|
テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
だいぶ調子は良くなってきました。
ブログの散歩や、コメント付けには差し障りは無い。 ただ、自分の日記を更新しようとすると、きついのよ。 で、本日は、この一月ばかりで読んだ本、読み返した本の紹介。かなり、適当。 「心を知る技術」高橋和巳 カウンセリング入門書。悩みとは、物事が自分の希望通りに行かないこと。カウンセリングとは、希望がどこから来たかを明らかにする作業。メルマガの参考のために読みました。今すぐは効かないけど、有機肥料みたいに効いてきそう。 「フフフの歩」先崎学 将棋指しを知ってる人は、みんな知ってるし、知らない人はだれも知らない。羽生の前に天才と言われたが、今はもと天才と言われている。勝負と酒と賭け事のエッセイ集。気楽に読めるので、疲れた時に。 「良心的」山本夏彦 ここで、紹介したいと思って読み返したが、一筋縄ではいかない。コラムの短文を並べた本だが、一編そのままのせれば盗作である。略すれば味も素っ気もない。全体を通して、ああだ、こうだ言える才能はない。 「不敗の宰相 大久保利通」加来耕三 西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)、坂本竜馬、高杉晋作、伊藤博文と比べて、成し遂げたことは、一番だが、最も不人気。今回読んでみて、その強さにあ然とした。日本を列強の中で、負けないようにするためだけを、終生の目標とした人。死んだ時には借金しか残っていなかった清潔な人物。この人をきちんと評価できない内は、日本に政治的成熟はこないのでは。 「平然と車内で化粧する脳」澤口俊之、南伸坊 以前紹介した、”「河合隼雄」がわかりません。”で、紹介した「心理療法個人授業」南伸坊、河合隼雄の続編。日本人が、進化の方向と異なった文化になっていることを指摘した本。かなりおもしろいが、かなり、論理の飛躍もある。今後の研究が楽しみ。 「上機嫌の作法」齋藤孝 今はやりの、齋藤先生。体と技から、上機嫌の方法にせまる。できる人は上機嫌である。基本的に大賛成。なかなかできないが。 「爆笑 夫婦問題」太田光代 あの爆笑問題の太田光の奥さん。所属事務所タイタンの代表取締役社長。全編のろけ話。筆者は光代という名前が好きではなかったが、太田光の代わりと思うと大好きになったとか。うーむ。太田光の本はおもしろいが、本書はただの暇つぶしであった。 「カラサワ堂怪書目録」著、唐沢俊一・画、唐沢なをき あの「トリビアの泉」のスーパーバイザー、唐沢俊一がB級古本を紹介した本。あの「と学会」以来、唐沢俊一はできるだけ読む。今回もおもしろかった。 「トンデモ一行知識の世界」唐沢俊一 もっと、トリビアっぽい本。くだらなさに涙流れる。そこが良いのよ。 「マネー・ボール」マイケル・ルイス 貧乏球団アスレチックスを、常にプレーオフに進出させるGM(ゼネラルマネージャー)の話。野球と経営。おじさんの好きな話。野球に数字を取り入れて、大活躍する安い選手を発掘する。 しかも、このGM、試合に負けると怒り狂って暴れ回ったり、選手の首切ったり。合理性と野蛮を一身に持つ。 「ジェイルバード」カート・ヴォネガット(ジュニアがつかなくなって寂しい) 今日は、復活ネタをやろうと思って、(カゼからの復活にかけて)「ジェイルバード」を夕べから読み返しておりました。 最初のページにあるのよ。 「そう、キルゴア・トラウトは復活した」自分でも不思議なほどおぼえている。 でも、やっぱり、カート・ヴォネガットは紹介するにはむずかしい。 本はおもしろかったけど。 ← メールマガジン始めました。「応援メール」です。登録はこちら。よろしくお願いします。 ※1 この他に、毎日、紹介する本も読んでいるし、まーまーかな。そうそう、爆笑問題の所属事務所「タイタン」は、カート・ヴォネガット・Jrの「タイタンの妖女」から。 バックナンバーはこちら 人気blogランキング ←1日1押し有効です。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[あの本、おぼえてる?] カテゴリの最新記事
|
|