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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
子ども時代のあだ名は、一生ついて回る。
わたしは、「ひろし」とか「たかし」のたぐいの、良くある名前。そのせいか、あだ名は付かず、呼び捨てである。 沖縄では、姓のだぶりが多い。だから、名前やあだ名で呼び合うことが多い。 地域にもよるが、 大城、新垣、金城、比嘉、上原、城間、赤嶺、宮城、宮里、等々。 例えば、糸満市で市会議員選挙をやると、上原が二人・三人と立候補して、姓ではなく名前を連呼して名前で投票と言うことになる。 さて、あだ名が付いてるヤツは人気者なのかと考えてみたが。そういうわけでもない。 あまり、うらやましく無い。 田中で太っていたら、「タナブー」である。宮城なら「ミヤブー」。 「顔面」とか「絶壁」とか「マッチ棒」とか、体型・容姿系もある。 「パイラー」とか「ピンク」、「バファリン」などの由来不明もある。「ピンク」は男だぞ。 天才バカボン 同級生の女の子に「バカボン」というあだ名の子がいた。 可愛い顔だが、けっこう似ている。愛嬌があるし、頭も良い。話しやすいから、男女、両方から人気者だ。悩み事なんかも親身に聞いてくれる良いヤツである。 で、20年ぶりのクラス会の時、みんなが、「バカボン」、「バカボン」と呼びかけるもんだから、 「もう、そのあだ名で呼ぶな」と、女の子の一人を指差し、「○○子、この前、国際通りの真ん中で、『バカボン』って呼んだでしょう。恥ずかしかったんだから」 確かに、子どももいて40過ぎて「バカボン」は無いよな。 「それから、☆☆美」 ☆☆美とバカボンは、県の治安を預かる部署の事務職である。 「事務所に電話してきて、バカボンいますか?って聞かんでよ。」 それは、ひどいとみんなが口々に言う。 攻められた、☆☆美。 「じゃ、みんなはバカボンの名前わかるの?」 誰も答えられなかった。 昔のことだから、姓だけ知ってる、名前だけわかるというのは、ある話だ。忘れちゃったというのも、申し訳ないがある。 だけど、その場の全員が名前を知らんと言うのは、ひどい話である。 まー、バカボンは良いヤツだから本気で怒っているわけではないけど。 「tuitel、あんた、小学校の時から一緒なのに、名前もわからないわけ」 「すまん、すまん」 ← メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。 応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。 ※1 後日、かみさんと一緒に買い物をしている時に、バッタリと会った。 「あっ、バカボン」と、思わず言ってしまった。 じろっと、にらまれた。 「同級生の・・・」と紹介するが、後が続かない。 「○○です」と、自分で名乗っていた。すまん、すまん。 元祖天才バカボン DVD-BOX 3 タイトルは「天才バカボン」なのに、主人公は、バカボンのパパ。 これでいいのだ。 ※2 天才バカボンで、左手で描いた回があった。ぐちゃぐちゃ。 翌週は、先週は好評だったので、と、足で描いていた。さらにぐちゃぐちゃ。 絵の代わりに字で説明を書いていて、吹き出しの中が絵の時があった。 つまり、「電信柱」と字で書いて、「太陽」と上の方に書いてある。太陽のまわりには、「さんさん」と書いてある。吹き出し中は絵文字である。 すごい、おかしかったな。一時期だが、赤塚不二夫は天才と紙一重のむやみとおもしろい時期があったような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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