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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
「空想科学読本」は、怪獣映画やヒーロー物を科学的に解明するとどうなるか。空想科学研究所主任研究員のである柳田理科雄氏の、疑問から全てのシリーズが始まった。。
あるいは、新しいジャンルと言っても良い、「空想科学」の第一作。 記念すべき最初のネタは、ゴジラ2万トン・ガメラ80トン、科学的に正しいのはどっち。 ほとんど、科学的なことを考えずに作られたお話に、科学のメスを入れると、でるはでるは、ツッコミどころが山のようにある。 ゾウの時間ネズミの時間 動物のサイズの科学を書いている、「ゾウの時間ネズミの時間」にもあったが、 身長が倍になると、幅も厚みも倍になる。例えば、身長が2倍なら、幅も2倍、厚みも2倍。体重は、2×2×2=8倍になる。 ありとねずみとゾウの体型を見比べて欲しい。足の太さが、ぜんぜん違うのがわかるはずだ。体が大きくなると、体重が、どんどん重くなるから、足の太さがドンドン太くなっていくのだ。 さて、そうすると、ゴジラやガメラやウルトラマンは体型がおかしい。もっと、ずんぐりむっくりに、ならなきゃいけないのだ。 まー、そこらはひとまずおいておくとしても、 ゴジラ2万トン・ガメラ80トン、ケタが3ケタも違う。ちがいすぎる。 結論を言えば、ゴジラは重すぎる。ガメラは軽すぎる。 ゴジラの体は金属が充満した重さであり、ガメラは気体のような軽さだ。 文章が抜群である。 ガメラとギャオスの体重が軽すぎるので、2匹の戦いは、 ”ガメラのパンチが「ぱふ」。ギャオスのキックが「ぽふ」。風に吹かれて漂いながら、戦い続ける2匹はどこか遠くへ流れていくのであろう。” ※1 空想科学漫画読本で、「アルプスの少女ハイジ」のオープニングのブランコのシーンを科学的に検証していた。あのブランコの揺れの周期の長さから、高さ100メートルの樹からぶら下がるブランコ。登っていくだけで怖いぞ。 ← メールマガジン始めました。「応援メール」です。がんばる人の応援を毎日しています。 ※2 昨日は職場の検診で、胃の検査。バリウムを飲んで、台につかまって、ぐるぐる振り回されて、何枚もレントゲンを撮りました。 一時期は必ず引っかかって、胃カメラ飲むことになりましたが、最近は、大丈夫。 考え方を変えたから。 胃はストレスの影響がすぐ出ますからね。 バックナンバーはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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