生徒さんのマチ部分にプラ板を使ったバッグ
パッチでバッグを作る時、いろんな仕立て方があります。普通は中表にミシンで縫い合わせ、縫い代を隠すように内袋を入れたり、内袋を入れない場合は内側の縫い代をバイヤスで包んで隠したりしますね。そのほかにも、各パーツを作り、巻きかがりで仕立てる場合もあります。持ち手も挟み込んで縫い付けたり、後で本達の内側から縫い付けたり、後付けのレザーなどの持ち手を縫い付けたりもします。それぞれの長所があり、デザインや用途によって、その形や仕立て方を考えて作ります。講師科の課題でマチ部分にプラ板を入れて作るバッグがあります。配色レッスンにもなる課題なのですが、大きめのかっちりしたバッグで、一泊くらいの旅行にも使えるくらい便利な大きさです。Mariさんが提出してくださったそのバッグをご紹介します。全く同じパターンでも配色で濃淡の場所を変えることで見え方が変わるということがよくわかるサンプラー的なバッグです。面と裏側、合わせて四つのパターンを見比べてみてくださいね!このマチ部分にはプラ板が入っていて、巻きかがりで仕立ててあります。このバッグで素敵なのはパターン部分だけではなく、ベースの部分に使われていて、そのプリントを生かしたキルティングが映えているところでしょうね〜〜。そしてもう一つ。この持ち手のデザインも素敵なんですよね!!私がよく使っている持ち手は、本体に縫いとめる穴がぐるっと外側にだけ穴が空いているのですが、この持ち手はしっかりと頑丈に、負荷がかかる部分もカバーするように穴が空いているのです。生地といい、持ち手といい、良いお買い物をされましたね!!巻きかがりで仕立てるバッグの重要ポイントは、大きさを正確に作るということです。本体と町の部分の大きさが合わなければ綺麗に仕上がりません。そこのところは、Mariさんもかなり苦労されました。私もこの課題の時はものすごく気を使ってサイズに気をつけて作りました。なんか本当に懐かしいです〜〜。まさに今制作されている方もいらっしゃるでしょう。皆さん頑張ってくださいね!!Mariさんもお疲れ様でした!次の課題に取り掛かりながら、サンプラーも同時進行で制作されています。講師科は、さまざまな手法を学べます。いろんな手法を学びながら、配色も自分の殻を破るようなチャレンジを心がけながら課題に向かうと良いかもしれませんね(^-^)がんばれ〜〜٩( 'ω' )وブログ村のランキングに参加しています。応援 よろしくお願いします。