スパルタスロン参加確定までの道
『「スパルタスロン2015」の大会参加費支払いのご案内』が届きました。いわゆる請求書ですね!3/6に、事務局からEメールでエントリーの受理のお知らせが来ましたが、参加確定したわけではありません。参加費の送金(3/31まで)や健康診断書の提出(7/1(水)~8/31(月))、フライト情報の提出(8/31まで)と事務手続きが続きます。すべての事務処理が終われば、晴れて参加確定です!粛々と確実に行いましょう!でも、海外の銀行口座への送金はアナログな手続きが必要で面倒、かつ、手数料がびっくりするほど高いです。今回、我々のチームからは、10名がエントリー出来たので、まとめて送金することにしました。送金書類の通信欄に人数と名前を列記すれば良いらしいです。こうすれば、手数料を人数割りできてお得ですからね。でも…、せっかく日本事務局があるのですから、個別でなくまとめて欲しいですね!と思うのは私だけ?今回の大会参加費は、450ユーロ。最近のレートは、1ユーロ=約130円なので、約59,000円。高い…。でも、この費用には、選手村が開いている期間(9/23(水)夕~29(火)朝)中の宿泊代、食事代、輸送(スタート地点への移動、ゴール(スパルタ)からアテネへの移動)バス代、完走パーティ代が含まれています。例年のパターンだと公式スケジュールは以下の通りです。23(水) 選手村オープン&受付 <アテネ泊>24(木) 受付&説明会 <アテネ泊>25(金) スタート(アテネ)26(土) ゴール(スパルタ) <スパルタ泊>27(日) スパルタ市長とランチ&プチ観光&アテネヘ移動 <アテネ泊>28(月) 完走パーティ <アテネ泊>29(火) 選手村クローズ※食事以外の飲食は個別に精算する必要があります。それなりのホテルに5泊(3食付)し、バスで250km以上移動し、豪華な完走パーティ付です!もちろん、完走すれば、完走証や完走メダル、ゴール写真まで貰えます!高いとは言ったら怒られますね!ちなみに、2005年と2010年に参加した時は、両方とも、250ユーロでした。当時のレートは、1ユーロ=約135円だったと思うので、約34,000円。超破格でしたね!ただし、初回は単独で送金したので、送金手数料が7,000円くらい掛かりました…。いや、もっと高かったかも?私が最後に行った2010年は、ギリシャの政治&経済状況は悪く、トラック業界がストライキをして、道の路肩を占拠していました。高速道路の料金所も一部封鎖し、渋滞していました。そういえば、アテネ観光をするために乗った路面バスが、中心部はデモが行われているからとその手前で下ろされたり、偽警官にお金を取られた事もありましたねー。大会のスポンサー&運営資金を集めるのが困難な状況だったそうです。主催者が高齢なため孫にバトンタッチする話も出て、翌年以降、本当に大会が開催されるのか疑問視する人もいました。今までの不足分は主催者個人の私費を投入して運営してきたそうです…。そういう事もあり、2011年から400ユーロになり、その後、さらに450ユーロになったのでしょう。適正な参加費に落ち着いたという事かもしれません。でも、未だに、ギリシャの政情は不安定…。最近の選挙では、EUからの財政再建条件に反発している野党が政権を取りましたね。無事に開催され、無事に大会を走れることを祈るばかりです。