地元のレストラン
地元に、ハンバーグの美味しいレストランがあると聞き、ハンバーグ大好きなオットは、そこに行きたがっていた。何度か行ったのだが、毎回満席で断られていた。今回は、丁度二人分カウンターが空いていて、やっと夢がかなった。そのお店は、カウンターが7席。テーブル席が、12席。小さいお店なんです。ハンバーグのオススメコースを頼んだオット。私は、そのコースでステーキの方を選んだ。かぼちゃのスープ、ミニサラダ、肉料理、ライス、ケーキ、コーヒーという料理内容。他のお客さんは、みな常連さんばかり。マスター?とお話しながら、楽しくお酒と食事を召し上がってました。なんで、私はいつも、こんな目に・・・と思うのですが、まず、ぼんやりお料理を待っていると・・・テーブルに ミニサイズのゴキちゃん登場。ヒィッと、オットに助けを求めると、バシッと払ってくれた。って、殺して欲しかった・・・それから、ずっと足に這い上がってきたら・・とか、服についていたらとか、気が気じゃなくて、何処か痒いような気がして、落ち着かない。私達が来店した時は、6人席が、予約席になっていて、まだお客さんはきていなかったのだけれど、やってきた6名さま。大人5人&幼稚園くらいのお子様。私の左隣の、熟年カップルが、「あらー 偶然!」と声をかけた。どうやら、カップルと予約客は、親戚のようだ。私の隣で、カウンター席は斜めに折れ曲がっていて、丁度 隣のカップルとの間に、1席空いていた。親族で、ごひいきにしているお店ということで、予約客&カップルは、イロイロな事をしだす・・大人5名は、コースを頼んだが、子供用にはお弁当を持ってきたという。子供は、親戚のおば様に懐いているらしく、空いているカウンターにやってきて、お弁当をあけた。冷凍食品のお弁当のおかずだ。たぶん、それが一番好きなんだろう。お子様は、おかずだけ持ってきたので、叔母様が、自分のライスをお子様にあげる。塩を これでもか!というくらい振りかけて食べる。が、しょっぱくなりすぎて、ギブアップ。マスターに、ライス!といいおかわりをもらう。結局、お弁当にもってきたおかずは、食べずに、おば様の黒毛和牛ステーキだの、叔父様のラムチョップステーキなんかを つまんで、つけあわせの野菜も食べたりしていた。そして、マスターからは、私達より大きなケーキと私達よりいっぱいのイチゴまで貰っていた・・っていうか・・うるさいのだ。むちゃくちゃうるさかった・・・たぶん、常連さんにとっては、居心地のよさ抜群なのだろうが、一見さんの私達にとっては、その親族たちの大騒ぎや、右隣の若夫婦カップルの、大騒ぎ具合& 合間合間にマスターが、常連さんに出す、サービス品を見ていて、話したり、サービス品出す暇があったらだね・・まず、私達の料理を持ってきてくださいな状況に、たまらない居心地のワルサを感じた。どうにか、私達の料理も出てきたが、居心地の悪さをひいても・・別に美味しくなかった。安いコースだから、私の肉がまずいとか、そういうのは、どうでもいいけど、サラダのドレッシングは、すっぱすぎて、ステーキのソースは苦すぎた。ケーキは、ボソボソで、市販のアイスでいいのに・・とさえ思った。店を出た後、オットにハンバーグが美味しかったか聞いたが、「マズカッタヨ!ソーセージみたいだった。」といっていた。私達が関西で暮らしている頃、お気に入りの洋食屋さんがあった。阪神大震災で、神戸から、大阪の谷町6丁目に引っ越した、「もなみ」というお店だ。ここのハンバーグは、むちゃくちゃ美味しかった。だから、今回もかなりオットは期待していたのだが、がっかりしちゃったらしい。でも、埼玉に引越してからも、関西に何度か行ったのだが、最後に行った時は、ものすごい行列のお店になっていて、改装直後だったらしく、芸能人からの胡蝶蘭がいっぱい置いてあった。そして、お水のコップは白くなっていて、昔ふっくら美味しかったハンバーグは、沢山のお客さんをさばくために、おせんべいみたいな厚さになっていて、私のハンバーグは 裏表 カリカリにやかれていて、ジューシーな部分ってのはなかった・・・それでも、オットだけは「美味しい」と食べていたので、私のハンバーグもあげた・・昔の「もなみ」の、ふっくら美味しかったハンバーグがまた食べたいな。どこかに、おいしいハンバーグのお店はないかなー。