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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
昨日、「 学校民営化は、火がついたらすぐだぞ。」、おととい「 郵政民営化の次は、学校民営化だ。」と、学校民営化について、書きましたが。
いやー、一番中心になる考え方を、自分の思いつきと思い込んでいました。つまり、教育のクーポン制。 生徒は、一人一人がクーポンを持って、自分の受けたい学校に行く。学校は、クーポンを政府に金に換えてもらう。つまり、民営化だが、個人負担は少なくする。 病院の社会保険と同じような制度。お金の出所が、保険料と税金の違いだけ。 効率よく、人気の高い学校は、儲かるし、非効率な学校はつぶれる。 問題の先生をほっておく学校はつぶれる。イジメや、暴力のある学校は生徒が集まらない。 がんばる先生、実力のある先生は、きちんと処遇される。(給料だけではないですよ。雑用をさせずに、授業に専念させるだけでも、いいのです) で、この考えを自分の思いつきと思って書いていましたが。 今日、本棚を見ていて思い出しました。読み返して、間違いない。 「選択の自由」ミルトン・フリードマン/ローズ・フリードマン 楽天ブックスより<フリードマンが本書で説く「急進的自由主義」は1980年代、レーガン米大統領やサッチャー英首相によって現実の政策になり、経済再活性化の基礎を築いた。> 今となっては、古いところも多い本です(特に、インフレとデフレの環境の違い) でも、本書の一番良いところは、極端であるところ。 著者はそうは思わないかも知れませんが、極端な自由主義。だからこそ、議論が始まると思います。 全部、市場に任せて上手く行くとは思えませんが・・・。 日本みたいに、役所が場当たり的に口を出すよりは、良いかもしれないけど。 ← メールマガジン、次の目標は100回。「応援メール」です。登録はこちら。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 「選択の自由」は30年ぐらい前の本。完全に自分の考えになってしまった部分もあって、思い込んでしまいました。 まー、考えなんて、あっちこっちの、本や新聞、テレビやおしゃべりから影響されてできているのだ。自分の考えなんて、微々たるものだ。 って、開き直ってどうする。(反省) ※2 昨日、おとといと、コメントをいただきました。今、教育はうまくいってないようです。少子化の原因の一つに、「子ども達が幸せに見えない」って、あると思いますね。 ちょっと、大きすぎる話になったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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