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月夜に夢を  

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2007.06.30
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テーマ:酒の肴(1211)
カテゴリ:Life
何が食べたい?って訊かれたから そういう注文を出してみた。

前の日にラーメンと餃子を食して気持ち悪くなったため その反省から出た弁である。
山の帰りに寄ったときは ふつうにぺろりとおいしく平らげたのに
やはり事務仕事後の身体には無理だった。量が多すぎる。
それでもデザートが欲しくなってコンビニに寄って買い求めたアイスが
低カロリーをうたっているのに魅かれて買ったら やたらまずかった。失敗。
美味しくなくちゃ いくらヘルシーだってだめなのだ。

だ・か・ら

美味しくて量が少なくて低カロリー かつ リーズナブルなものを!!

そんなの無いよ、とぼやきつつも 友人が案内してくれたのは 
ちょっと大人な 湯葉刺しのお店。
湯葉刺し いいじゃん!ヘルシーじゃん!

しかも器があたし好みで 厚ぼったい系の和食器。
ああ 落ち着くわ~。
やっぱりあたしは箸じゃなきゃ。(←ナイフとフォークが苦手でして)


高校時代の同級生である彼女たちと 久しぶりに飲んだ。
こうやって 年に何回か顔を合わせる付き合いが 思えば何年もずっと続いている。
面白いことに高校時代はそんなに特別仲が良かったわけではなかったのだ。
それが こんな一生モノの付き合いになるとは。

逆にその頃 生きるとは、人生とは、なんて青春真っ只中の哲学的な語りを交わした
永遠の親友のように思えた友人たちとは 
それぞれの人生が違った時間軸で流れるようになると 自然に疎遠になった。
わからないものだ。

だから 娘よ。
なかなか心開ける親友が出来ないって悩まなくても だいじょーぶなのだよ。
出会ったときに これぞ親友と思わなくても
時を重ねお互いを理解し認め合う関係でいれば いつかきっと親友になっているはず。

今じゃ彼女たちは あたしの歴史の証人かと思えるぐらいにいろんなことを知っている。
たぶんそして あたしが出来ることも出来ないことも きっとちゃんとわかっている。
それについて意見がつくことがあっても 自分たちの価値観を押し付けることはしない。
言ってもたぶん聞かない って
この歳になれば いい加減あきらめの境地だっていうこともあるが
それ以上に 大きいのは
だって いくら何を言ったって あたしたちは所詮 友人でしかない。
お互いの人生を背負える関係には無い ということなのだ。

もちろん ただ傍観しているだけでは無いわけで
その昔若かりし頃 元彼に軟禁状態にされているのを救出すべく奮闘したこともあるし
夜中の二時に 終電で眠りこけたと終着駅からの電話にたたき起こされたこともある。
延々と泣きの入り続ける電話に 一時間でも二時間でも付き合ったこともあれば
いきなり玄関口に立っていて 泊めるはめになったこともある。
最近はさすがにみんな大人になって そんなこともめっきり減ったけれど。

そういうあたしも ずいぶん助けられたのだ。
仕事を抜けられなかったとき 娘の喘息の発作の入院に付き添ってもらった。
夏休みにどこも連れて行けなかったときには 映画に連れて行ってもらった。
母子家庭じゃさびしいだろうって 職場のバーベキューにも誘ってもらった。
娘ともども 数え切れないほど世話になっている。


自分の人生を犠牲にするほど 家族ほどには 近くない。
でも 無理のない範囲で手を貸すことは 少しも厭わない。
この距離感を 大切にしたいと思う。


若い頃は互いの恋愛話に終始したものだが さすがにいまはそれだけでは終わらず。
歯磨きの方法まで話題になるっていうのはどうかとも思うけど。
楽しい時間を過ごして帰って来た。

お通しで出た マグロの白子の煮付けが美味だった。生姜が強めで季節感がある。
とり皮の焼いたものは マヨちっくな青海苔のソースがよく合っていたし
サラダのドレッシングに生卵ってのも じゃこと絡んで結構いける。
そうした気付きが 自分で料理するとき大いに参考になるのだ。
だから時々は 主婦もちょっと素敵なお店で外食すべきなんだと思う。
さすがに素材を楽しむ 湯葉や牛刺し 十割そばあたりは真似できないにしても。



・・・怖くて 体重計に乗れない。
そりゃあなた いくら低カロリーの肴でも そんなに飲めば。






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Last updated  2007.07.03 00:07:29
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