太郎山登山
富士登山競走の日、あきやまひろみさんから突然、登山同行の依頼メールが来ました。楽天ブロガーのランナーおよび登山愛好家たちから人気のある、彼女の依頼です。断ったら彼に後ろから刺されるってもんです。もちろん、Yes!山へGo!です。本当はロング走の予定でしたが、こちらはいつでもできますから~!すでに、彼女のブログで内容はご存知でしょうから、それにそった画像を中心にUPしましょう。今回、登った山は、日光連山の長男、太郎山(2,368m)です。新薙登山口の標高は約1,660mなので、標高差は約600m、片道2.5kmの楽ちん登山です。登山口からだと生い茂る木々のせいで山の全景が見えません。午後からは雨の予報だったので、お喋りしながらもガシガシ登りました。登山道はうっそうと生い茂った林の中、ガレ場、岩場と変化に富んでいて飽きません。あっ、日光の山はほとんどが修験道の山なので東京近郊の登山道のように整備されていません。U字谷化した部分もあるし倒木もありますので、登られる方はそれなりに覚悟してください。でも、さすがに表玄関になっている男体山の登山道は、観光客の苦情に対応して少し登りやすく整備しています。でも、修験道なので必要最低限度の整備ですが…。おっと脱線。岩場は、両手を使わなければ登れないほど傾斜が急です。両手両足でも危険なところはロープが垂れ下がっていますが、スリル満点です。登る時はいいのですが降りる時が怖~い!何度かガレ場を横切り、岩をよじ登ると勾配が急になだらかになり偽ピークにたどり着きます。そのまま通過すると緩やかな下りになり、目の前に"お花畑"と呼ばれる大きな火口原(湿原地帯)が広がります。"お花畑"は残念ながら昭和の初期までは、本当に花が咲き乱れていたそうですが、心無い登山者が持ち帰ってしまい、現在は探さないとなかなか見つかりません。この日は、黄色と白の小さな花だけでした。写真を撮るのを忘れました。m(_ _)mここまで完全に歩いて約50分掛かり、お花畑から山頂までは約10分で到着しました。風雪に耐えた山頂の看板…。太郎山神社の祠です。雨雲を吹き飛ばしてくれました。ありがとうございます!祠の後ろに三等三角点がありました。ちょっと分りづらいですが、触ってみると"三"みたいでした。太郎山は、下野百名山(栃木県の百名山)の第6座なんですね~!日本全体だと何百番目だろ?だんだん、雲が出てきたのでランチより先に撮影です。結構慌ててます。(^_^;撮ったのはこんな感じだったのかな?ちなみに、左の山が男体山の後姿で、中央に少しだけ中禅寺湖が見えます。わっかるかな~♪本当は360度パノラマを楽しめるはずなのですが、北側と東側は雲に覆われて見えませんでした。ひろみさん、平気で崖っぷちをうろうろ歩いています。見ているほうが怖い…ランチをしていると、神様が雲を吹き飛ばしてくれ、日光白根山(2,578m)が見えました♪遠くてよくわからないですかね?では、ズームUP!中央下にスキー場と登山道が見えるのですが、わっかるかな~♪のんびりランチをしていたら、雲も増えてきたし、山頂にいた登山者グループが全員下山を始めたので、追い掛けるように下山しました。岩場&ロープ場付近でそのグループに追い付き、詰まってしまいましたが、先を譲ってくれたので1時間を切るくらいで下山することができました。ちょっと物足りない登山だったと思いますが…、遠方からの日帰り登山なので仕方がないですね。その後は、お決まりの光徳牧場でソフトクリームを食べ、温泉で汗を流し、ビューンと宇都宮に戻って餃子を食べておしま~い!しかし、ひろみさんを改札まで見送った後が凄かったです。バケツで水を掛けられているかのような雷雨。もちろん車なので安心ですが、危なくて時速20kmくらいでしか走れませんでした。そういえば、昨年も雷が凄かったっけ!山で雷にあわなくて良かった良かった!おしま~い♪