パッチワークの基礎 / ハンドキルティングと糸の継ぎ方
昨年、ベビーキルトのパターン部分のキルティングを進めていたときに、写真をたくさん撮影しておきました。ハンドキルティングをする際の参考にしてくださいね。キルティングする時の糸の長さですが、糸を針に通して、肘くらいの長さにしておくのが良いと私は先生に教わりました。それは理由があり、長すぎると糸が擦れて途中で切れたり、引く時に長過ぎると絡まったりと、いろんな不都合が起こるからです。まず、写真のいちばん上を見てください。縫い目の間から針を入れ、縫いはじめの一目先の位置に針を出します。糸をひき、玉止めを中に入れてしまいます。玉止めはごく小さくて良いですよ!私は針に一回巻くくらいにしてます。次に、真ん中の写真のように、ひと目返し縫いします。そこから、写真一番下のように、縫っていきます。落としキルトは、つなぎ目のすぐ脇(1ミリくらい)を縫いますが、これは飾りキルトなので3から4ミリの幅くらいで縫っています。1センチの間に3目が理想ですが、あくまでも理想ですので、ご自分の縫いやすいように進めてください。ただ、針目の幅が均一だと綺麗に見えます(^_^)私はこのように左手は布をしっかり持って、親指で押さえて針を抜いています。ちなみに、私はフープは使っていません。フープを使用されている方は、極小の作品宝をする時の参考になさってくださいね!右手には中指に長め、もしくはトータスシンブル、親指にラバーシンブルを使っています。人差し指か親指にラバーシンブルをつけていると、糸を引くときに楽に糸を引けますよ。中指に針のお尻を固定して針をすすめています。親指と中指に挟まれている部分を縫っていってます。その時、左手は、針が布に対して垂直に入るように動かしています。途中で糸が短くなってしまった場合。糸の処理の仕方を説明します。写真上は、短くなり過ぎる前に、一目返し縫いをしてから、ピースワークではぎ合わせた部分の『きわ』に針を出します。その時、キルト綿までををすくうかんじで、裏側には糸を出さないように気をつけます。針を出したその位置で玉止めします。写真上のように、玉止めのそばで針を入れ、少し離れた場所に針を出し(赤い丸部分)、糸をひき、玉止めを中に入れてしまいます。糸を切ります。これで糸の処理は終わりです。キルティングを終えた時も同じように処理します。ピースワークの時は糸を継ぎますが、キルティングの時は、糸が短くなった時も、キルティングを終えた時も、同じように糸を処理しています。キルティングを始める時も終える時も、基本的に一目返し縫いをしてから少し遠くに針を出し、その位置で玉止めし、さらに遠くに針を出して、糸をひき、玉止めを中に入れてから糸を切る。その繰り返しになります。パッチワークをする時の便利グッズに糸通しがあります。らくらく糸通しデスクスレダー クロバー Clover 和洋裁用品 和洋裁材料 手芸 ワンタッチ長年使っている糸通しです。少しコツがいりますが、とても便利ですり糸を指で押さえつつレバーを下げるとうまく通ります。NBK/スプールスタンド 丸(茶)/CC1248【10】【取寄】 手芸用品 クラフト スプール・フレーム 手作り 材料こちらも長年使っているスプールスタンド。六種類の糸、そして中心はピンクッションにしておけます。とても便利です。いくつも欲しくなりまーす!!クロバー カラフル ラバーシンブル ゆったりサイズ 18mm 57-393 Clover クローバー 手芸用品クロバー カラフル ラバーシンブル 大 16mm 57-392 Clover クローバー 手芸用品これがラバーシンブル。キルティングの時だけでなく、ピースワークする時も使っています。腱鞘炎の予防にもなるかもしれないですね。ありがたいグッズです。今、ラティス部分のキルティングしていますが、ラバーシンブルつけていますよ!この作品と並行して、ミニミニキルトも試作する予定です。時間が足りない〜〜!がんばりまーす。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックよろしくお願いいたします。にほんブログ村にほんブログ村