|
カテゴリ:道具あれこれ
ここ最近は来年の鮎用品(針、ハリス、部材)を購入しつつ、渓流カタログを眺めて過ごしています。
更新もできませんでしたが・・・なんとかラインホルダーが一段落したのでまとめてみます。 前回の加工のあと、仮組みをおこなって再度数mm削る部分を決めます。貴重な木材なので、削り過ぎないようにコツコツ削っていきます。 写真のようにアーム部が可動し、両方とも倒れることで折りたたみ機構としました。・・・小型化のつもりです(苦笑) 数日はひたすら木地調整をおこなって、ペーパー掛け。出来るだけキズを無くし、下地を作って漆塗りの準備をおこないました。 香りが楽しめる木地のままでも良かったのですが、やはり経年変化で汚れるのもNGなので・・・。 漆も透き用生漆が在庫であったので、久々に室を作って塗りを開始です。 奥の汁椀は落下して欠けてしまったもの。今回、この作業に合わせて漆にて継いで接着を試みています。 ラインホルダーの塗りはタモほど過酷な状況で使用することはないため、回数は7回・・・それでも1日一塗りですから、7日は掛かりました。 室も適度に透湿が望める木材がベストなのですが、手元にあったプラスチックケースにて代用。娘が寝てから就寝前に精神集中して一塗りの日々でした(笑) 少々塗りムラはありますが、自分では満足です。写真では分かり難いですが、良い感じで木目が強調されています。 実使用できるのは完全乾燥する一ヶ月後・・・それまでは自然乾燥→砥ぎなどを行うつもり。 手間は掛かりましたが、思った以上に材料費は掛からなかったと思います。 来期はこれを遠征先に持参することで、現場に合わせた仕掛け補修が出来れば・・・と思います。 そして只今、ブナ作業台も漆にて再塗装・・・木そのままだと、やはり手垢で汚れてしまうので漆塗りとしました。 渓流釣りが始まるまではコツコツと道具作りの予定。気になる小物を作成していく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[道具あれこれ] カテゴリの最新記事
|