてたんですが、どうやらこれは「義母」の大好物ってことでお土産だったそうで、義母に全部食われてしまいました(涙) ウチの実家では、以前にも庭で発見した「蜂の巣」を大騒ぎして獲ってきてました。 義父は蜂に顔を刺されて腫れあがってましたが、そういう思いをしても獲ってくる価値があるものなのでしょう。 巣には「蜂の子」が顔を出していますね。 「蜂の子」は高級食材ですし、「蜂の巣」も詳しくは知らないんですが食べられるようです。今回は多分「売られた」のか、家の食卓には上りませんでしたが、以前「蜂の卵」料理を食べたときは、その甘さに驚きました。きっと滋養満点なんでしょうね。 このように、日本人には馴染みの薄いものでも、異国ではそんなに珍しくない食材として扱われています。 文化や生活環境の違いなので、それを「気持ち悪い」とか「ゲテモノ」と蔑むのは、それこそ「野蛮」な行為です。 無理にチャレンジすることはないとは思いますが、先入観を捨てて思い切って試してみると、意外な発見があったりしますよ! 今日もチェンマイ市内のスーパーに行ったら、冷凍モノではありますが「ワニ」の肉を売ってました。 ワニ肉は一度食べたことがありますが、非常に淡白でクセがなく、全く抵抗なく食べられました。悪く言うと、味も風味もなかったのですが・・・。 ワニ肉は健康食、美容食として人気があるそうで、タイでも最近流通量が増えているそうです。 もしチャンスがあれば、ぜひトライしてみてください! にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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