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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
先日、書いたとおり、読めもしないのに、また、今日も古本屋へ行って10冊ばかり本を買ってきた。
”わかっちゃいるけど やめられねぇ 読めねぇ本を、また、買っちゃったよ。 ” この3日間で、読んだ本が4冊と半分ぐらいの流し読み・とばし読みが3冊ぐらい。半分ぐらいは、再読三読。 「日本以外全部沈没」 筒井康隆 自選 パロディ短編集 で、その内の一冊がこれ。「日本以外全部沈没」 古本屋で、立ち読みで読んだ。とりあえず、表題作を見てみるつもりで、結局、全部、読み返してしまった。傑作だからね。 家に帰って探せば全部あるはずだから、買わなかったけど。 ++++楽天ブックスの紹介文は以下の通り。+++++++ 日本以外の国が、全て海の底に沈没してしまった。ニクソン、毛沢東、ローマ法王などなど、世界のVIPが大挙して日本に逃げ込んで大騒ぎに…。小松左京氏のベストセラーのパロディである表題作をはじめ、何が書いてあるのかまったくわからない「フル・ネルソン」、その体裁ゆえ今回が文庫初収録となる「デマ」、百人一首すべてをもじった「裏小倉」など、傑作パロディ小説を十三篇収録。抱腹絶倒必至。 【目次】 火星のツァラトゥストラ/日本以外全部沈没/ケンタウルスの殺人/小説「私小説」/ホルモン/フル・ネルソン/モダン・シュニッツラー/デマ/バブリング創世記/裏小倉/諸家寸話/読者罵倒/筒井康隆のつくり方 ++++++++++++++++++++++++++ パロディ小説集と言いながら、実験小説も多い。「フル・ネルソン」なんかは、ニューウェーブのパロディかな。 虚構のパロディをやってしまう人だから、パロディと言えば全部、パロディか。 「ホルモン」があるから「ビタミン」も読みたくなる。「裏小倉」と来れば、「カラダ記念日」も読みたい。 そう言えば、早口言葉のパロディがあったはずだが。「我が良きウルフ」もスペースオペラとかのパロディだし。 そうして、本の山から、目的のモノを探している内に、別の小説を読み始めているのでした。 ← 無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。 ※1 未読の本の山の横に、買ってきて袋から出していない本の山ができております。困ったものだ。 ※2 昼食時に子ども達と「火垂るの墓」の話になり、野坂昭如の文体について、一文が長くて、句点がいつまでも付かないのだが、それを説明するのに、野坂昭如の本がさがせずに、筒井康隆の「乱調文学大辞典」の野坂昭如の項で代用している私は、ちょっと手抜きかと思うが、実際、野坂昭如の文章はこれぐらい長かったりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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