大逆転
2人のアメリカンドリームを実現したオジサンが大富豪から、乞食に成り果てる、という喜劇がハリウッド映画であったな。。エディ・マーフィーだったか。17日のコーラスのステージ衣裳が、全部で11着なんだけど、当日渡しのつもりでいたところ、制作側が気を利かせてくれて一日でも早く見たい!人はきっとメンバーの中にいるはずだよと、Mだけ先に出来たから、、と6着、持ってきてくれたので順番に連絡した。やはり、即、取りにこられる人もいる。あたしの、つもりどおり、当日で良いよ。と言う人も居る。今の洋服の流通の状態を俯瞰して考えられる費用対効果、最高のレベルでの仕立てであるので、試着されるとそれが、着る方に伝わるし、見せてもらっても、(試着)なるほど、と思う。素晴らしい仕立てである。あたしが、この、仕立て職人に遭遇できた事を神様に感謝しないといけないなあ。。と、つくづく、思った。馬子にも衣装、である。これが、11着揃って、舞台に並んだら、、どんなにステキなのだろう。お世話して、本当に良かった。皆のお財布が趣味のコーラスにどれほど緩むか、今回が初めての試みなので、一切不明であったのでいつも、生地を調達する京都の生地やさんから、安いポリエステルのサテンをゲットし、それで、(縫って下さい)お願いした。マネージャー(運んでくださる方)曰く、もう、2度と!この生地でするのはごめん蒙りたい。従いまして微調整、ごめん蒙りたい。とのことでしたわよ。。と言われてしまう。サテンは、生地にツヤがある。ポリエステルサテン グレー☆裏地,生地,服地,ドレス要するに、織りが緩い(糸がそのまま浮いている状態)。だから、縫い糸が目立ってしまう。(攣れたり、縫い糸だと分かったり)シルクサテン 生地 はぎれ ハイグレード ホワイト☆ブラウスやウェディングドレスにも!素材が、シルクになると価格も10倍であるが、やはり、縫い心地?というか、、パッと見は変わらずとも着心地、縫い心地、等々全く違うのであるが。。今回は、ポリエステルの裏地用を採用したため、お仕立ての方にご迷惑であった。そこんところを、テクニックでカバーし、良いものが出来た。だから、あたしは、お世話をしただけなのに感謝された。しかも、今回は自分もそれを着るのでボランティアである。所謂、実費、っちゅうやつである。ああ、店頭で販売するブラウスが、11着もこのように評価されこのように、売れたら。。どんなに助かるか。(は余計)それでも、一日中店の中は大騒ぎだし、大繁盛であった。しかも、ダンスのメンバーで、大富豪の?おさんに、これ、、買うのよろし。とジャケットを押し付けておったのでそれを取りに来て下さったのと、重なる。彼女は話し声が頭の先から出る。(ハイトーン)おさんと、たまたま、コーラスのメンバーでつさんがダンスにも参加しているというめぐり合わせであったので、もう、狭い店内は芋の子を洗うようである。よう、、と書いたがまさに芋の子、そのものと言ってもいい。(笑)犬もいるし、お手伝いのひさんも居る。閑散としているビルの通路、ひとたびこの店内に入ると・・皆、額に汗して大騒ぎである。(クーラー無し)昨日のダンスのレッスン、最高でしたね。ぼちさんが先生に質問してくださると場が締まりますね。などとお褒めの言葉も頂いて。あたしは、月に3000円の月謝をもったいないと思うのでレッスンを受ける限りはわからない事を分かるようになりたい。その一心で質問するが、、聞けば皆様は非常に慎重であるらしい。いうてられないのである。あたしは。慎重などと言うには10年早いのである。千円札3枚の威力、骨身に沁みている。やりようによってはこの3枚で10日間のおかずが買えるのだ。大金である。プレゼントもたくさん頂く。パン、クッキー、ジャム、、、エトセトラ。おまけに、こないだからのむくろじ(伐採反対運動)の会の代表、元国会議員の妹御、たまたま、カンパ受け渡しのお世話をしただけなのに・・こちらで遭遇され、思い出話を始めるものだからすでに、店はラッシュアワーの電車のようになって・・。道行く人が、、何事かと覗いたりし、犬が挨拶に出て、、とうとう、発送伝票の種類を間違えてしまい、、と、楽しかった。もう、店も閉めて帰ろうかと言うときに電話が入る。懸案の売り掛け未入金の人からだ。○です。と言われた時、ようやく、入金してくださるかと期待したが、要するに借金の申し込みであった!前回、来店の折になけなしの、お好み焼きやさんでのアルバイト代、2000円、これは、カンパです。とお渡しした方だ。今回は、あたしは、怒った。でも怒る感じではなかっただろう。でも、こちらも、余裕は無い。売り掛けが、3万入金で、2万貸せ、ならまだいいけど。それが、4ヶ月も5ヶ月も入らないでただ、貸せとはちょっとあんまりである。長い付き合いなので無下には。。とは思う。子供さんもおられる。こないだお会いした時、顔色も悪かった。もう、たまらない。それに、泣くのだ。ああ、どこかに、落ちてないか。金子の高は、確かにあたしのサイフには存在した。だけど、それは使い道、すでに決定のお金である。申し訳ないけど、駄目です。と言った。あたしは、悪人だろうか。落ち込んだ。でも、本当に助ける事にはならないような気もする。(これ以上)どこかで、どこかで切らないといけない。他人事ではない。いろんな、苦しかった時の事が湧いてくる。大変な経験をしたものでしかこの感覚はわからない。わさんに、電話した。私、、これでいいよね。と話したかった。でもいなかった。だから、今朝はこの事を書いた。彼の為に、祈る!祈るで!だから、昨日の一日は大逆転なのでした・・。