アンバランスなバランス

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• 別れ、そして出会い

  春休みにいくつかの別れがありました。１年２年と同じクラスで、ほっちと大の仲良しだったユウト君のお引越し。限り無く優しく穏やかなユウト君は、イケメンでライバル多しなのになぜか「ほっちちゃんが好き」と言ってくれる奇特な好少年。親公認の仲でした。お引越しの事を私もなかなか言い出せず（ユウト君はほっちだけには自分で言えなかったそうです）、伝えたのはお引越し直前。いつも元気でハイパーなほっちが絶句して、しばらく無言でした。「また遊びに来るね」「遊びにも行くね」という言葉を交わして、ユウト君は引っ越していきました。ユウト君、１５年後に再会しましょうね。そしてほっちをお嫁にもらってねそして、ほっちと幼稚園からずっと一緒で女の子では一番の仲良しだったあーちゃんがパパの突然の転勤でお引越し。お姉さんタイプのしっかりした子で、いつもほっちのワガママを受け止め、ほっちもあーちゃんの言う事は聞くので、私もよく助けられました。ママ同士も仲良くさせてもらっていたので本当に残念。淋しくなるね・・・と話していたら、近所にお引越しのトラックが。ほっちと同じ３年生になる子と、あっちと同じ年中になる子のいるお宅がお引越ししてきました。ご挨拶に来てくれた時点で子供同士は意気投合。それから毎日遊んでいます。子供ってたくましい淋しい別れと新しい出会い。明日から新学期です

  2007年04月08日

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• 春休み・・・それは忍耐であった

  毎日、バタバタ忙しいです。皆さんのブログにもあまり伺えず、行けても読み逃げ・・・すんませ～ん新学期の始まったところも多いですね。うちの地方はのんびりで、新学期は週明けから。それにしても、疲れた春休みだった。あっちの頭のケガはお陰様で回復も順調で、抜糸も終わりましたやはり麻酔無しでペンチのような物でホッチキスを抜いてました。あっちだから耐えられたようなもの、ほっちだったら多分気絶です。そんなこんなで、予定していたお出かけにもほとんど行けず、来週からの仕事の準備も全く進まず（姉に「子供のいる春休みに準備しようなんていうあんたが甘い」と言われましたが）、毎日顔を合わせていると何かと子供の行動が目に付いてしまい、怒ってばかり。ほっちは、少しは身についてきたかと思われた毎日の身支度や約束事などもスパッと頭から抜けてしまっているようで、朝起きて着替えない、歯磨きもしない、気付くとテレビのスイッチをつけてそのまま動かない、お風呂から上がったらいつまでも裸・・・てな具合です。その度に言わなくてはならず、ストレスが蓄積されて行く～～。気付くと、眉間にシワが・・・それも、縦、横。これではイカン、ストレスをすっきり洗い流さなくては、と昨日の夜、スーパー銭湯へ行ってきました。この銭湯、お風呂やだけでなく、流行の岩盤浴、垢すり、美容院、マッサージ、プチエステ、レストラン・・・とまさにスーパー「きゃー」と歓喜の雄たけびを上げたり、水かけあいっこをする娘たちにプルプル来た場面もあったけど、ゆっくりお風呂につかってリラックスしてきました。子供達は髪を切ってさっぱり、私はプチエステをしてもらいシワもすっきり財布もすっきりしたけど。皆さんのブログを読んでいると、新学期に向けてサポートブックを作ったり、担任の先生宛にお手紙を作ったりされていて、私も頑張ろうと元気が出てきます。私も、ほっちが楽しく学校生活が送れるように出来る事をやっていこうあさっては新学期。私は８年ぶりの社会復帰で仕事も始まります。気持ちも新たに頑張りましょう！！

  2007年04月07日

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• 二人の先生

  今日は主治医との親の面接＆ほっちのＳＳＴの日最初の頃は「どうして行くの」とか「行きたくないなぁ」なんて言ってたほっちだけど、お友達とも打ち解けた最近は喜んで行きます。ほっちの大好きなハイテンションな男の子ばかりだからね。最初の１、２回は様子を見ていたのか品行方正だったけど、『ここは私を受け入れてくれる』と感じたのかほっちモード全開です。それは他の子供達も同じようで、今日もトレーニングが始まるやいなや楽しそうな声が。みんな、我先にと喋るから何喋ってんだか聞こえません。ゲームの途中なのに「今日はさー、近道してきたから早く着いたんだよ」と全く関係ないことを話すほっちの声も聞こえてきますありゃりゃ。ＳＳＴの効果はいかに？！主治医との面談。あっちがケガしてしまい思うように用事がこなせない上に、姉妹は毎日喧嘩ばかり。私も毎日ほっちと顔を合わせているとなにかと衝突が多い事もあり、ちょっと疲れてます。「様子はどうですか？」と先生に聞かれ「荒れてますね。私もですけど。」と言うと、先生は笑いながら「そうでしょうね～。そういうタイプですね。」と。そういうタイプって、どういうタイプですか、せんせ～。「なにかと反抗してくるんですよ。妹への攻撃はひどいし。注意しても聞かないし」「お母さんに言われるから聞かないんでしょうね。」「でも自分で周りを見て学習という事ができないので、言わないとそのまんまなんです」「社会性の低さの割に知的の高い子だから、近い人に言われるより少し距離のある人から言われたり、本で読んだりしたほうがすんなり納得してくれるかもしれません。お母さんはね、もうあまり何も言わないでそのまま受け入れてあげるって感じにした方がいいんじゃないかな。それから、長い休みの時は少し離れた方がいいと思います。キャンプに出すとか、習い事とか。そういうタイプですね。」「そのまま受け入れる・・・はぁ、心がけてみます」「ま、言うのは簡単ですよね、ハハハ～～」そのまま受け入れてあげる事が大切な事は良く解ってるんです。でも『私が言わなきゃ誰が教えてくれる』ってところもあり、いつも揺れてます。主治医の先生、物腰が柔らかくて穏やかな印象なんですが、けっこう言うんです。そのギャップが面白い。私とほっちが似たもの同士で衝突しがちな「タイプ」というのもお見通しという感じ。これからも宜しくお願いします。そして。帰って来て教職員の異動を読んでいると、ほっちの担任だった先生の名が「退職」の欄に・・・ショック・・・何かあったらこれからも相談にのってもらおうと思ってたのに・・・せんせ～　

  2007年03月31日

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• 私はプリキュア♪

  じーじばーばの家に帰省しています。昨日はテーマパークへ。ほっちもあっちも大コーフンで、親は人ごみに疲れたけど、喜んでる子供達見てたらまぁ、いっか、って感じです。今日は姉が子供達を読み聞かせの「お話し会」へ連れてってくれると言うし、預けてる間にちょっと買い物に行こう、仕事の下調べもして・・・なんて予定を立てていました。姉が迎えに来る時間が近くなったので、外でいとこと遊んでいる子供達に声をかけようと玄関を開けた私の耳に、あっちの泣き叫ぶ声が・・・「ぎゃー、あっちが落ちたー。緊急事態発生！」なぜかワクワク顔のほっち（ハプニングがあると血が騒ぐらしい）。ボーゼンと立ちすくむ姪っ子。そして、頭からダラダラ血を流して泣いているあっち。そのまま救急車となりました。(脳には異常なく、何針か縫っただけで済みました）もちろん、買い物も仕事の準備もパー。あー、疲れた。あっち。プリキュアのシャツを着ていても、空は飛べないんだよ

  2007年03月28日

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• 終了式

  今日でほっちもあっちも、終了式を迎えました。早いなぁ。もうすぐほっちは３年生、あっちは年中さん。あっちの場合は「え～っ、まだ年中さん？小学校入れそうだよね。」ってよく言われます。ほっちにはまだ幼い部分がたくさん残ってるのと対照的に。あっちの通知表には「自分の気持ちを言葉できちんと表せるのでお友達とも良い関係を築けていました。自分の事はてきぱきこなしその上で困っているお友達を助けたりする事ができました」。必要以上にしっかりしているあっちらしいコメント。いつもいつもやさしくハグしてくれる担任の先生が大好きで具合が悪くても「先生に会いに行く～」と言うほどだったね。ほっちの通知表。お、２学期より上がっている。頑張ったんだね。通知表と一緒に一冊のクリアーファイルを持って帰りました。それには生活科でやった、自分の生い立ちを調べたものとか、妊婦体験（２キロの水をいれたビニール袋ををリュックに入れて、前に抱えて１日過ごす）した時の感想とか、折に触れて先生が取ってくれた学校での写真が入っていました。先生は一人何枚も、３０人以上分の写真をプリントするのだけでも大変だった事でしょう。有難い事です。そして、最後のページには先生からのメッセージがありました。みんなへ「こんなことじゃだめだよ」「こんな２年生は初めてだよ」「もっときちんと話を聞いて」「背中伸ばして」「いろんな事に気がついて」「自分がやるんだよ　自分からやれる子がかしこいんだよ」あなたたちには　ずっと　ずっと　注意してきましたもう聞くのがいや　私も言うのがいやになるくらいみんなはいろんな力を持っているんだよいろんなものの命や力をもらって大きくなったんだよさいしょは　はりのあなくらいの大きさだたのがこんなに大きくなってそして　これからも大きくなっていくんだよみんなは　すごい力をもっているんだよだからこそ人にやってもらうのではなく自分の力でやろういやだなって思っても　ちょっとがまんしてがんばってみようそうすれば　きっと力がつくよもっともっと大きくなれるよ人にやさしく　自分にきびしくみんなでたすけあってすてきな３年生になってくださいおうえんしています先生より読み終わってじーんとしました。とっても厳しいけど、裏側に子供達への愛情を持って指導していただいた２年間。ほっちにはとてもよい「修行」になったと思います。やさしいだけの先生ではガタガタになっていたかもしれないわ。あっちもほっちも、それぞれの状況にぴったりの、良い先生に恵まれました。先生方、お世話になりました。有難うございました。

  2007年03月23日

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• 潮干狩り

  やっと春らしくなって暖かい一日。隣の町の海まで遊びに行きました。海浜公園になっているところへ行くと、なにやら大勢の方が波打ち際にうずくまっている・・・この浜辺、なんと天然のあさりが取れるんだって！！埋め立て地の端に出来た人口の浜辺なんだけど、そういう所って砂を入れてしばらくはあさりが上って（？）来るらしい。さっそく我が家も砂遊び用に、と持って行った道具で「潮干狩り」となりました。娘たちはヤドカリやカニを見つけて大騒ぎ。あさりも、結構大きいのがたくさん取れてびっくり！！現在砂出し中。明日のご飯はあさり汁にあさりの酒蒸しだぁ～潮干狩りをして、浜辺を散歩して、のんびり良い休日でした。

  2007年03月21日

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• 個人面談

  ２年生最後の個人面談。１年から２年に上がる時にクラス替えはあったけど、たまたま先生は同じ方でした。ベテランで学年主任で、けっこう厳しい１年生の初めての授業参観では、話を聞いていなかった子や忘れ物をした子をガンガン立たせて吊るし上げのように怒るのでびっくりしました。正直「ハズレだ・・・」と思ったものです。でも、２年間お付き合いさせていただいて、今はこの先生で良かったと思っています。子供によって合う合わないはあるんだろうけど、ほっちにとっては先生の厳しさが良い修行になったみたい。もともと楽な方へ楽な方へ流れてしまいやすい性格なので、甘えの通用しない大人の存在はほっちの「我慢力」を育てたようです。「学校では、読書に集中しすぎて授業が始まるのに気が付かない・・・って事は相変わらずあるけど、何にでも興味を持ってやるし、本当に頑張ったと思います、たくさん誉めてあげて下さいね」、と仰った。３学期間連続、ダントツの多読賞はい、誉めまくります～私からは、障害の事を理解して下さってほっちに対応してくれた事への感謝と、毎週末出してくれた作文の宿題がほっちの発話をとても上達させてくれたと思う、という事を伝えました。それから、４月からの特別支援教育について聞いてみたところ、特に何も決まっていないし、何かを始めるという事も今の所無い、との事。それは支援する気がないという訳ではなく、うちの小学校には学習支援のボランティア制度があって、先生一人では見切れない授業の時に保護者がヘルプに行ったり、近くの福祉大学の学生さんがボランティアで常に何人か学校に居て、支援の必要な子の傍についていてくれたり・・・というのが通常モードであるのです。なので、今まで通りやっていくって事らしいです。「障害がある無いではなくて、必要としている子全てに支援はするべき。」と先生は仰っていました。先生は続けて「３年、４年になると今までは自分でいっぱいだったのが周りが見えてくるようになって周りの子の違いとかに敏感になってくる。お友達とのトラブルも変化してくるでしょう。ほっちちゃんの事は次の担任にもちろん引き継ぐし、教員みんな情報は共有しています。何かあったら本当に何でも仰って下さい」と言ってくれました。有難いです。このところパニックもなく、気持ちを切り替えられるようになり今までは何だったのかと思うほど落ち着いていて、すこぶるご機嫌のほっち。毎日テンションが高く、あまりに素直で怖い。後から大きなしっぺ返しが来るのか・・・？！このままで終わるはずがない・・・と戦々恐々の母もう３年生か～。早いなぁ。このまま落ち着いてくれ～。　　　　　

  2007年03月15日

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• 私の仕事、ほっちの自立

  私には夢、というとたいそうだけど将来やりたいなぁと思う事があります。子供が独立（出来るのか？！）したら、実現させたい事。ほっちが生まれる時に仕事を辞めてから７年半。4月から社会復帰する事にしました。不安もあるけど、ずっとやりたくて勉強したり資格を取ったりしてた仕事。そして将来の私の夢にも繋がる仕事なので楽しみでもあります。年明けから研修に次ぐ研修で大忙しです。子供と接する仕事なので幼児発達学などの講義も受けるのですが、それがとっても興味深い。ほっちの事を考えながら聞いたりして。でも、勉強した事がなかなか頭に入っていかないのはナゼ・・・？１０数年前、新卒入社で研修を受けたときはサクサク頭に入っていったのに・・・体力的にも思考能力的にも衰えを感じます　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊仕事をするにあたっての心配事。仕事は毎日ではないのですが、研修などは丸1日かかる時があるので帰宅が6時近くになります。あっちは延長保育にするとして、ほっちをどうしよう。一人の留守番はまだちょっと心配スポーツ教室でお世話になってるＮＰＯなら、放課後事業を6時半までやってるし、顔馴染みの先生もいるし、いつも大人の目があるから安心。でも、そこまでは車通りの多い道を歩いて１０分ほどかかる。おまけに、途中踏み切りを渡る。最初にＡＤＨＤの診断をしてくださった先生が、「交通事故はね～、お母さん、真面目な話、覚悟しておいた方がいいね～。縛っとくわけにもいかんし、かと言って一人で行動させなかったら自立を阻むしね～」と仰った。正直、どうなのよ、このコメントと思ったけど、覚悟か～・・・で、覚悟する事にしました。　　おいおい・・・ＮＰＯに居た方が安心だし、途中までは通学で使う道だし。何度か一緒に歩いて事前練習をして、いざ当日。休憩時間に電話すると（電話を取るのも何度か練習して出来るようになりました）、「今おやつ食べてるの～。宿題したら行ってくる～」と以外にも元気な声。冒険好きのほっちにはちょっとワクワクする事みたい。でも、こっちは研修中も帰りの電車の中も気が気じゃなくって。駅から走ってＮＰＯに駆け込んで、リストの中にほっちの名前を見つけたときはホッとして膝からくずれ落ちそうでした。ＮＰＯの先生が「体育館で待ってますよ♪」ってニッコリしてくれて体育館の隅で歌いながらなんだかわからん踊りをしているほっちを見た時は、「生きててくれてありがとう！！」てな気分でしたわ。ちゃんと一人で来れたんだ！！宿題も、明日の準備も終わってて家の鍵もちゃんとしてあった。　すごいぞ、ほっち！！　　親が居ない方がちゃんとやるじゃないかっ　　　　　　　　　　　　　　　　　朝の着替えや歯磨きなんかは逐一言わないと出来ないのにサー延長保育のあっちを迎えに行くと、満面の笑みで抱きついてきました。研修疲れも吹っ飛ぶ笑顔！！そしてみんなで、定食屋へ行ったのでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・だってご飯作る気力がなかったんだもん　　　　　家に帰ると「ほっち、大丈夫だったかー」と旦那から電話。旦那も心配で、仕事にならなかったらしい・・・。慣れるまでは大変な事もあるだろうけど、仕事を始める事が自分にはもちろん、ほっちの身辺自立にも良い影響を与えるかも！考えてみれば、もう３年生。心配ばかりしていないで、任せてみるって事も大切なのかもなぁ。そして、すぐ出来なくても待つって事もね。もうすぐ春ですね

  2007年03月12日

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• 今年度最終のボランティア

  今日は子育て支援ボランティアの今年度最終の活動日でした。あっちが入園して、なにか始めたいなと思っていた時に自治体の広報でみつけた団体。ママの為の講座や勉強会などの時にお子さんを預かる事、ママとお子ちゃまが楽しく集える育児サロンを開催する事、育児情報の通信を発行する事などをやっています。メンバーの年代は様々で、自分も小さい子を抱えながら参加してる人、育児が終わって力がみなぎっているおば様、今日の活動は育児サロン。人形劇サークルをお呼びして、人形劇を上演します。２０組ほどの親子が集まりました。題目は「おだんごパン」。おばあさんに焼かれたまんまるのパンが、食べられるのが嫌で逃げ出してしまうお話です。おじいさんや動物達が出てくるたびに「あーっ！」と雄たけびを上げる子、劇そっちのけで動き回る子、ニコニコしながらじっくり見る子、お人形が怖くてママにしがみついてる子・・・お子ちゃま達の様子がそれぞれ違ってとってもかわいい動き回ってる子のお母さんは追いかけるのに大変そうだし、周りに気を使って恐縮してるし、昔の自分を見ている様。実はこの「おだんごパン」、ほっちが３歳の頃にやはり人形劇で見た事があります。その時のほっちは何かに取り憑かれたか、又は魂を吸い取られたかのように微動だにせず舞台を見つめ続けていました。そして上演が終わるとターッと前に出て行ってお人形に向かって「おなまえは？おなまえは？」と聞いていたっけあの時はほっちの成長に「あれ？なんか違う・・・？」と思いながらも「障害」なんて考えもせず、何でだろう、何で上手くいかないんだろうって毎日もがいてたなぁ。このお母さん達の中にも、子育てで悩んだり、辛い思いを抱えてる人がいるのかなぁ。私に出来る事があれば助けてあげたいなぁ・・・そんな事を思いながら見ていました。４月からは仕事を始めるため、育児支援ボランティアも学校支援ボランティアもなかなか参加が出来なくなります。でも、出来る範囲内でずっとかかわって行きたいなと思っています。

  2007年03月08日

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• 言葉・ことば・コトバ

  アスペルガーって、大人のような言い回しや難しい言葉を使ったりする・・・とよく書かれているけど、ほっちは違います。言語発達は正常らしいんだけど言葉を使いこなす能力は低め。語彙も少ないのでどちらかと言うと言葉使いは幼い。時々、言い間違えたりね。「おかあさ～ん、おかあさ～ん、これ、プラスチックみたい～！！」と、嬉々としながらビニールハウスの骨組みで遊ぶほっち。プラスチックじゃないよ、鉄骨だよそれは～・・・・・・はっ！！もしや　・　・　・　アスレチック　・　・　・対してあっちは、言葉使いが必要以上に大人っぽい。「結局○○だったの」とか「既に○○してたよ」とか。今は年齢とのギャップがかわいいけど、もう少ししたら生意気に感じそう。ほっちとあっち、足して２で割るとちょうどいいんだけどね～。

  2007年03月07日

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• 姪っ子、教師への第一歩！！

  ほっちには年上のいとこが６人います。つまり私の甥っ子、姪っ子達ですが、一番上は１８歳。大学受験生です。甥っ子の方はエスカレーター式なので進学が決まってましたが姪っ子は推薦で落っこちてセンター試験を受けていました。間違えた箇所が多かったらしく「多分ムリ。」と二次試験の勉強をしていたのですが、さっき「受かったよ～～」と連絡が来ました。良かった～！！良く頑張ったね！！この姪っ子は、特別支援教育専門の教師をやっている姉の子供です。身内自慢で恐縮ですが、姉は人間的にもバランスが取れてて、仕事に対する熱意や考えもとても真摯で、何より子供達に対する愛情が深い。担当している子供を大切に思っているのが言葉の端々から解るのです。かといって「教師」と「生徒」という線引きは良い意味でちゃんと出来ていて・・・尊敬できる人です。ほっちの事でも力になってくれてます。姪っ子はそんな姉を見て育ったからか、将来の職業に「教師」を選びました。母親も行った、教師を養成する大学に行きます。気持ちが優しくて、子供好きで、帰省するたびにほっちやあっちの面倒を見てくれる姪っ子には何度も助けられました。チャレンジングな事に、彼氏と一緒にほっちを夏祭りに連れて行ってくれた事も。しかもあっちも連れて！！姪っ子なら、きっと、子供の目線に立てる先生になってくれると思います。学校現場でのほっちみたいな子達に対する理解度はまだまだ高いとは言えません。姪っ子には４年間一生懸命勉強してもらって、勉強以外の人生経験もたくさん積んで、どんな子にも寄り添えるような先生になって欲しいと叔母は願っています。その為の実習材料として、叔母はいつでも何度でもほっちを差し出しますぞ！・・・って事で姪っ子よ、帰省した時にはお守りお願いね～。おばちゃん、一人でショッピング行くから

  2007年03月06日

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• 頭の中の言葉、口から出る言葉

  ２８日に放送されたＮＨＫの「福祉ネットワーク」を見ました。（再放送は３月７日）自閉症の男の子で会話は苦手なのですが、驚くほどの文章表現力を持っています。たくさんの本を出しているとの事ですが今まで知りませんでした。彼の書く内容は、注意力や行動を抑えられないという外見からは想像が出来ないほど豊かで機微に富んでいて、本当に驚かされました。彼の中には、言葉には出来ないけど、身体で表現はできないけど、たくさんの感情がうずまいている。みんなと同じに出来ない自分を嘆く感情や、親に感謝する感情。とてもしっかりした文体でそして、びっくりする位きれいな字で書かれていました。ほっちも口で思いを表現するのが苦手です。でも作文などを読むと「ああ、こんなふうに考えてたの」とか「ちゃんとわかってるんだな」と思うことがあります。昨日もあまりにひどく執拗にあっちをいじめるので、叱ったところ荒れ始めました。「お母さんなんか大嫌い」「もうほっちは居ないほうがいいんだね」「ほっちは生まれない方が良かったじゃん」とかすごい目つきで睨みながら叫んでいました。ずっと無視をしていたら自分の部屋にこもって何やら書いています。ほっちが寝てからこっそり見てみると紙には　　ごめんなさい。頭の中でがまんをしようと思っても　　からだが勝手に動くんだよ。もう３年生になるから　　がまんをするようにがんばる。れんしゅうする。と書かれていました。そして別の紙に「がんばる表」というタイトルの下に日付が書いてあり、今日の部分には大きく×がつけられていました。ついつい外見のほっちで判断してしまって「なんでこんなに反抗的なんだろう」とか「どうしてこんな事で怒るの？」とほとほと疲れてしまう時があるんだけど、ほっちの頭の中では態度とは別の感情が渦巻いているんだろうな。頭の中ではいろんな言葉があるんだろうけど、口から出るのは違う言葉。ほっちが自分の部屋にこもってしまった後、あっちが私のところに来て「・・・お母さん・・・お姉ちゃんはどこか行っちゃうの？」と聞いてきました。『もうほっちは居ないほうがいい』というのを聞いていたのでしょう。「そんな事ないよ」と答えると、「あっちは、お姉ちゃんがいないといやだ・・・お母さんがゴミ捨てに行っててもお姉ちゃんがいれば寂しくないし、あっちが眠くなるとお姉ちゃんが抱っこしてくれるんだもん・・・居なくなったら・・・いやだぁ～～～～～～」と号泣私よりあっちのほうが、ほっちの事を理解してるかもしれないな。

  2007年03月02日

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• 母は考える

  秋から始まったＳＳＴも今日で６回目最初の２、３回は嫌がっていたほっちも、勝手がわかってきて先生にも慣れて来たのでけっこう楽しみになってきたよう。そして今回はいつにも増して楽しみな様子。なぜなら、「女の子が参加するから」。軽度発達障害を持つ女の子の割合はあまり高くないそうだ。でも、それは女の子の場合は衝動性や多動性を持たない事が多いので日常生活での支障がない為発見される数が少ないだけで実は男女の割合は同じ、という説もある。ほっちは欲張りなので、衝動性も多動性もあるけどね「何年生の子かなぁ～、どんな子かなぁ～」と行きの車でも気にしていたほっち。さて、STルームに入ると、そこには色白でピンクのほっぺ、ぽっちゃりしたかわいらしい子がほっちよりお姉さんでした。ほっちはニコニコして隣に座る。そこから先は私は主治医との面談の為、席をはずしたのでわからないのだけど、また新しいお友達ができてよかったね、ほっち　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊主治医の面談を待つ間、隣になったお母さんとお話をした。そのお母さんは年が明けてから診断が下りたばっかりで、まだとまどいが隠せない様子。お聞きした学校の対応はひどいもので、校長から担任、養護の先生までが、「軽度発達障害って何？ただのわがまま！」という対応なんだそう。診断が下りていて療育に通っていると言っても、まったく聞く耳をもってくれない。周りの保護者からの攻撃もひどく、もう転校しかないのかな・・・と泣き笑いのような顔で話してくれた。息子さんは、家ではそれほどでもないのに、学校では椅子を振り上げて暴れたり、お友達に手を出してしまったりするという。きっと、周りの対応の悪さが彼をそうさせてしまってるんだろう。こういう話を聞くと、居てもたってもいられなくなる。なんなら私が一緒に行って、校長と話しましょうかと言いたいくらい。切ない。軽度発達障害支援法が施工されて、来年度からは特別支援教育も導入されると言うのに、こんなひどい現場もある。対応の良い学校と、対応のひどい学校。その差はどこから来るのかな。文科省のお達しは、広く渡っているはずでしょう？「知っててやらない」んだよね、きっと。ほっちの担任に告白した時、すんなりと理解してくれて「私達も勉強会などしています。それなりの知識はあるつもりです。何でもおっしゃって下さい。」と言われて、そうか、先生たちも頑張ってくれてるんだなと感謝したが、「それが普通」ではないようだ。もしかしたらすごくラッキーなだけだったのかもしれない。いろいろと考える。こういう厳しい現状の話を耳にして、私は何が出来るだろう。恵まれた自分の現状に甘んじる事なく、しなきゃいけない事があるような気がする。でも何を？ぐるぐる、ぐるぐる、母は考えるのだった。　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊SSTで頑張った後は、家族でいちご狩り～～ずら～っと並ぶイチゴ棚に、ほっちもあっちも大コーフン！！「しばらくイチゴは食えん」という位、食べました。甘くておいしかった！贅沢を言えば、イチゴは常温だったので、冷えてれば最高だったなー。考える母は、ずうずうしい事も考えるのであった・・・

  2007年02月24日

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• 参観日

  参観日に行ってきました。廊下に図工の時間に描いた絵が貼ってありました。ほっちの題名は「おしるこ食べたよ」。お玉を持った私がキッチンに立って、家族はテーブルでおしるこが出来るのを待っている所が描かれていました。色使いもきれいだし、良く描けてる！　←親バカみんなの絵には「楽しそうな雰囲気を見てください」とか「きれいな色を見てください」とか特に見て欲しい部分の本人コメントがついていました。どれどれ、ほっちのは・・・「床の模様を見てください」　　　　　　　　　確かに、床には細かく木目が描かれていましたう～む、そう来たか・・・視点が人と違う所。それはきっと将来あなたの長所になるさ！

  2007年02月22日

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• 嬉しい気遣い

  先週末、地域のスポーツクラブのスキーキャンプに参加したほっち。普段からほっちとたくさん関わってくれているスタッフも同行してくれるので、比較的安心して預けられる。ほっちは親と離れる寂しさよりお友達とお泊りできる事にウキウキで出かけていきました。スキーも頑張れたらしく、夜のレクレーションもとっても楽しかったそうで、ニコニコで帰宅。「お土産買って来たよ～」とくれたのが、コレ。干支の動物のキーホルダー。夏のキャンプでは、自分の物やお菓子に消えたお小遣いをお土産に使えた事にまず驚き。それから、家族みんなの干支をちゃんと覚えていたことに驚き。まだまだ自分中心な所はあるけど、自分以外の人の事も気遣えるようになったのだな、と嬉しかった。そして荷物整理をしていると、愛用のメモ帳に何か書いてある。　　・お母さんに会いたい　　朝・・×　昼・・×　夜・・○　　・早く帰りたい　　　　　　 朝・・×　昼・・×　夜・・○　　・早くお母さんに　　　　お土産をあげたい　　朝・・×　昼・・×　夜・・○わはは～文じゃなくて表にするところがほっちらしい。怒りや喜びを爆発させる事はあっても、気持ちの機微を表すことがあまり得意でないほっち。でも、色々感じているんだなぁとなんだかじ～んとしました。・・・と、ここまで書いて気付いたけど、私の年、バレバレじゃん

  2007年02月20日

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• 酒の席で・・・

  週末に近所の奥様方の会合があったうちの近所はとても子供の多い地域で、同年代の家族が多く、わりとみんな仲良くしている。最近お引越ししてきた方がいらっしゃるので、以前登場した「分配器」奥様が音頭を取り集合とあいなった。集まった奥様は１０人程。お酒も手伝って、みんな喋る喋る子供のこと、旦那の愚痴、学校のこと・・・ちなみに私はお酒が全くダメなんですが、ああいう席だと「盛り上げなくちゃ」と思ってしまい、ウーロン茶なのに一番騒いでます。学校話をしている時に学級崩壊寸前のクラスがあるという話になった。「立ち歩いたり、先生に反抗したりする子がいるんだって～」「でも、そういう子多いよね」「ほら、ＡＤＨＤとかＬＤとか、病気の子もいるしね」次の瞬間、自分でも驚いたんだけど、「ほっちも、発達障害あるんだ」という言葉が私の口から出た。「病気」といわれた事にちょっと反応したのかもしれない。みんな「え～、ほっちちゃんが？！」なんて驚いて、でも割と好意的にというか、すんなりと受け止めてくれた。中には「実はうちも先生から、ちょっと診てもらったらなんて言われて・・・」と悩んでるお母さんもいた。ほっちの事を説明している時、一瞬不覚にも涙が出そうになったが、黙って聞いていた「分配器」さんが、「でも、病院に通ったりして親子でがんばってるんだよね」と微笑んだ。根はいい人なんだよね。地域のつながりが濃い地域だから、いずれはみんなに一応話しておこうと思っていたけど、こんな形で言う事になるとは・・・酒の席で娘の障害を告白する母。どーよ？でも、ほっちを理解してもらえる一歩になれば良しとするか。

  2007年02月18日

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• 助けを求められるように

  遅ればせながら、先日の「ハートをつなごう」の録画を見ました。犬山市の学校の事例。犬山って、先日の知事選で惜しくも負けた石田さんが立候補前まで市長をやっていた市。全国学力テストを唯一突っぱねたり、少人数学級を独自に採用したり、教育ではなかなか画期的な市のよう。これが知事選前に放送されてたら、選挙結果も変わってたかもね～。（予定では知事選前の放送だったのに、突然変更になったんだよね～。）内容は、特別支援学級に在籍していた高機能自閉症の男の子を４年生の時に普通級に編入させたというお話。最初は大人数のクラスに入る事すらできなかったのに、今ではクラスで発表できるまでに成長し溶け込んでいる。一番心に残ったというか、頷いてしまったのは、担任の先生の「周りが助けてあげる事はいくらでもできる。でも、それでは○○君はこのクラスではやっていけるけど、他のクラスや社会ではやっていけない。自然に手を貸してくれる人なんていない。彼が自分で「助けて」と言えるようにする事が大事と考えた。」という主旨の言葉。私がいつも考えていた事とぴったり合ったというか、「そうなのよ！！」と言う感じだった。「周りの理解」とか「環境を整える」のが大事というのは実感としてよく解る。でも、それだけじゃないよな、という気がいつもしていた。ほっちはアスペでも積極型だし、いわゆるボーダーすれすれである為に「障害」と言っても一番わかってもらえないタイプだと思う。今は親が環境を整えたり、周りの問題を出来るだけ取り除いてやる事はできるけど、いつまでもそういう訳にはいかないだろう。「自分」を知って、必要なヘルプを求められるようになってもらうのが最終目標だと思っている。その為にはやっぱり彼女自身の努力も不可欠。でも、それをどうやって教えていくかが難しいんだなぁ～。「ハートをつなごう」の学校のように、学校と親と地域の連携、すごく理想的だなと思いながら見ました。我が自治体は残念ながら遅れに遅れてるけど、来年度から特別支援教育が導入されるし、これを機に私にできる働きかけはないかなと考えてるところ。　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊私がリンクさせていただいている「ほがらかたまご」さんがあの佐々木正美先生や司馬理恵子先生とならんで、小児科医の雑誌に寄稿されているそうです。勝手にご紹介！こういう熱意ある先生がどんどん増えていく事を願います。

  2007年02月16日

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• バレンタインデー

  今日はバレンタインデー。あいにくの天気だったけど、学校から帰ってくると「チョコ作る！」と張り切るほっち。え～、今から？じっくり作る時間も無いし、と考えたのがコレ。たまたま「かわい～」と思っておやつに買っておいたお顔のクッキー。これにチョコをつけたらどうだろう？とゆー事で、チョコを溶かしてつけてみました。男の子と女の子だけじゃなくて、ヒゲおじさんもできたよ。あとは、ナッツとコーンフレークを砕いてチョコと絡めたのも作って、なんとか完成チョコはもちろん,以前にも登場した大本命のユウト君（２年越しのお付き合い。双方の親公認）へ。「誰が好きなの？」と聞くといつも「ユウト君！」と真っ先に答えてその後「・・・とタイキ君とコウキ君とハルト君」と続くんだけど、やっぱりユウト君なんだね。チョコを渡しに行ったら、彼はなんと裸で出てきた。「あら、まだ早いわ・・・」と思う母だったが、たまたまお風呂に入るところだったらしい。手紙には「いつも一緒に遊んでくれてありがとう。また遊ぼうね」でも、２年生終了時、彼はお引越し・・・それを考えると、ただ涙の母二人であった。思い出のバレンタインになるかな。

  2007年02月14日

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• 冬の夜長

  ほっちは地域のスポーツクラブのスキーキャンプに行っている。放課後事業なんかもやっていて、いつもお世話になっている先生達が一緒だから、親としても安心だ。キャンプはこれで３回目だけど、親と離れる寂しさよりお友達とお泊りする好奇心の方が勝っているからか、いつもあっさり「バイバ～イ」です。それでも出発の前の晩は、寝る前に何度もハグをせがんできたり、あっちと「ひしっ」と抱き合ってしばらく動かなかったり、何か感じるものがあった様子。あっちはいつも暴力的な姉が優しく抱っこしてくれたのがよほど感激だったらしく、『おねえちゃん、だっこしてくれてありがとう』なんて手紙を書いて、帰ってくるのを楽しみにしている。ほっちがひとり居ないだけで、とっても一日が穏やか。公園に行っても、いつもは反対の方向へ突っ走っていく姉妹を追いかけるだけでも大変なのに、ジャングルジムを上るあっちを旦那と私で両側から手厚くサポートができる。でも、なんか物足りない。刺激が足りないわ。あっちも旦那も寝てしまった。静かだ～。明日も休み。夜は長いし、本を読もう。　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今読んでるのは、『育てにくい子にはわけがある』　著・木村　順　大月書店　子育てと健康シリーズ『気がかりな子への理解と援助』　「児童心理」編集委員会・編　金子書房『俺ルール！－自閉は急に止まれない－』　著・ニキ　リンコ　花風社１番目は感覚統合の見地から、２番目は教育の見地から、３番目はいわずと知れた当事者の立場から書かれていて比べて読むのもおもしろい。この間図書館で借りた、医療・療育の見地からかかれたのも良かった。アカネちゃんという一人の重度自閉症の子供の成長記録は感動物だった。『自閉症のこどもたち　心は本当に閉ざされているのか』　著・酒木　保　ＰＨＰ新書　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊明日の夜、ほっちは帰ってくる。どんな顔でバスから降りてくるかな。夕ご飯はほっちの好きなものにしよう

  2007年02月11日

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• 「発達障害治療に道」？！

  ・・・という新聞記事を読みました。コミュニケーション能力の欠如が遺伝子レベルでどのように起きるかを、金沢大の東田陽博教授らが解明した。白血球の表面にあるタンパク質の分子「ＣＤ３８」が欠損すると発達障害になる可能性が高いといい、東田教授は「欠損を補うホルモンを注射すれば、症状を改善できる」と指摘する。マウスの実験ではＣＤ３８が欠損していると仲間を認識する能力が低い事や子供の養育を放棄する行動パターンが現れたそうで、相手を信頼して友好な関係を作ろうとする脳下垂体ホルモン「オキシトシン」が十分に分泌されていない事が原因だったそう。「オキシトシン」を注射するとマウスは正常に行動した、と。２００６年から自閉症やアスペルガーの患者１００人を対象に調査をしている最中で、「結果は解明中だが因果関係ははっきりしてきた」と教授は話しており、今後治療への応用が期待される・・・・とありました。発達障害は脳の機能障害である、という事は知られてきたけど、それを根本から改善する策になるのでしょうか。元々が身体の中にある物で分泌の少ないものを補助する、という形なので、脳の機能を麻痺させたりコントロールしたりする薬よりはなんとなく抵抗感がないかなぁ、と私は思うんだけど、みなさんはどうでしょう。将来、「視力が悪い人のめがね」みたいに「発達障害の人のオキシトシン」みたいな身近な存在になる事もあるのかも。気になります。それと・・・三重県で発達障害を早期に把握し、保育や教育現場で障害に配慮した接し方をする仕組みを全県展開することを決め、０７年度予算に９４０万円を組み込んだ・・・という記事。予算の額などに色々意見もつけたいけどとりあえず置いといて、そういう判断を下したという事は評価したいと思います。新聞にこうやって取り上げられる事で、発達障害を知ってもらう第一歩になれば。

  2007年02月09日

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• ８歳になりました

  忙しさも一段落。一番の懸念事項が終了したので～～～相変わらずバタバタなのですが、少し余裕が出来ました。　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊毎日バタバタ過ごしている間にほっちは８歳になりました生まれてからもう８年経ったんだなぁ、と感慨深いです。プレゼントは自転車。外遊びが大好きなほっちは自転車も大好き！いつもかっ飛ばしていますが、幼稚園入園の時に買った幼児自転車はさすがにもう小さくて乗りにくそう。一緒に自転車やさんに行って、気に入ったものを買いました。水色ベースに少しピンクが入った、ポップなデザインで元気なほっちに似合います。さっそく近所の男の子達とチャリンコ暴走族をやっています。事故が怖いので、自宅周りの路地限定だけどね。　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊お誕生日ディナーでバイキングのお店に行きました。そのお店は３歳以下は無料。あっちは４歳。だが、今日は３歳になってもらおう。で、自ら「あっちは４歳」などと言わないよう、旦那があっちをしっかりガード。その間に私がオーダー。　　私「大人２名と、小学生１名です（キッパリ）」　店員「下のお子様はおいくつですか」　　私「３歳です」と、その時想定外の声が響き渡りました。　ほっち「え？！あっちは４歳だよ？！」しまったぁ～～～～～～こいつの方が要注意だった～～～～　　　　　　　　　　　　　　　　　「な、何言ってんの、まだ３歳よ、５月で４歳。」とひきつる笑顔でで答える私。必死で目で合図を送るがアスペのほっちに理解できるわけが無い。「４歳だよ、お母さんこそ何言ってんの？！」「３歳よ」と今度は睨み付けてみたが、やっぱり理解できない。「４歳だよ～」終いには「４歳だよ、４歳なのに・・・うわ～～～ん」と泣き出しました。もうボロボロですもはやバレバレだったのですが、店員のお兄ちゃんは笑いをこらえながらもオーダー取ってくれました。ありがと、お兄ちゃん。このご恩は一生忘れませんでももうこの店には２度と来れません親二人は大きなダメージを受けてしばらく立ち上がれなかったのに、当の本人はすぐ復活してお料理を取りまくっていました。「おいしいねぇ～」と笑顔。良かったね、ほっち。いい笑顔だよ。８歳、おめでとう

  2007年02月07日

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• ありがとう

  前回の、どっぷりと暗い日記を読んでくださった方、コメントを下さった方、ありがとう。　　　　　　　　　　　　　　　余談ですけど、私の年齢　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほっちの約５倍です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　間違えてた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　割り算すら出来てない・・・（涙）皆さんのお陰で、暗～くて深～い沼にズブズブと沈みそうだったのが、なんとか首までで留まっております。お会いした事も無い人達なのに、こんなにも力がもらえるなんてやっぱり人間っていいな、と思いました。今日の新聞の占い　　「なに事もわが身のためと思えば、忍耐して徳も大とならん」これほどまでに今の私にぴったりとは！！もう少し、頑張り過ぎない程度に頑張ってみます。

  2007年02月02日

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• ひとりごと

  ちょっとキテいるので、吐き出します。愚痴モード全開です。すんません。ほっちはとても自由だ。嫌なものは嫌、好きなものには時間も忘れて没頭する。　人間トラブルがあっても自分の気持ちをはっきり相手に言い、言ったらおしまい。根に持つ事も、その後相手の事を悪く言う事もない。発言が相手を傷つけて問題になった事もあったし、自由さゆえ、育てにくくて憎く感じる事もあった。でも、毎日とても楽しそうで、笑顔で、最近はうらやましいとさえ思う。最近忙しくて忙しくて。　全部興味があって好きでやっているんだし、何でも「ホイホイ」と引き受けてしまう自分が悪いのは解ってるんだけど。昔から頼まれると「嫌」と言えない性格だった。相手の人がそれで助かるなら、自分がちょっと頑張れば済む問題・・・と思ってしまう。で、気付くと自分がいっぱいいっぱいになっている。自分で引き受けたのに『なんで私にやらせんのよ～』と思う自分が嫌。何でも引き受けて『いい人』と思われたいだけじゃないのか。ほっちを見てると気付く事がいっぱいある。生きる事を楽しむ事、自分に正直になる事。もちろんほっちなりに辛い事もあるんだろうけど決して引きずらず、次の日にはまた元気一杯の笑顔になるところは尊敬すらする。ほっちってすごいなぁ。それに比べて、私はなんだよ。人生４倍くらい生きてるのにさ。

  2007年01月31日

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• ミステリー？！

  トイレに入った。ふと見ると、トイレの洗浄芳香剤（タンクの水が出てくるところに置くやつ）が空になってる！！夕方までは８割くらいまだ入ってたのに。なぜ？ミステリー・・・そう言えば、さっきほっちがトイレに入ったまま、２０分程どこかの世界に行っていた。・・・また、君ですか。　　　　　　　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊最近忙しくしておりまして、皆さんのブログ、読み逃げが多くなってます。ごめんなさい～～。でも、読ませていただいて元気をもらって、忙しさを乗り切ります！！

  2007年01月29日

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• 新聞の記事から

  今日の新聞で、こちらの記事を取材された記者さんのコラムがありました。作品にももちろん感銘を受けたけれども、会場にいた一番下の妹さんの言葉に心を動かされた、と。三人きょうだいの上の二人に障碍があると診断され、偏見が怖くて友人にも兄と姉の話はできず「なぜ私の家族だけ」と悩んだ事もあった。でも、多くの障害者と彼らを支える人たちと出会って、逆境にめげず毎日を楽しく生きる事の大切さに気付いた。それからはかけがえのない存在として誇りに思えた。「確かに私の家族は少し違う。でも、だからこそ多くの経験ができ、自分を見つめなおす事ができた。二人がいてくれて、この家族に生まれてよかったって思う。」１６歳でこんな事がさらっと言えちゃう妹さんもすごいけど、こんなふうに３きょうだいを育てたお母様とお祖母様はもっとすごい。朝からとっても、すがすがしい気持ちになるコラムでした　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日も日差しの暖かい一日。旦那は仕事なので、ちょっと遠くの大きな公園までほっちとあっちを連れて行ってきました。車から降りたとたん、リードから放たれた子犬のように走り去って行く二人。遊具もたくさんある公園で、思う存分遊んできました。ほっちはターザンロープに夢中。取り付かれたように何度も何度もやっています。ロープを握る手を片方放して「やっほー」とかやってる。危ないってば、落ちるよ～～～！！以前ブランコをしていた時、後ろに最大限揺れた瞬間手を離し、そのまま宙に舞った事を忘れたのか？！いつもはケンカばかりだけど、時には手をつないで楽しそうに滑り台をすべる二人を見て、私も幸せな気分の一日でした。張り切って一緒にシーソーに乗ったので、すこしお尻が痛い　　　

  2007年01月27日

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• ほっちと女友達

  ほっちは小さい時からじっとしていない活発な子だったので（つまり、多動ね・・・）元々男の子のお友達が多かった。おままごとやお人形遊びはほとんどせず、外で走り回ったり自転車飛ばしたり。それでも、入学後は放課後は女の子のお友達と約束してはお絵かきやシール交換なんてやってたのですが、秋頃からめっきり女の子と遊ぶ事がなくなって、約束してくるのは男の子ばかり。「もしや、女の子の仲間に入れてもらえないのでは？」とちょっぴり心配でした。昨日も帰ってくるなり、「遊びに行ってくる」と言います。聞くと、以前は良く遊んでいた近所の女の子。「おー、行っておいで行っておいで」と送り出しながらちょっとホッとする私。しかし、帰ってきたほっちは、明らかに不機嫌。ピリピリムード。案の定、あっちにちょっかい出したり、私に反抗してきたり。あっちに蹴りをしたので注意するとパニック。物を投げるほどのパニックは久しぶりです疲れたのかなぁ。女の子が４、５人集まったようですが、メンツを聞いたらお姉さんタイプの、ほっちとはとても対照的な子達。無意識のうちに合わせようと頑張ってたのかも。その夜は、夢遊病を発症。これまた久しぶり。ガチャッとリビングのドアが開いたので見ると、目の座ったほっちが入ってきて、「知らない？知らない？」と言いながら、一回りしてまた自分の布団に戻って行きました。ちょっと笑えたけど、そんなに疲れたのか～？と思うと、笑えない。今日の放課後は男の子二人が遊びに来ました。外で走り回ったり、うちに戻ってきて黒ヒゲのゲームで盛り上がったり、すっごく楽しそう！！ほっちの目も生き生きしてる。夜もご機嫌で「あ～、楽しかったぁ」と言って寝ましたこれから思春期に入っていくと、女の子のお友達関係ではきっと苦労するのだろうなぁ。主治医の先生にも言われたけど（こちら）。でも、友達に性別は関係ないよね。ほっちの事を解ってくれて、気の置けない友達がきっと出来るよ・・・そうであって欲しいと願う母であります

  2007年01月25日

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• SST 4回目

  １０月から始まったSSTも４回目。メンバーは固定じゃないんだけど、女の子に会った事がない。発症率が女の子の方がすごく低いらしいからあたりまえなのかな。　　　　って事は、我が家は「大穴」を当てたという事ね。　　　　　どうせなら宝くじとかも当たりたいんだけど。見学できないので、以下の事項は漏れ聞こえてくる声から推測される内容です。　　・今日やる事の説明。見通しをつけさせる為。　　・自己紹介　　　　　毎回名前と何か指定された事を言います。今回は「好きな食べ物」。　　　　　みんなが言い終わった後で「ぶどうが好きなのは誰ですか」のように　　　　　先生が聞いていきます（人のお話を注意して聞くことと、　　　　　記憶のトレーニング）。　　・ゲームを２種類程（ルールを守る事のトレーニング）。　　　　　ゲームは「勝ち負け」がはっきりするゲームをあえて　　　　　一つは入れているようです。　　・その回のメイン内容　　　　　今回は「位置関係」。「上・中・下」の位置の概念を確認　　・ごあいさつこんな感じだったでしょうか。だいたい４０分程。子供が活動中、親は主治医の先生と面談。私からは最近大きなパニックは無く感情を抑えられるようになって来た事、でも、溜めたストレスを解消するターゲットが妹になっているのがとても気になる事、「出来ない自分、みんなとちょっと違う自分」に気付き始めている事などを話しました。先生からは「ほっちちゃんが集中できるような、何か得意な事を見つけられると良いですね。没頭できて、自信が付くような物が。色んな事が解ってきて、意思もとてもはっきりしているから、今よりも成長してからの方が苦労は少ないんじゃないかと思います。周りから見た自分というのにも気付き始めているから、いずれは本人への告知もきちんとやってあげた方が良いタイプだと思います。」と言われました。最近気になっている事が・・・「女の子のお友達とぱったり遊ばなくなったんです。学校ではそれなりに絡んでいるようですけど、放課後遊ぶ約束をしてくるのは秋頃からは１００％男の子です。女の子から浮いてるんでしょうかね。」「ん～、まだ浮いているとか浮かせるとかいう年齢ではないと思いますが、まぁ、ほっちちゃんみたいなタイプは間違いなく浮きますよね。」先生、笑顔でキッパリ（泣）先生は今は普通の小児科の開業医さんですが、小児発達学専攻の方で臨床経験も長い。去年、STルームやプレイルームを整備して、療育を担当する常勤のSTの先生を雇い発達相談外来を始めると言うのを聞き、飛びつきました。受診に１年待ち、２年待ちも当たり前の昨今、ほんとにラッキーだったと思います。子供のSSTと親の面談含めて１回２０００円です。お財布にやさしい・・・。でも、いろんな特性の子が年齢だけで集められているので、内容がほっちに合っているかどうかというのはちょっと疑問。集団の中のルールや振舞い方は解ってる、解ってるけど出来ない自分をどうしていいかわからない、というほっちにはゲームなどをしていても「そんな事わかってるよ」って感じのようです。先生にはその旨伝えたのですが、ほっち自身が先生とお話をする「カウンセリング」のような感じの方が良いのかなと思います。３月までSSTに通ってみて、その後の療育の事はまた相談してみようと思っています。帰りに待合室でマンガを読み始めたほっち。会計後も３０分間帰れませんでした（涙）

  2007年01月20日

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• 授業参観

  ほっちの授業参観日でした。国語で自分の考えを発表するという授業があるそうで「絶対見に来てね！！」と言うので、昼から仕事の旦那も叩き起こして１時間目から夫婦揃って見に行きました。みんな「私はこう思います。皆さんはどう思いますか」というように発表して進んでいきます。ハキハキと発表する子、もじもじと小さな声で発表する子、笑いをとる子。ひとりひとりの個性が感じられて、見ていても楽しい。ほっちは手を盛んに挙げてお友達に対しての感想を言ったりして、なかなか元気にやっています。しかし、何を言うのかと思えば「声がちょっと小さかったと思います」非常にネガティブな感想。しかも笑顔。空気読めよ・・・一人終わるごとに『もうすぐ私だよ』って感じで振り向いてニコニコします。お父さんお母さんに見てもらうのが待ちきれない、って感じ。そして、次はほっちの番！！キ～ンコ～ンカ～ンコ～ン・・・なんとか終わりの礼だけはしたけど、お父さんのところに飛びついてきて顔をうずめ、泣くのを我慢しているほっちでした。人生、そんな事もあるよ、ほっち・・・

  2007年01月19日

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• ボランティアの日

  今日は、私の参加している子育て支援ボランティアの活動日。親子で遊べる子育て広場を開催する日です。今日の参加は１０組ほど。１歳くらいのお子ちゃまとお母さんが多く、お母さん同士もすぐ意気投合しておしゃべりに花が咲いてました。その間、私たちボランティアはお母さんたちがゆっくりおしゃべりが出来るよう、お子ちゃまを見ます。それにしても、子供ってかわいい！！人様の子なので一応理性で衝動を抑えますがあまりの愛らしさに「かぶりつきたい」ほど（笑）ほっちもこんなんだったなぁー、あっちはついこの間までこんな感じだったのになぁーとか思いつつ、心地よい重さを感じながら抱っこします。私に慣れてくれて抱っこをせがんできたり、一緒に遊ぼうと手を引いてくれたり。でも、おしゃべりしてスッキリしたのか、とってもいい笑顔で戻ってきたお母さんを見たとたん、お母さんのところへ飛んでいきます。やっぱりママが一番だよね時々、すご～く疲れた顔のお母さんもいます。子供はまったくじっとしていなくて走りっぱなし、お友達のおもちゃを取る、叩く、叫ぶ・・・昔の私とほっちを見てるみたいだよそんなお母さんも、帰る時に笑顔になってたりするとすごくうれしい。昔の私みたいなお母さん達はきっと今でもいると思う。そんなお母さん達の助けに、少しでもなれるといいな。それにしてもこのボランティアすると、疲れるけど元気になるの。お子ちゃま達には本当に癒される。それより何より、一緒にボランティアしてるおばちゃん達のパワーがすごい！！みんな元気だし、すごく楽しそう。ほっちの障碍がわかって、でも支援窓口がうちの自治体にはなくて「ご自分で探したら？」と言われて八方ふさがりのような気持ちになって落ち込んでた時、ひとりのおばちゃんからボランティアの連絡で電話がかかってきました。別に親しい人ではなく、ボランティアの時だけ会う人だったんだけど、誰かにすがりたい気分で「実はこれこれ、こうで・・・」とほっちの事を相談しました。そしたら、次の日には支援団体をいくつか紹介してくれたのです。おばちゃんネットワークを生かして調べてくれたみたいです。本当にうれしかった。次に会った時お礼を言うと、「あぁ、いいのいいの」って感じで特にほっちの事を聞くでも無く、すごく普通に接してくれてそれもうれしかったなぁ。今日もお子ちゃま達とおばちゃま達にパワーをもらって来たぞ！「子育て支援」とか言って、人を助けに行ってるつもりで実は自分が助けられてるのかもしれない

  2007年01月18日

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• 買い物も大仕事

  ご多分にもれず「待つこと」が嫌いなので、ほっちにとって買い物は退屈な時間らしく、小さい頃は本当に大変でした。ちょっと目を離すと一瞬で居なくなるし、パニック起こして陳列棚の商品をドミノ倒しするし・・・学校に行くようになってからはその間に買い物をするようにしてるから平和だったんだけど、週末に食材がなくなったので買い物に行かなくては行けないことに。予想に反してほっちは「買い物、行こう行こう～」と乗り気。なんとなく嫌な予感はするが、買い物も社会勉強だし連れて行った。店に着くとカートを「ほっちが押す」と言って聞かないので横にぴったりついて片手でカートを支えて一緒に歩く。おりこうさんでちゃんと押している。私が言う物を「傷んでないかな」なんてチェックしながらカートに入れていく。ちゃんと出来てるじゃん。じゃ、お母さんちょっと向こうのハム取ってくるわ～、ゆっくり歩いてきてね～、と言ってハムコーナーへ向かったが、なんとなく胸騒ぎ。ハムを手に取り急いで戻ると狭い通路でカートと一緒にクルクル回ってました。「すっ、すみません」と慌ててほっちを引っ張ったら「痛い！！」とプチパニック。カートごと逃走し、そのまま積んであった商品へ・・・大小さまざまなお菓子の箱のドミノ倒し。みなさん、ご迷惑おかけしました。会計が終わると何事も無かったようにご機嫌で「重いものは下♪」と言いながら袋詰めするほっち。勉強になったかな。でもお母さんは疲れた。疲れたよぉ～～～～

  2007年01月17日

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• それぞれの生活

  一人で出かける用事があって、久しぶりに都会へ出ました。土曜日だからか、買い物やレジャーの人達で街は大賑わい。普段ひじょーに狭い世界で暮らしているので、これだけたくさんの人を見るのは久しぶりです。私の前を歩いている若いカップル。手をつないで寄り添って、楽しそうにおしゃべりしてます。私と旦那さんも、こんな時期があったなぁ・・・。ほっちやあっちも、何年か後にはそれぞれの彼氏とこんな風に歩くのかなとか思ったてたらとっても微笑ましくて、若いお二人に『ずっと仲良くね♪』なんて、心で言ってみました。若いカップルの他にも、ファミリー、おば様グループ、学生さん。楽しそうに行き交う人達。（そういえば、おじ様グループって見なかった。ゴルフ場あたりに集まってるのかな）みんなそれぞれに家族がいて、それぞれに生活があって、それぞれの人生を歩いてて、そこにはいろんなドラマがあるんだろうなぁ、って思ったらなんかとっても勇気付けられて暖かい気持ちになって、『私も私の人生、頑張って歩こう』と思いました。そんな土曜日でした。

  2007年01月13日

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• 比喩、苦手です

  ほっちは、喋り始めは早かったけど語彙とか話す内容の発達は少し遅いようで、今でも突然話が飛んだり文脈がバラバラで何を言ってるのか解らなかったりする。比喩とかも苦手。対してあっちは、非常におませさんでお口の発達も早く、理路整然と話すし、どこで覚えるのかびっくりするような言い回しを使ったりする。夕食後にふたりでパソコンのゲームをやっていた。あっちは、お口は達者と言ってもそこはまだ４歳、パソコンの操作などはほっちにかなわないのでほっちが付きっ切りで手助け。「あっち～、お弁当セット洗うから持ってきて～」と言った私に、あっちは「ごめーん、いま手が離せないのー。ちょっと待ってくれるぅ～？」とても４歳児とは思えない口調。するとほっちが、「手、離せるよ。ハイ」と言って、あっちの手をマウスから離してあげましたとさ。洗い物しながら、笑いをこらえるのに必死でしたわ

  2007年01月11日

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• ３学期始まり

  ３学期が始まりました。ほっちは鼻の穴全開で、張り切って登校。あっちは久しぶりにお友達に会うのが恥ずかしいらしく身体をクネクネして照れながら園バスに乗って行きました。で、帰りは嬉しそうにバスから跳び降りてきたあっちとは対照的に、ほっちは少々荒れ気味。機嫌も悪く、執拗にあっちをいじめる。やっぱり学校では知らず知らずの間に頑張っちゃってるから、心も身体も疲れるんだろうね。でも、ストレス発散のターゲットにされるあっちが不憫・・・（涙）さて私は娘たちが登校、登園後は冬休みの間荒れ放題だった我が家のお掃除。あまりに散らかっていて、先日外出先から帰った時には「空き巣にやられたかっ？！」と思った程・・・散らかった物を片付け、久しぶりに掃除機をかけようとスイッチを入れると、ブォ～～とゴミが、吹き飛ばされて行った。「？！」７年前の掃除機、どうやら寿命のようであります。

  2007年01月09日

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• 期せずしてカミングアウト

  冬休み最後の日。ほっちの宿題も早めに終わらせていたし、今回はバッチリ！と思っていたら、あっちの幼稚園関係がスッポリ抜けてました。「雑巾２枚縫ってくる事」・・・ひぃぃぃ～～。「ピアニカのケースを作ってくる事」・・・ひょぇ～～～っ。無理です。制服のクリーニングも忘れてた・・・なんか、お弁当の食べこぼしのしみとかついてるけど、ま、いっか～、どうせまたすぐ汚すし～。　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊近所に、子供同士が親しくて、ママ同士の趣味も似ていて自然と親しくなったママ友達がいます。サークルをやっていたり、福祉のボランティアをしていたりと、お上品な外見に似合わずパワフルな人。年末にお茶をする機会があったので、親族以外で初めてほっちの事を話してみました。すごくすんなりと理解してくれて、「話してくれてありがとう。色眼鏡で見るような事なく、特別扱いしないでこれからもほっちちゃんを見ていくね」と言ってくれました。今まで親族と担任以外にはほっちの事を話してはいません。知的な遅れが無く、発達障害にしても非常にボーダー付近のほっち。家ではパニックなど大変ですが、外では「ちょっと変わった子」に見える程度なので、逆にカミングアウトしたところで・・・という感じだったのです。でも、考えてみれば別に恥ずかしい事でもなんでもなく、隠す必要もない事なんですよね。それが「ほっち」なんだから。そして今日は地域の新年会。みんなで鏡開きしたお餅を食べます。子供達は大騒ぎ。日頃仲良くしてる親子も来ていました。以前ＳＳＴに行く時にその親子に会い「これから医者～」という話をしたのですが、「ほっちちゃん、この前何のお医者さんだったの～？」と何気なく聞かれました。そして、「実はね、発達のアンバランスがあってね・・・」とすんなり話している自分がいました。そのママも別に驚くでもなく、「そうだったんだ～。色々あんだねぇ」なんて普通に返してくれました。話すことで回りに余計な気を使わせてしまうんじゃないか、『障碍がありますから何かあっても我慢して下さい』と取られるんじゃないか、とか思っていたけど、そうじゃないみたい。親しくなってずいぶんたっているので、ほっちの人となりを充分わかってもらった上の告白だから良かったのかな。しかし・・・想定外の事がひとつ・・・地域一番の情報通で噂好き、彼女に話すとみんなにバレると言う、ご婦人に聞かれてしまった。別名「分配器」　　←勝手に命名　「何の話～」と来たので「ちょっとね・・・」とごまかしたのですが彼女が察するはずもなく、「ほっちちゃん、何？医者？何かあったの？」とマシンガンのように聞いてきます。めんどくさくなったので、さらっと話しました。気の良い人なので「そうだったんだぁ～・・・」と理解はしてくれたのですが、何しろ「分配器」、情報がねじまがって広がらないうちに、あと２、３人の親しいママには自分から話しておかなくてはという事態に。でも、良い機会なのかも。「分配器」さんに感謝（笑）ママ友に「でもさ～、すごいよ。我が子に障碍があるとか解ったら取り乱したりしそうなのに、全然普通にしてるね。」と言われました。そういう時期は通り越しただけです～。散々悶々としたんです～でも、そういう風に見えるんだ、私。という事は少しは腹も出てきた座ってきたという事かな。さぁ、明日から３学期。また早起き生活だ！しまっていこう～

  2007年01月08日

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• まったりした一日

  「　まつぼっくりが　あったのさ～　　たーかいおやまに　あったのさ～　　ころころころころ　あったのさ～　　おさるがひろって　たべたのさ～　」　　　　　　　　あっちの麗しい歌声「まつぼっくり　小林旭風さすらいバージョン」で目が覚めた本日。何度教えても、こう歌うのよね・・・今日もまた寝坊。あちゃ～。来週からは学校や幼稚園も始まる。夜中まで起きていて朝遅く起きるという、この自堕落な生活パターンを早く修正しなくては。今日から修正予定だったのに、撃沈。さて、電子ゲームを手に入れる為お手伝いを課されたほっちですが、次の日にはすっかり忘れていましたいつもこうなんですよね。約束事や目標を決めても、その事自体を忘れてしまうし、紙に書いて貼っておいても貼った事を忘れる療育によく使われる「ゴールカード」とかも、効果があるのはほんの２日ほど。その後はカードやってる事自体頭から抜けちゃう。しばらくしても思い出さないようなので「頑張ってお小遣いもらうんだよね」と言うと「あ、そうだった！！」と思い出した模様。言われなくても自分から行動したり、あっちに優しくしたり、言われた事にはきちんと返事する。別人かっ　←タカアンドトシ？ご本人も「なんかさー、我慢とかするのもへっちゃらって感じなんだよねー」と余裕の発言。お金がかかるとこうも違うものなのね・・・お陰で、明日には電子ゲームゲットできそうです今日は暖かかったので外遊びの一日。ほっちはサンタさんからもらった一輪車の練習。２０メートルくらい進めるようになったよ。あっちは縄跳び。２回跳べました。お日様の中、汗をかく程遊びました。ちょっと子供の相手をしただけで、ふくらはぎがパンパンの私。今年は少し体力作りにも励まなくては

  2007年01月05日

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• お年玉でお買い物

  「はーっ。」子供が寝ると、ほんとに大きなため息が出ます。子供とべったり過ごせるお休みは楽しいけど、やっぱり大変朝から晩まできゃーきゃーぴーぴー。ぐったり疲れます・・・ところで、今のお年玉の相場って一体どれくらいなんだろう？私の実家も旦那の実家も孫にお金をばらまくタイプではないので、その点はとても感謝しています。私は、孫に何万円もするような物をホイホイ買ってしまうおじい様おばあ様には首を傾げてしまうタイプなので（ちょっとうらやましいケド。）。ほっちのお年玉は合計６千円。あっちは４千円。その中からほっちは２千円、あっちは千円自由に買い物してよい事としました。そして今日ショッピングセンターへ。ここで、全く違う二人の性格が出る。あっちは、クリスマスにサンタさんにもらったリカちゃんの妹を買うと既に決めているので、それにまっしぐら。そしてほっちは、売り場の中をうろうろしながら、ひとつひとつのおもちゃに心奪われて決まらない。ほっちの特性で「今」が全て、先の事を考えるというのは苦手なので、気に入ったものが特に無くてもとりあえず何か買おうと思ってしまいがち。「気に入ったものが無いなら他のお店も見て見よう」と言うと、「う～～」とパニック寸前のうめき声を上げながらも付いてきました。次のお店でもなかなか良いものがなくうめき声は大きくなり、とうとう店の陳列台をガタガタさせ始めました。『こんな場所でパニックしてくれるなよ～』と祈る思いでいると、旦那が近寄り「隣のお店にお父さんが見たいものがあるから、一緒に来てよ。そして、また戻って来よっか」とささ～～っとほっちを連れて出て行った。なかなかやるじゃねぇか他の場所に行って気分も変わったのか、戻ってきた時にはひとつの電子ゲームに決まったようでした。が、２千５百円。足りない・・・ここでただ「足りなくて買えないよ」と言えば、他の２千円以下のおもちゃを探しなおして買うであろう。親が五百円足してあげるのは簡単だけど、それも避けたい。我慢をして待って、本当に欲しいものを買う事の達成感を感じさせるチャンスだと思って、　・このゲームを買うには５百円足りない事　・何かお手伝いをしてくれればそれによってお給料をあげる事　・少し待つ事になるけどお金を貯めれば買える事を説明しました。「何か買いたい～、何か買いたい～」と少しゴネましたが、最後には納得して今日はがまんできました画像はちょっとピンボケだけど、うちの新しい家族のリカちゃんとミキちゃんで～す。私もリカちゃん遊びしたので、懐かしい♪微妙に顔が今風に変わってるのね。ピアスとかしてるし、小５なのにリカちゃんってば不良～。ミキちゃんに至っては、４歳なのにウェーブヘアー。香山家は乱れている・・・さて、ほっちは明日からお手伝い頑張ってくれるかな。

  2007年01月03日

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• 去年を振り返って＆これから

  明けましておめでとうございます年末にかなり悪玉の風邪菌にやられた私。娘二人は心配して母をゆっくり休ませてくれる・・・という玉ではなく、ギャーギャー駆け回ったりケンカして大騒ぎしたり。身体だけでなく精神もやられそうな勢い。寝室で寝ていると急に静かになったので「あやしい」と直感し出て行くと、札束を握り締め外出しようとしていたほっちと遭遇。ほっちは予想外の展開に固まりながら「あうー、あうー」とオットセイのように呻いている。「どーしたの。そのお金。」「うー、おー、おばーちゃんからお年玉だってー。　ポストに届いてたー。はいっ」と笑顔で返されたが、このお金で何かを買いに行こうとたくらんでいたのはバレバレである。そんなこと後から絶対ばれるのに、この「先を読む力の無さ」は今後じっくり指導していかないと、この子自身が困るだろうなぁそして旦那は、溜まった洗い物も死ぬ思いで干した洗濯物にも目をくれずどっかり座ってテレビ三昧。ちょっと回復して買い物に行けば、正月用品でずっしりの袋２つを私に持たせ、スタスタ先を歩いてゆく・・・１０年経つと、こんなもんなのね・・・涙より怒りだわ　　　　とにもかくにもなんとか大晦日の朝に復活し、形だけでもお正月を迎える準備ができました。心配して下さった皆さん、ありがとうございましたどんな風邪薬より効果があった気がしますヨ。　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊去年はなんと言っても、ほっちの診断が春に下りた事が大きな出来事でした。それまでは目に見えない黒雲が我が家の上に停滞しているようだったのが、黒雲が切れて空が見え始め、時々土砂降りになったりもするけど、晴れが続く日が多くなりました。こんな日が来るとは・・・ずっと「育て辛さ」を感じて、もがいて、子供も自分も家族も傷つけて。自分の子なのに愛せない、可愛がれない自分を責めて。でも、今は事実をしっかり見つめて前へ進もうとする自分がいます。ほっちの事全部受け止められてる訳じゃないです。「もー、嫌だ」って思う事はしょっちゅう。でも、「かわいいなぁ～、愛しいなぁ～」と思えるようになったのは私にとって大きな変化でした。きっと、このブログのお陰。みなさんの支えのお陰。一人じゃない、仲間がいるって思える事はこんなにも大切な事なんだなって実感しています。ネットの世界でのやり取りって正直ちょっと引いてたんですよ。「オタク」のイメージあったし。でも、ずっぽりハマっちゃいました～。皆さんのブログには共感し、癒され、涙し、勉強させて頂き、勇気をたくさんもらいました。本当にありがとう。今年もどうぞ宜しくお願い致します。皆様とご家族に取って、素敵な一年になりますように・・・　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊・・・と、年始の厳かな気分に浸っていたら、あっちをひっぱたいてとーちゃんに怒られたほっちがパニック。靴箱やらおもちゃ箱やら椅子やらをなぎ倒しての大暴れ。今年も前途多難・・・がんばらにゃ～。

  2007年01月01日

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• 熱っ！！

  熱を出してしまいました。田舎の家に行っている間、少し風邪っぽかった子供達の菌を一手に引き受けたようで子供達は元気になったものの、私は昨晩から３９度さすがに３９度となると立って居られません。お薬飲んでガーッと寝たら３８度に下がって少し楽になったけど、まだ頭がガンガン痛い。お正月の用意が終わってないのに～。クリスマスツリー、まだ出しっぱなしなのに～。今日中に治すぞ！！皆様もどうぞご自愛下さい。

  2006年12月29日

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• 田舎の家

  お久しぶりです両親の（私の）田舎に行ってました。文字通りの田舎だけど、山が近くて空気が澄んでてとても良い所です。この季節は山は雪化粧のはずなんだけど、今年は暖冬で山肌が見えててあまり綺麗じゃなかった～。スキー場も軒並み閉鎖でがっかりでした（ほっち、スノボーに挑戦するんだと鼻息が荒かったのですが）。普段両親は田舎の家にはもう住んでないのだけど、私達が行くと聞いて車を走らせ来てくれました。じーちゃんばーちゃんに会えて娘達は大喜び。楽しい滞在でした。クリスマスは田舎の家で迎えた訳ですが、二人は「じーちゃんち、サンタさん知ってるかなぁ。ほっち達がじーちゃんちに居るって知らないで、プレゼント持って来れなかったらどうしよう・・・」と非常に心配していました。でもちゃんとサンタさん、来ましたよ！起きるなり、枕もとの包みを見て大喜び。ほっちは「私、サンタさんが来たの気付いたよ！！」とコーフン気味。欧米の風習をちょっと真似してテーブルに置いておいたドーナッツとミルクが完食されている事に「サンタさん、ちゃんと食べてくれてる～～」と、またまた大コーフン！！　　　　　　　実はとーちゃんが食べたんだけど。その夜、じーちゃん達とのクリスマス会の最中、ほっちがパニックを起こしました。クリスマス会の「おわりの言葉」をあっちが間違えて言ってしまった事に対して爆発ちょっとなんですよ、ほんの一言間違えただけなんだけど、それが許せないんだよねー。あっちに物を投げたり罵声を浴びせたりしたのですが、大好きなじーちゃんばーちゃんの前で失態を見せてしまった恥ずかしさからか、ピークを過ぎてもなかなか気分の切り替えが出来ず・・・かなり長い間荒れていました。いつもほっちの事では「ちょっとワガママなだけだ」とか「そのうち自然に良くなる」とか言っているじーちゃん。でも今回、ほっちの苦しさを目の当たりにして「一番つらいのは本人だなぁ」とつぶやいていました。そしてほっちの横にいて、やさしく接してくれました。自分勝手な「オレ様」で、いつも自分が正しい、人のペースは引っ掻き回しても自分のペースは絶対に乱さない…そんな父が私はずっと苦手でした。何かあると話しも聞かず「お前が悪い」と言う父に「あんな親にはなるまい」と思った物です。そんな父がほっちの辛さを解ってくれてると言う事に驚き、丸くなったなぁ、父も年を取ったのだなぁと感じました。じーちゃんとばーちゃん。まだまだ長生きしてほっちとあっちを見守って欲しいな。

  2006年12月27日

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• 冬休みっ！！

  子供達が冬休みに入りました。ほっちの通知表は「がんばりましょう」が無くなって、すべて「できました」と「よくできました」になりました「よく出来ました」の全体数は減ってしまってるんだけど、「がんばりましょう」が消えたのはすごいよね。がんばった！所見の欄にも良い事しか書いてなくて、先生ありがとう。あっちにも、生意気に通知表があるのですが、優等生らしく、そつのない内容。でも、「失敗をすると落ち込みが激しく立ち直るのにかなりの時間を要します」という所見には笑いました。家でもそうなんだもん。プライドが高いおマセなお姫様タイプなので、何かあると『このあたくしが・・・失敗してしまった・・・』と悲劇のヒロインになっちゃうんだよね～。明日から２週間、朝から晩まで子供が居るのか～。考えるとうんざりだが、でも、ちょっぴりうれしい公園に行ったり、工作をしたり、お料理したり、日頃なかなかゆっくり出来ない事を一緒に楽しもう。一大イベントのクリスマスもあるしブログの更新は遅くなりそうですが、皆さんのところへはチョコチョコお邪魔しますね。

  2006年12月22日

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• ザリガニちゃん

  「水系ペット」のテーマで初めて書いてみますが、ペットなんだろうか、こいつは・・・夏に家の目の前のドブ川にほっちがジャブジャブと新品の靴下と靴のまま入り（泣）、素手で捕まえてきたザリガニ２匹。お盆に１週間ほど放っといたら１匹は茹って死亡。１匹は脱皮を経て現在も生存中。ほっちやあっちが世話をするはずもなく、私もそんなにマメで無い為たまに水替えをしてやる程度なのに１００円ショップの小さい水槽の中で健気に生きている。基本的に玄関の脇（戸外）に放置。冷え込みが厳しくなってきたある朝ふと見ると、腹を見せて浮かんでいた。「げ！！」びっくりして水槽を叩くと、向こうもびっくりしてハサミを振り回した。寝てただけなのね。あー、よかった。それ以来定位置がリビングに昇格したのだけど、基本的に台の上に放置。先日、夜遅い時間にブログ更新していると「カサッ、カサッ」と音がする。そして時々「コツン」とかいう音も。見回してみても、変わった事は無し。またキーボードを打っていると「カサッ」。音の主はザリガニちゃんでした。水槽に敷いてある小石を積み上げてるの。ハサミと足を上手に使って、ひとつひとつ、ゆっくり丁寧に。一生懸命なのか、私が近寄っても気付かない様子。「へー」と感心して、しばし見入ってしまいました。積み上げた石が転がって落ちてしまうと「あーぁ」って感じでまた同じ石を掴むのですよ。すごい！！・・・かわいいかも・・・それ以来、毎日声かけしています。心なしか、ザリガニちゃんの表情も明るい。でも、そろそろ臭くなってきたので石の山崩して水替えします。許せ、ザリガニちゃん。

  2006年12月20日

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• 読み取りって難しい

  ほっちは昨日の朝礼で「多読賞」で台の上に上がって表彰されたそうです。１学期に続く受賞です。すごいぞ「あー、キンチョーしたー」と言って帰ってきたが、母は見逃さない。君の鼻の穴が膨らんでいたのを。　←自信満々の時の目印　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊学期末だからか、小２でもテストがあるらしく持ち帰ってきます。今のところ算数も国語もなんとか付いていってるみたいだけど、文章題などの読み取りが少し苦手で、時々スポーンと抜けてるところがあります。それを見つけるのがけっこう楽しかったりする。国語のテスト。力太郎という男が化け物と戦って危なくなり「これじゃいかん」と思い「相手を下から蹴り上げた」というお話。　　お話を読んで答えなさい。　　　　　　　　　１．危なくなった力太郎が思った事はなんですか。　　　　　　　　　　　「こいつ、強いよ。ぼく負けちゃう。どうしよう」　　　　　　　２．その後力太郎がした事はなんですか。　　　　　　「鬼の棒を握り締めて力を込めてたたいた」元々のお話は完全無視です。オール・フィクション・バイ・ほっち。鬼なんて出てこないし。お話を読んで、って書いてあろうがっ次はわにが２匹出てくるお話。　　次の＜　＞に、文章に合うように「もう」「まだ」を入れましょう。　　　　　　　「１＜わにおくん、おはよう朝だよ。＞　　　　２＜おはよう、わにたくん。＞　　　　」　・・・「もう」か「まだ」だよね。ね。ねっ。１学期の時のテスト。赤い小魚達の中に１匹だけ黒い小魚「スイミー」。大きな魚に食べられたら怖いという他の赤い小魚たちにスイミーは皆で身体を寄せて大きな赤い魚の形になり敵と戦うという提案をします。その時身体の黒いスイミーは自ら魚の「目」の部分の役を志願して怖がる仲間を誘導します。　　　なぜスイミーは「ぼくが目になろう」と言ったのでしょうという問題の、ほっちの答えは一言　　　「目立ちたかったから」あんたらしい考えだよこう言うのを発見するのがおもしろいんだけど、テスト見て笑っていられるのも低学年のうちなのかしら・・・

  2006年12月19日

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• 「みてハッスル　きいてハッスル」再放送

  先日お知らせした軽度発達障害児向けの教育番組「みてハッスル　きいてハッスル」の、２学期の内容まとめて再放送が今日から始まってます。ビデオ録ってほっちにも見せよう

  2006年12月19日

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• 初画像っ！！

  画像は、やっぱり携帯からアップするのが私には一番簡単みたい。最近のＩＴ化の波にはうまく乗れず、少々溺れそうな私です。アドバイス下さったみなさん、ありがとうございましたm(__)m初画像は、娘たちがフェルトとビーズで作った小物です。二人で一生懸命やっていました。小さい頃からはさみは使わせていたので上手なのですが、フェルトはフニャフニャして切りにくいようで苦労していました。それでもしばらく悪戦苦闘の末、これだけの物を作りましたよ。上３つがほっち、下２つはあっちの作品です。どぉ？どーよ？上手いっしょ？？ね？！（←親バカ）サンタさんにプレゼントするんですって二人の頭の中はクリスマスで一杯のようです

  2006年12月18日

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• 寝てても喋る

  就寝中、どこからか歌声が・・・声の源は、あっち。「ジングルベ～ル、ジングルベ～ル、鈴が鳴る～♪」ワンフレーズ完璧に歌い、また寝息をたてました。この間の音楽発表会の夢でも見ていたのでしょうか。あっちはハーモニカと木琴。と言っても、ハーモニカは「ド」と「ミ」の部分を吹くだけ、木琴は叩くだけ（音程関係ナシ）でしたが、立派に出来ました。それにしても、小さい子達がたくさん舞台に並ぶ姿はたまらなく可愛かったですところで、ほっちも小さい頃から睡眠障害があってよく喋ったり、叫んだり、歩き回ったりしてました。今でも時々喋るんだけど、この間のは、「ゆいちゃん、逃げてっ！早くっ！！」ゆいと言うのは、ほっちの一番上のいとこ。確かこの日が大学の推薦入試の日であった。何か不吉な事でも起こったのかっ？怖くて結果を聞いていません。ひどい夜鳴きや発達上の気がかりも、健診の度に相談し訴えたけどいつも「そのうち治る」とか「心配ない」ばかり。ただただ年月が過ぎて行き、睡眠障害の事も発達障害の事も、全てテレビやネット等のメディアからの情報で気付いた事でした。しかるべき所がその役割を果たしてないような気がします。藁をも掴む気持ちで行った児童相談所でも、アンバランスな検査結果が明らかに出たのに「様子をみたらどうでしょう」の答え。もう充分様子は見たんですっ今悩んでる人達が同じ思いをしないように、声を上げていかないとなぁ。

  2006年12月16日

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• 面談ですっきり！！（続き）

  （前回の続きです）その後、先生には家での荒れっぷりや、行方不明で警察のお世話事件や旅館の非常ベル押しちゃった事件等、あんな事もこんな事も今までの武勇伝をお話しました。話しながら自分で大笑いしちゃったり、一気にムードが和やかに。事件も過ぎれば笑い話ですね～。意外な事に、先生はほっちが衝動的に前髪を授業中に切ってしまった事や机に給食のデザートを入れておいたのをすっかり忘れて腐らせていた事をご存知なかったです。どうやらほっちはうまくごまかしていた模様。そういう能力は非常に長けてるんだよなぁ～。先生は「これからはもう一歩踏み込んでほっちちゃんを見ていきます。ちゃんとやれているので、正直言って手を貸したり口を出して良いものか迷っていました。」と仰いました。教育のプロとはいえ、クラスには気になる子が何人かいる、しかも皆違う特性を持っているとしたら、どうアプローチしたらよいか迷うのも無理はありません。私が「なるべく手数をかけないように」と具体的な支援をお願いしなかった事が逆に先生を迷わせていたのだなと反省しました。そして、具体的な支援をいくつかお願いして帰ってきました。いろいろお話できて、なんだかすっきり！やっぱり、こちらから伝えるってすごく大切な事なんだと実感。まずは知ってもらう事ですもんね。今までは自分ひとりでなんとかやろうと思ってたけど、誰かに「手伝って」という事も悪い事じゃないんだな、と思えました。この先生のクラスでいるのも、あと３ヶ月。ほっちにとって過ごしやすい学校生活になりますように。

  2006年12月14日

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• 個人面談ですっきり！！

  今日は午前にあっちの音楽発表会、午後はほっちの懇談会、と忙しい１日でした。ほっちの担任の先生は５０才くらいの、学年主任もしていらっしゃるベテランの方です。特別支援学級を担当した経験もおありで、発達障害の事もいろいろ勉強して下さってます。もともと私自身が「先生は敬う」とか「人様にあまりお手数かけない」と考えてしまう性格だし、学校でのトラブルはほとんど無いそうなので、今までは特別に支援のお願いはしていません。けれども最近は私の言う事は以前にも増して聞き入れにくいお年頃になってきたようだし、私も一人でフォローしていくのに限界を感じてきた事もあって、今回の面談ではぶっちゃけて色々な事をお話しました。まず先生のお話では、学校では相変わらず大きなトラブルも無く勉強もついて行けてるし特に目立たないとの事。ただ、朝の始業前に読書タイムがあるのですが、授業が始まってもなかなか読むのを止めなくて、一旦止めてもまた本を出してしまったりする、との事。読書大好きだからね～・・・それと大きなトラブルにはなっていないけれども、授業での話し合いなどの場面で自分の意見を押し通そうとしたり、お友達に強い口調で食って掛かったりする事がある、と。ああ、目に浮かぶ・・・良い面では、図書室からの本の借り数がダントツ１位！！また今年も「多読賞」で表彰されるそうです。すごいね、ほっち！！それから、絵がとても上手に描けるそうです。将来は文学関係か、芸術関係かなぁ～（親バカ）私からは、　　　　・別の病院で検査を一通りしたが、やはりＡＤＨＤと言われた事　　・最近ずいぶん我慢できるようになったし、我慢しよう　　　という姿勢が見られるようになった事　　・でも溜める事が出来るようになった分、一回のパニックがすごく、　　　学校のある平日の夜が多い事を伝えました。先生はほっちの事をとても好意的に見てくれていて「元気一杯で好奇心旺盛で良い子」「ほっちちゃんは大丈夫」「もっと心配な子はたくさんいます」って良く言って下さいます。『うまくやっているなら・・・』といつも「そうですか」で終わらせていたのですが、でも、ちょっとひっかかっていました。ほっちが学校で「大丈夫」なのは、実は自分の能力以上に頑張っているからだと思う。他の子と比べて目立たなくても、ほっちがしんどさを抱えているのは事実で、だからそのストレスが帰宅後にパニックという形で出る。それを解っておいて頂きたいのでこう言いました。「学校でのほっちが、本当の姿だと思って接しられると、本人は辛いと思います。あれはいっぱいいっぱい頑張っている姿なんです。」先生は『はっ』とした顔をされて、「そうですね・・・本当によく頑張ってます」と言ってくださいました。　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ほっちの体操教室の時間になったので、また後ほど・・・

  2006年12月14日

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• 近頃のほっち

  最近めっきり落ち着いてきたほっち。時々パニックになる時はすごいけど、それは「溜められる＝我慢ができる」ようになって来た分一回の噴出量が多いからだと思う。落ち着いてきたのは喜ばしい事なんだけど、以前の「完全に行っちゃってる」系のぶっ飛び行動（これとかこれとか）が減ったのはちょっとつまんないなぁ～なんて思ってしまいます。今までは叱ってもまったく懲りないというか「への河童」状態で、全く違う話題を話し出したりおちゃらけたり・・・だったのですが、最近は叱った後しょんぼりしてはらはらと涙を流したり「またやっちゃった・・・」って泣き叫んだり。自分を客観的に見られるようになっってきた気がします。だから「解っているのに出来ない自分」が許せない、悲しい。以前にも書いたけど、やっぱり「９歳の壁」の助走なのでしょうか。って事は、ここが親としての踏ん張り時、大切な時なのでしょうが、反抗期も重なっているのか、私の言う事は聞きたくないらしいし、どう接したらよいのか、ずっと戸惑っています。宜しければ、アドバイスお願いします。明日個人面談です。何をお話したら良いやら・・・・

  2006年12月13日

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• 軽度発達障害児向けのテレビ番組

  ＮＨＫ教育の「みてハッスル　きいてハッスル」という番組ですが軽度発達障害を持つ子供を対象に作られているそうです。月・水曜日の午前中にやっていますが、１２月１９日から２学期の内容をまとめて再放送をするみたいですよ！ソーシャルスキルトレーニングのような内容とか、ＬＤのお子さん向けの視覚のトレーニングのような内容があって、ほっちは喜んで見てます。一応小学生くらいが対象かなと思います。ホームページもあります。みてハッスル　きいてハッスルＳＳＴが一緒のお母さんたちがみなさんご存知なかったので、けっこう知られてないのかな～と思って書き込みしま～す。ご参考までに

  2006年12月11日

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• 血っ！！！

  今日は地域の夜間パトロールの当番でした。子供達は旦那に預け、いざ出発。ふだんは夜に外出などしない真面目な主婦なので（笑）、こんな用でも「夜のお出かけ」はちょっとうれしい。ちょっと夜のドライブ気分でした。青い回転灯のついた車だったけど。運転してたの、おじいちゃんだったけど。帰ってくると３人でお風呂に入っている最中でした。なんだか、騒がしい声が聞こえてきます。「ただいま～」とお風呂のドアをあけると・・・血まみれのあっちが・・・「ひぃ～～～～～～～～～っ」あっちは粘膜が弱いらしく、鼻血をよく出します。ちょうど鼻血が出た所で、私が扉を開けたらしい。血行が良くなってるのでドバドバ出るんですよ、これが。鼻から首を伝って、お腹の辺りまで血まみれ。血まみれのまま笑顔で振り向く子供・・・ちょっとしたスプラッタムービーでした。あ～、びっくらこいた。

  2006年12月09日

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