文章で飯を食う

　沖縄の田舎をドライブしていると、おばーは、歩道ではなく、車道を歩いていることが良くある。（おばーは、沖縄でおばーさんの事）
　すごく危なくて、どきっとしてしまう。車を運転していると、危うくひきそうになることがあるのだ。続いて腹が立つ。

　だけど、それなりに理由があるんだなー。
　では、おばーは、なぜ、車道を歩くのか。


　答えの前に、今日の本の紹介。
　トム・クランシー「愛国者のゲーム」

　CIAのモットーである「真実はあなたを自由にする」
　わたしが、この言葉を知ったのは、トム・クランシーの「愛国者のゲーム」の中ででした。


　


　この本では、「レッド・オクトーバーを追え」で、登場したジャック・ライアンが、なぜ、CIAに入ったかが書かれています。
　イギリス旅行中にテロリストの仕事を邪魔した、ライアンは、逆に家族を狙われることになります。ライアンはCIAに協力して、テロリスト達を追いつめようとしていきます。
　ライアンの武器は情報を取り扱う頭脳。テロリストの潜入場所を探り出し追いつめていく。
　そして、テロリストとの壮絶な戦いが待っているのです。

　最近、どうも、トム・クランシーは、おもしろくないのですが、「レッド・オクトーバー・・・」から「合衆国崩壊」までは、全部、おもしろい。
　しかも、一作ずつテーマが違います。
　「愛国者のゲーム」のテーマは「テロリスト」。アイルランド紛争が基調に流れています。

　そして、「合衆国崩壊」には、あの９．１１を予言したと言われているシーンがあります。


　　　


　さて、さて、「真実はあなたを自由にする」とは、何から自由にするのでしょうか。
　わたしは、自分自身から解放してくれるモノと思っています。真実を知れば、自分の怒りやこだわりから自由になれると思うのです。

　では、おばーは、なぜ、車道を歩くのか。
　答えは、おばーは道の真ん中を歩きなさいと、しつけられたからです。
　道の端っこには、そう、ハブがいるのです。だから、おばーは、できるだけ道の真ん中を歩くようにしつけられ、今も、そうしているのです。

　答えを知ったら、怒らずに、車のスピードを落として、オバーをよけていけるでしょうか？

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※１　「愛国者のゲーム」上巻の表紙はウージ・サブマシンガン。イスラエル産のサブ・マシンガン。下巻の表紙カラシニコフ（ＡＫ４７）ロシア産の突撃銃。
　物語の登場順とは逆。ウージはその小型軽量のところから、シークレット・サービスに愛用され、カラシニコフはテロリストが使う、取り扱いの容易な銃。
　この話は、真実ではなくて、トリビアと言うべきか。

※２　ちょっと、固い話が続いたので、今回は軽い話にしてみました。