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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
わたしの職場は、公立高校です。
以前、”職権乱用! ”で、書いたように、我が校の図書館は、いろいろとおもしろい本があります。 今日も用事があったついでに、「続弾!問題な日本語」は、買いませんか?と、聞いてみると。 「生徒からリクエストがあったので、注文してありますよ。すぐ、tuitelさんの顔が浮かびましたよ。当たった」 とのこと。 今回は、職権乱用じゃないですよ。 「続弾!問題な日本語」 で、いろいろとおしゃべりをしているうちに、予算の使い方の話になりました。 1年分の予算が決まったら、早めに本をそろえて、生徒に読ませるべきだと言う意見があります。早く買えば、早く買うほど、読める期間が長くなるわけです。 ところが、最近はベストセラーとか、注目作の入れ替わりが激しくて、年度初めに予定が立てにくくなっています。 やはり、年に何回かは購入しないと、生徒を図書館に呼び込みにくくなっているのです。 今の子は、とりあえず、おもしろい本でつらないと読書の習慣がつかないようです。 「読書って、教養のためにやるのよ」って言うと、「じゃー、すぐにためになる本を教えて」となるそうです。 今の子はすぐに結果を求めます。これは、社会全体の風潮がそうなっているからです。子どもは最も影響を受けますから。 すぐに役に立つ本は、すぐに役立たなくなるんですけどね。 たとえばプラモデルの設計図はすぐに役立つけど、作ればおしまいです。 おもしろい本は、今すぐは役に立たないけど、後で、じっくりと効いてくるのです。 漢方薬みたいにね。 ← 無料メールマガジン。「応援メール」です。登録はこちら。試しに一つ、お願いします。 ※1 「博士の愛した数式」が、新潮社から学校に寄贈されてきました。第1回本屋大賞受賞と映画化を記念してのようです。 文庫本のハードカバーが二冊。なかなか、カッコイイです。 図書館には単行本がすでに入っているので、一冊借りてきました。うれしいなー。 ※2 ”犯人はわたしです。”で書いた、高専受験は、どうやら本決まりのようですが。長男が中学校の担任に相談したら、慰留されたようです。 高専受験については、これからは、学校との交渉になりますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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