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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
本日、二本目。
最近、本の話を書いていない。 しょうがない、目の前にある本について書く。 今、目の前にあるのは、広辞苑である。 高2の長女が中学生の時の、誕生日のプレゼントである。本人の希望だ。買った頃は、毎日、楽しそうに読んでいた。 その後、高1の誕生日に、電子辞書を買った。もちろん、広辞苑の入ったものだ。 井上ひさしが広辞苑の裏表紙にある刻印(種まく人)に、左手の親指を当てて、調べ物をすると書いていた。子どものころに読んだのだが。そのころから、広辞苑が欲しくて欲しくてしょうがなかった。 しかし、高いし、買いたい本はいろいろあるし。結局買えなかったのに、夢が娘に遺伝したのか、わたしが、知らずに吹き込んでいたのか。 誕生日のプレゼントに、広辞苑を欲しがる子になってしまったのよ。 ← 無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。 ※1 湯川秀樹の家は京都の旧家である。けっこう古い本があるはず。で、小松左京がたずねたら、前の戦争で焼けてしまったとのこと。 はて、京都に空襲はなかったはずだがと、「前の戦争?」と、小松が重ねてたずねると、 「応仁の乱です」と湯川は答えた。 ※2 うちの親戚は、みんな、貧乏自慢である。わたしも子どものころに、給食費が払えなくて、貯金箱を開けられた記憶がある。 子どもに広辞苑を買ってあげられる幸せ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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