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カテゴリ:わんぱくキッズ自然塾
わんぱくを一緒にやっている友達とさっき電話をして、
ちょっとなげやりのことばを投げかけてしまって、 反省している。 来年度からわたしはわんぱくキッズに半分(以下)だけ関わることにしている。 お互いに忙しくなってしまった友だちと話し合いの時間が持てなくなってしまったことと、 私も思いと彼女の思い、今の参加者の子どもたちの間に ちょっとしたずれが生じてきてしまったせいもある。 今来ている参加者の多くは、自由に何かをやることを求めている。 3年前始めた当初は、今の基地もなく自由に遊べる場所といえば、そのときだけ借りた神社や保育所の庭だったので、何かを常設することはできなかった。 だから、何かこちらがお膳立てして準備しなければ、手持ちぶたさになってしまっていた。 今はそれはない。 来るなりどこかに散って、遊び始めている。 これが理想の形といえばそうだ。 でも、葛藤がある。 わんぱくキッズでは参加費を集めている。 この基地を作る場所には地代がかかる。 基地を立てるにも、釘やペンキ、ロープ…何にもでもお金がかかる。 その上、昼食に汁物やおかずを作ったりしているので、 500円は決して高い金額とはいえないはずだ。 しかし、お金を払ってこういうことをする自体、 すでにお膳立てをしているのであって、 本来、子どもたちが自分で仲間を見つけて、材料や場所を見つけて、 自由に遊べるのが、もっと理想かもしれない。 幸いこの辺りは自然に恵まれている。 …だからといってそういう遊び方ができる子どもの方が珍しくなっている。 親はもっとダイナミックに自然と触れ合って遊んで欲しいと思う反面、 必ず新しい技術や何かの力を期待している。 そう思うからこそ、参加費を払ってこのような活動に参加させようとする。 今までは、何かしらプログラムを組んでいた。 でも、来年度からは全く自由にするつもりだ。 だからといってかかる経費は同じなので無料ではない。 こうなった場合、どのくらいの親の理解が得られて、 どのくらいの参加者が見込めるのかは、 未知数である。 金槌やのこぎりを使ったり、 高い木に登ったり、 勝手にやるならまだしも、参加者を募ってやるからには 安全面にも気を配らなくてはならない。 だから、保険にも加入しないといけない。 アスレチックに使ったロープも老朽化するから 替えないといけない。 ロープって結構高い。 自分が楽しまなければ決してできない活動である。 当初は本当に楽しかった。 仕事で関わる、 元気な子どもたちを持つ、お母さんたちがわんぱくに寄せる期待も大きい。 本当は金勘定考えないで、たくさんの子どもたちが いっぱい遊びに来て欲しい。 仲間がいなくちゃ基地を作っても、穴を掘ってもつまらない。 第4日曜日にあそこにいくと誰かがいて、 思い切り遊べる!そんな場所・・・。 私の仕事 後ろ盾がしっかりしていて、公共団体から経費が出る 遊び教室に安価で参加してもらっているから余計そう思うのかもしれない。 私設団体は実際そうは上手くいかないのである。 だから参加費を集めるからには、何か特色がなくてはいけない・・・ という感覚というかプレッシャーがあったのだ。 もし、自分の子どもを参加させるとして、 わざわざ車で送って、参加費を払うとしたら、 何を求めるだろうか・・・。 私もきっと何かを求めてしまう親なのだと 改めて思い知らされてしまうのである。 やってみなくては分からないことは わかっているのに・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.25 22:34:15
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