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テーマ:最近観た映画。(40089)
カテゴリ:映像
劇場公開時見逃した「出口のない海」、19日、テレビで見ました。
正直なところ、物足りないですね… 出撃後の場面から始まるわけですが。ん~~~まあ、「回天」搭乗員に焦点をあわせているので仕方がないのかもしれないけれど、潜水艦が母艦なわけだから、その辺の人間模様も少し欲しい。敵を求めて航海してるわけです… 私は役者さんの知識は乏しいので、「だれ?」となることが多いのです。さすがに海老蔵さんはわかりますが。でも、役にたいしてちと老けてませんかね?野球ボール持ってくなんて「ローレライ」の清永みたいだ(笑)なんかなぁ、なんかなぁ、人間関係… 回天がどんな具合なんかもわかりにくい。家のテレビが暗い所為?爆雷受けてるシーンが見辛い。潜水艦自体はセットだと思うけど…艦橋の窓部分覗いてる艦長、こういうシーンはいいですねぇ。というか。このお話自体、架空でしたかね。原作は読んでないんで何とも言えませんが…まあ、艦長の名前調べたらおりませんので架空ですね。 ラストは確かに泣けました。でも並木少尉の回天がなぜ沈んだのかきちんとかかれてませんね?いきなり戦後台風で浮上したシーンにはビックリ。そ れ に。酸欠です。あんな安らかな死に方しませんよ。さ ら に。酸素なく、真空状態の回天のハッチ開けたら…遺体がね… 何のために死んでいくのか。はいいけど。「回天の事故」というラストがちょっとなぁ…まさしく「うかばれない」だろう。 最後に。「艦長」の発音が気になった…(細かい!) もひとつ「回天」。 古い。確か1956年。モノクロ。亡くなってる役者さんいますし;;レンタル店で見つけて借りてみた。 しかし、実際に潜水艦長・軍医長だった方の手記等を元に製作してるので、リアルです。回天搭乗員、潜水艦乗組員との交流もなかなか良い。石原裕次郎出てるの初めてみたよ(笑)回天搭乗員の一人。艦長、すごくいいのに役者さんわからん;;艦内の動作とかすっごいリアル。 潜水艦も実物使用してるようです。当時海自唯一の潜水艦「くろしお」ではないかと。回天基地は「出口のない海」と同じ場所のような気がします。 海中の潜水艦、轟沈する敵艦は特撮ですな。ミニチュア。 主役は…艦長なのかな?インディアナポリスの軍事法廷から始まるから。イ58潜艦長本人かと思ってしまったよ;;まあ、御本人の名前、いじってますからね…まあ、「雷撃深度十九・五」みたいなもんだ。 「回天の故障」で出撃危うかったものの、最後には4人すべて、敵艦と運命ともにする。泣ける場面はありませんが、なかなか見ごたえあると思う。 一緒に借りたもの。 「戦記映画復刻版シリーズ 秘録・太平洋戦争全史(全編・後編)」 潜水艦内部撮影した同シリーズの「轟沈」は持ってるんだけど、どんな物かと借りてみたら。おおう、結構なもので…;;ダメな人にはダメな映像。 何切ないかって、終戦まで生き残った残存艦艇処分されるシーン。「イ36」の爆破ここでみるとは思わなかった…1隻だけでも今に伝えてくれたら良かったのに…「零戦」なんかは実物ありますからね… 返さなきゃいけないから、あとで買おうかな… 映画に関しては、あくまで自分の見方・考えです。評論家じゃないんで;; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.21 00:42:53
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