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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
「学校事務」という雑誌があります。
業界誌ってヤツですね。 わたしは10年ぐらい購読しておりました。現在は中断しておりますが。 ここに、「学校事務職員フレッフレー 本多信一」という連載がのっています。 わたしが、知っている限りでも、15年は越える長期連載です。 「学校事務」誌が届いたら、必ず、本多氏の連載から読んでいました。 本多信一氏は1971年から、無料の人生相談を始め、現在も続けています。 内向型で、非組織人間で、心配性で、真善美を愛する方だそうです。 生来の内気のため、友人も少なく、組織内での出世や金儲けには、ほとんど興味が無い。 若くしてガンにかかって後は、生涯を「内向的な仲間達の応援団」として送ることを決意します。そして、無料の人生相談を天職とし、相当な貧乏のつもりでした。縁あって結婚し、子供もできたため、執筆と中小企業診断士の仕事で稼ぎ、そこそこの貧乏生活を送っているそうです。 「学校事務」の発行元「学事出版」のホームページ そうして、書かれた本が70冊以上あります。 例えば、 「内気な人の生き方にはコツがある」 「内向型人間だからうまくいく」 「「タダの人」としてゆっくり生きよう」 「幸福に生きた「内気なネコ」の話」 「 内気な人の営業にはコツがある!」 「話べたな人の自己表現の本」 「人の目を気にしなければ人生はうまくいく」 「「内気」だから成功できる!内向型性格をプラスに変える仕事のコツ」 「会社をやめてこう生きた」 等々。 まさに、内向的な人向きの本がいっぱいです。 ちょっと、内向的なわたしは、気分が落ち込んだ時に、本多氏の本を読みます。そして、気分が上向いてくると、「ちょっと辛気くさいな」と、思って、最後まで読みません。 家を探したら、10冊ぐらいありましたが、最後まで読んだのは2冊だけでした。 氏はマジメな方ですから、景気のいいことは書きません。 「独立して成功しよう」では無く、 「内向型の人間は組織に向かない人が多いから、独立も一つの選択肢」という言い方をします。 儲かる、儲からない、食える、食えないより。どちらが、自らの命を傷つけないかです。 というわけで、落ち込んだ時には読むのですが、途中で回復すると、積んでおく悪い読者です。 気持ちの切り替えがうまい人 ところが、今回、「気持ちの切り替えがうまい人」を読んで、とまらなくなりました。 本多氏の文章は今まで読んだ中で、一番生き生きとしています。内容も深く広く。 あるいは、わたしが、理解できる年齢になったのか?両方かも知れません。 引用しようとしたら、全部引用しそうです。 一言だけ。 ”身の置き所は「優劣」より「居心地」で選ぶ” そうだよな。一流会社が合わなくて、うつ病になる人もいれば、中小企業で楽しい人もいる。もちろん逆もある。でも、つい見栄で選んでしまうんだよな。 内気な人の営業にはコツがある! ハウツー本も独特で、おもしろい。 ※1 本を多く出して、信ずる道は一つ。 名は体を表す。本多信一。 今、気がつきました。 ← メールマガジン始めました。「応援メール」です。がんばる人の応援を毎日しています。 ※2 業界誌。いろいろとあって、おもしろそうですね。業界誌の本があったのですが、何だったかなー。 ※3 本多氏の本を読めば、わたしのメルマガなどいらないかと思ってしまいますが。 でも、メルマガは、毎日届くんですよね。 それが強み。 読むとも無しにながめていれば、 読者の人生が好転すると信じて、今日も発行するぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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