文章で飯を食う

「ぼくらの　なまえは　ぐりと　ぐら
このよで　いちばん　すきなのは
おりょうり　すること　たべること　…　」
　今日も、「crest2」さんの日記「時と場合に夜」を読んでいて、「いつかはぐりぐら」を見つけました。
　「crest2」さんの話は、
　お子さんと
　「カステラを焼きに河原へ行きたいねー」と、いい方向へ進んでいくのですが。



　わたしは、お話に出てくる、
　食べたいものを思い出してしまった。

　まず、第一は「ちびくろサンボ」
　当然、「とらはバターになりました」のバターで作ったパンケーキだ。あれを食べたがらない子供がいるか？
　なかなか意見が合わなくて、わたしが会わすことになる、うちのかみさんも。
　ちびくろサンボのパンケーキは絶賛である。

　後、思いだしたのは、海の男・ホーンブロワーシリーズ。航海も長くなると、水や食料もとぼしくなる。
　「決戦バルト海」では、ロシア皇帝がお忍びで、ロシアの港に停泊中の英国艦隊を訪れる。
　ここで、ホーンブロワーが皇帝に出した乾パン。
　ぽんぽん叩くと、コクゾームシが顔を出す。恐ろしい。
　それから、パンを黒く焦がしてお湯につけた代用コーヒー。シリーズのあちこちで顔を出しますが、まずそー。
　でも、パンもコーヒーも一度は食べてみたい。ロシア皇帝晩餐会の宮廷料理には興味はないが。


昼メシの丸かじり


　小説ではないが、東海林さだおの食い物エッセイ。
　うまそー。

　筒井康隆がなにかのエッセイで、断食した時思い出す食物は、高級品ではなく、
　ラーメンである。おにぎりである。あんパンである。と、書いていたのを思い出す。
　育ちの悪い貧乏人は、やはり、このへんにそそられる。

　で、東海林さだおの紹介するのは、貧乏人の飢えを満たす食い物や、それに毛が生えた程度。コロッケの正しい食べ方、あじのひらき。定食屋のあるべき姿など。
　うーん、串カツの話思いだした。食いたいなー。コンビニぐらいしか開いてない時間だけど、あるかな。

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※１　ホントは、もっともっと、美味しそうなものはあると思いますが。思いだしたのが、これだけ。　　

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※２　平井和正の狼男だよで、軽くあぶっただけのステーキをばくばく食うシーンを、今、思いだした。あー腹減った。