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カテゴリ:道具あれこれ
仕事納めも無事に済んで、冬季休暇に入りましたが・・・ほぼ釣りの日記だけで今年も終わりそうです(笑)
木工作業も新たなモノに挑戦しています。その都度道具を揃えていますが、自分の道具は・・・実は格安品。 妻が専門的な大工道具を持っているということもありますが、自分は初心者なので・・・砥ぎを重視することにしたからです。 安物ゆえ買ってもその状態では殆ど切れないのですが、しかし・・・キチンと時間をかけて研ぎなおすと驚くほど良く切れました。 調整というか馴染みというか・・・手を入れればこたえてくれるのが、使っていて嬉しいです。 そして、12月中旬から以前作った手製タモの再塗装を行っています。 ウレタンと違って、結構薄くなっていますが・・・おかしなハゲかたもなく、2年の月日を感じる味が出ていました。 漆の再塗装にあたって、木地を出さずにあえて重ね塗りをすることにして作業開始。 今回、アクセントとして貝細工(鮑)で螺鈿加工を施してみようと切り出してみました。 初めて貝を切ってみましたが、硬いせいか脆く、バラバラになったり・・・作成までかなり時間が掛かりました。 その後、切断面を調整し、細部修正して完成。一応、二匹の鮎がタモに舞ってくるようなイメージです(笑) 貝の厚みは約0.5mmなので、相当数の漆を塗る必要がありましたが・・・毎晩コツコツ塗っている状況。貼付位置は柄の持ち手付近に配置しています。 同時に木工で錨巻き冶具を作成・・・実験のつもりで針とハリスの異質な組み合わせをすることもあり・・・保持力向上を考え、試しに作ってみました。 ※直径0.41mmの針で4本錨を作成する際・・・4本の針の隙間は、一辺0.41mmの正方形の面積から直径0.41mmの円の面積を引いた値と同等なります。 ※良く言われる・・・「直径0.41mmの針に0.8号のハリスで4本錨を作ると抜けやすくなる」のは上記の理由からです。よってこのような場合も考えは下巻きをする手巻きの方がスッポ抜けしにくいと考えています。 写真左のように、まだ試作段階なのですが・・・機構としては洗濯ばさみの構造を使って針を押さえてみましたが、4本綺麗に巻く際の力もだいぶ軽減できる結果となりました。 現在、小変更の改良点を盛り込んで作り直しており、応用で3本錨用のモノも作成中です。 この更新で今年最後・・・渓流、鮎のみの偏った日記ですが、ご訪問頂いている皆様・・・本年度も色々とありがとうございました。 2010年もまた宜しくお願い致します。良いお年を・・・! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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