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月夜に夢を  

月夜に夢を  

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2007.07.28
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カテゴリ:Mountain
子供のためでもなく 体調不良でもなく ましてやサボりでもなく
純粋に自分の楽しみのために仕事を休んだのは これが初めての試みで
決算を終わらした後だとはいえ 欠勤届を出す際 少々緊張した。

だって 日曜日雨だって予報だったんだもん。



名栗湖→落合→仙岳尾根→槙ノ尾山→棒ノ折山(△969m)→黒山→権次入峠→白谷橋登山口


早朝 名栗湖の白谷橋登山口のところに車を停める。一番乗り。
ここから登るつもりであったが メジャーすぎてつまらんというコイビトに合わせ
しばらく車道を歩いて 落合へ向かった。
地図だと点線になっている登山道(仙岳尾根)で登ることにしたのだ。

大ヨケの滝でも足を止めず だんだん無口になっていく彼。
どうも様子がおかしいと思っていたら どうやらトイレに行きたかったらしい。
落合で登山道に入る手前 渓流釣り場のそれらしき建物を発見して事なきを得た。
あーよかった。イライラして登られたらたまったもんじゃないよ。これからだっていうのに。

IMG_0480.JPG
車道からこの道を下り 沢を渡って向こう側に登山口がみえる。

この仙岳尾根 ついに誰とも会わなかったが 
きちんと道標が整備されており 道もそんなに荒れていないので迷うことはない。
一ヶ所 痩せている岩場の尾根で緊張したものの あとはがんがん登るだけ。
途中一度林道に出た後 また入る口がちょっと草に埋もれていた雰囲気だったけど。
ただしずっと眺望はまったくなしで 行けども行けども山の中ってかんじのまま 
薄暗い槙ノ尾山(△945)までたどりつく。

ここは おとなりの棒ノ折山と高さはそれほど変わらないのに 
存在感薄くて 小さな山の名の看板がかかっているだけで なんかちょっとかわいそう。
対して棒ノ折山の頂上は広く 東屋やらベンチやら設置されていてえらい待遇の差がある。
日当たりもいいせいか 明るいイメージ。(暑いけど)

時間もあることだし これまたおとなりの黒山(△842.3)に向かうことにした。
途中の権次入(ゴンジリ)峠までは ずっと木製の階段が続いていた。
下りでよかったと 階段嫌いのあたしは胸をなでおろす。

黒山の頂上にはベンチがあったため ここで早めのお昼とする。
棒ノ折山の明るすぎる雰囲気より あたしはこっちの方が好み。
通る人も少ないこともあって 居心地がよい。ずいぶん長居してしまった。

仙岳尾根は無風だったが(それとも急登だったから気付かなかったとか?)
こちら側は風の通り道になっているのだろうか。涼しい気がする。
IMG_0481.JPG
権次入峠と黒山を結ぶ道は 石の階段もあり(木より好き)いい雰囲気だったのだが
登山道脇に花が添えられている箇所があり ちょっと気になった。
私用で欠勤した挙句怪我しましたというわけにはいかない といつも以上に気を引き締める。

権次入峠まで戻ると そこのベンチで 数名休んでいた。
このあと じゃんじゃん人に会うことになる。さすが人気コース。

岩茸石では とりあえず登ってみる。でも何が見えるわけでもない。
この先 林道を横切るまでの間 いくつかの家族連れともすれ違った。
へえ~子供用の登山靴売ってるのねえ と感心する。
これまた木製の階段が続いているあたりで 総勢40名ほどの団体様ご一行とすれ違い
ちょうどそこにあったベンチで あたしたちはやり過ごすことにした。

IMG_0482.JPG
林道に出るところには水場がある。
顔をじゃぶじゃぶ洗った彼は 気持ちいいからとあたしにも薦めるのだが
そんなことしたら せっかく塗りたくっている日焼け止めがとれちゃうじゃないの。
悪いけど 山オンナにはなりたくても ヤマンバにはなりたくないのよ あたし。

林道を横切った後 ここから本格的に沢沿いの道になり実に面白かった。人気なのも納得。
何度も沢を横切ることになるのだが 橋がかかっているわけでもないところがいい。
そしてストックがこーゆー場所では 非常に役に立つのだということも学ぶ。
実はこの日いよいよ 誕生日に彼からもらったストックデビューだったわけで。
いまいちまだ使い方のコツがつかめず 
口には出さずとも(あたしには要らないよ~)とか思わないでもなかったのだが
ここで初めて その有難味をかみしめたのだ。ありがとう。素敵なプレゼントでした。

IMG_0483.JPG
ロープも一ヶ所あったけど 
こーゆーところをくだるのと登るのではどちらが簡単なのだろう。

結局 景観もよく スリルもあって 夢中になるようなところでは相当没頭しているから
写真なんぞ撮ることをすっかり忘れているわけで。
バームクーヘンのような迫り来る岩場も 残念ながら記録としては残りませんわ。

だいたい下りは単調でつまらないことが多いのだが
このコースは 楽しかったなあ。

登山口まで降りてみると 車がぎっしりで 路肩にまでうようよ。びっくり。
帰りは さわらびの湯に立ち寄って汗を流した。
3-4人が膝をつきあわせて入るようなこじんまりした露天風呂には思わず笑ったが
(実際 家族連れに占領されていたため入れず 断念)
脱衣所にベビーベットが置かれていたり シャワーの出る時間が長かったり
洗い場が柱で仕切られていて個室状態になっている落ち着ける場所があったり
全体的に綺麗だし 小さいながらもわりと行き届いている雰囲気はある。
ただ 洗面所も3つしか椅子がないし ドライヤーは2つだし 
団体と鉢合わせしたらおしまいってかんじ。
営業時間もさすが官だよなあ 民間じゃありえないよねえ って思うわけで。

お風呂からあがったら 外は雨。うわー あの団体さん大丈夫だったかねえ。






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Last updated  2007.08.03 01:42:04
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