対極の大会
今年も標高3,000mを超える山を舞台にした大会を2つ参加します。『富士登山競走』距離:21km標高差:2,950m(富士吉田市役所770m~山頂付近3,720m(厳密には山頂(3,776m)ではない))制限時間:4時間半定員:2,500人表彰:男子各部10位、女子各部6位『立山登山マラニック』距離:約65km標高差:3,003m(海抜0m~立山雄山山頂3,003mまで)制限時間:11時間定員:200人表彰:なし共通点は上りだけのコースということだが、いろいろな意味で全く対極にある大会である。前者は山岳スプリントレースでスピードとパワー、そして競走力が必要。後者は山岳ウルトラレースで持久力とパワーが必要。前者は制限時間が厳しく日本一高い山というブランド力により参加者が後を絶たず、定員は2,500人とマンモス大会である。そのせいで完走率は低く、参加者のマナーの悪さも目立つ。後者は、制限時間や緩やかではあるが、定員が少ないため書類選考に通った人しか参加できない。そのため、完走率は比較的良く、マナーの悪い人はほとんど見かけない。私は年に数回しか登山しない「にわか登山者」なので前者はとてもハードルが高く、10回ちかく参加して2回しか時間内完走していない。おかげで、完走できた時の喜びは大きかったが、楽しいと感じたことは一度もなかった。後者はまだ1回しか参加したことがないが、エイドスタッフやランナーとの交流もできたし完走できたし天気にも恵まれとても楽しかった。また、全員が同じ山小屋(温泉付き)に泊まるということで完走パーティーも楽しむことができた。制限時間により心理的体力的余裕があるかないかの違いが大きいと思うが、今後も続けたいのは後者の方だ。趣味は楽しくないと--今日の走行距離:15km今月の走行距離:142km