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仕事漫画は こちらのやる気を刺激してくれないと意味がない。
そういう点で今ドラマにもなっている「働きマン」は 不合格だった。 女性誌などでも以前から取り上げられていただけに 結構期待してたんだけどな。 意味も無くやる気モードになる、という意味では 昔読んだ 柴門ふみの「お仕事です!」の方が はるかによかった。 なんでだろ。あまりにも現実そのままなのが ただただ追認するだけのような感じになるのか それとも 主人公がくるくる変わるためにこちらが感情移入するのが難しいのか。 まあとにかくそういう意味では期待はずれだったわけだけれども フツウに読み物としては面白かったかな。 友人の結婚式に出たときに 専業主婦の道を歩んだ友人たちともめるあたりの心象風景など 女性の生き方に選択肢が出てきた時代なだけに 永遠のテーマだと思うし 思わず 角田光代の「対岸の彼女」を思い出してしまったりして。 シングルマザーともなれば この女性としての生き方って問題を超えて 一家の大黒柱としての要素も加わるわけで ときに 「誰のおかげでごはんが食べられると思ってんの?」と かなーり亭主関白夫が言いそうな台詞まで吐いちゃうこともあり。やだね~。 誰のため 何のために仕事してるか なんて 当然自分のためでしかない。 だのに忙しさを理由に 大事なことを見て見ぬふりをして 結論を先延ばしにしてしまう ってなあたりもかなり痛いとこである。 とにもかくにも ワーク・ライフ・バランスについて一考できるぐらいの余裕がある 今の生活に感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.08 19:04:05
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